2024 XTERRA JAPAN 丸沼 (original) (raw)

日時 2024.8.24 (土)
場所 群馬県片品村 丸沼周辺
Swim:丸沼
Bike/Run:丸沼/大尻沼周辺トレイル
天気 晴れ⇒曇り⇒落雷豪雨 30℃前後

結果 1位 / 14人 完走11人(女子3人 / 男子8人)
RESULTリンク
http://www.xterrajapan.com/wp-content/uploads/XTERRA-JAPAN-2024-Marunuma-result-0825-1.pdf

・Bike 2021 SPECIALIZED Epic Evo Expert
・Tire FAST TRAK / 1.4bar (Front / Rear)
・Shoes Bike:BONTRAGER / Run:MERRELL LONG SKY 2

丸沼ロングディスタンス2年目。
昨年はMTB後半で失速、RUNはただ耐える走りで4位。
順位はともかくとして、納得行く走りでゴールするのが目標。

昨年優勝のシノザキ選手が圧倒的優勝候補。
次いで、昨年2位、根の上2連覇中のヨシモトさん。
さらに、昨年フル2位のカタヤマくん。
自分はこれに次ぐ感じで、どこまで絡めるか?
がしかし、前日の試走で、シノザキ選手が負傷でDNSになってしまった。
天気もレース中から豪雨の予報で、サバイバルレース確定な感じ。

当日は5:00起床。
朝風呂入り、部屋で軽く準備、その後、トランジッション準備へ。
バイク関連、ラン関連、補給関連を準備する。
7:00、環湖荘で朝食、朝食後は部屋に戻り、着替え諸々済ませチェックアウト。
8:00ブリーフィング、その後、スイムチェック、9:00レーススタートと忙しない。


(左から、さわやん、AZ、自分、クボさん、イズミちゃん。コスギくん、カトウくんはどこ行った?)
スイムチェック済ませ、忘れ物に気付き、一旦クルマに戻る。
急いでスタートに戻り、スタートに備える。
ロングディスタンスのスタート、全く緊張はないが、代わりに長い旅が始まるな~と思う。

9:00、フル&ロングディスタンス、同時にスタート。


#1 Swim 2km(500m×4Laps)
フルの選手に紛れ、比較的前めからスタート。
周りのペースに惑わされず、10:00/Lapを目標に、進路確認しロスしないように。
トランジッションまでの移動含め、目標タイムは42分。
1周目終わり、フルのコスギくんに追いついてしまい、そして抜いてしまう。
Swim得意なハズ、今回こそは自分に勝つと言っていたのだが・・・
2周、3周と順調に泳ぎ、少なくとも10:00/Lap以内を刻む。
4周目に入り、フルの選手が一気に履け、一層泳ぎやすくなる。
ラスト直線、ピンク帽(女子ロング)選手を抜く(おそらく轍屋ユキちゃん:3周目)。
心の中で「あと1周頑張れ~」と囁き、自分は37分半ほどでSwim Up。
目標に対して2分半ほど上回った。素晴らしい!

移動、ウェット上半身を脱ぎながら走り、石垣上ってトランジッション到着。
移動1分半、トータル39分ほどで、最終的には目標より3分ほど速かった。
Swim Upは、アカマツさん、カタヤマくんに次いで3位。

Lap1 08:58
Lap2 09:18
Lap3 09:45
Lap4 09:38
T1移動 01:24
Time / S順 0:39:03 / 3位

実質1Lap=450m、02:00~02:10/100mペース。

Transition 1
今回からトランジッションでも補給を摂る作戦。
MTBで持って行く分を減らすのが目的。
ひと纏めにした補給(アミノ酸ゼリー、ベスパ)を摂る。
いつも通り順調にこなすも、事前に装着していたカーフガードの上にソックス履いてしまう。
これを両足直したりしてタイムロス、目標3分を大幅に超えてしまった。

Time 0:03:44
通過 0:42:47 / 4位

#2 Bike 45km(15km+10km×3Laps)
目標タイムは何となく設定するも、コースが少し伸びたんで意味ナシ。
シノザキ選手DNSのため、Bike通過をトップで戻ることが目標で走る。
昨年最初にこなしていた環湖荘周辺トレイルは最後になり、いきなり湖畔トレイルを走る。
とにかく長いパートなんで、心拍数を見ながらの走りを徹底する。

1.丸沼湖畔トレイル
トレイルに入るや早々に、フルディスタンス選手に詰まる。
大尻ダムへの上り、無理言って先行させてもらう。
連続スイッチバック下り、「乗っていきまーす!」と言って抜かさせてもらう。

2.大尻沼湖畔と林道上りの周回、約10km×4周回。
長丁場区間の始まり、1周48分くらいを目安に走る。

1周目、大尻沼湖畔、いつも以上に抜く選手多くて大変。
林道ピークで、XTERRAお初のトシオさん、女子トップのユウコさんを抜く。
下りでトップと思われるカタヤマくんを抜く。アカマツさんは知らん間に抜いたようでトップに立つ。

2周目、1周目同様、まだまだ湖畔で抜くストレス多し。
林道序盤、フル1周目のAZに追いつく。当たり前だがまだ元気そう。
中盤でコスギくん遭遇、今年は自分を牽こうとしてくれたが、早々に千切れた。

3周目、ようやっと抜くストレスがなくなり、自分ペースで走れるようになる。
林道直前のエイドでコーラを補給、停止10秒弱ってところか。
昨年はこの周回でヨシモトさんに追いつかれたが、まだ追いつかれず。
しっかり補給も摂り、まだまだ脚には余裕あり。

4周目、昨年はこの時点で、キツくなっていた模様も、今回は元気。
根の上の時もそうだが、ロングで且つそこそこペースを刻む走りが定着してきたと思われる。
3周目同様にエイドでコーラ補給、その先すぐで、ロング3周目のクボさん追いつく。
今回は4周目に入れそうな感じであり、ひと声かける。
未だヨシモトさんには追いつかれずで周回を終える。

3.湖畔戻り
早々の大尻ダム上り、スイッチバック等を無理なく押して上る。
ピークからは乗車、以降はフル乗車で気持ち良く走り戻る。

4.環湖荘周辺トレイル
昨年よりも乗りやすくなり、当然のフル乗車でこなす。
最後の長い上り、ここに来ての上りはキツイんで、無理のないギヤ比で回して上る。
下りを経て、環湖荘裏のトレイル(新規)をこなし、再び沢を渡る。
無理くり切り開いたトレイル行き、トランジッション到着。

会場はフルディスタンスの各選手のゴールがメインとなっており、ロングトップ選手には気付いてくれずだった。

周回前 07:50
Lap1 47:02
Lap2 47:58
Lap3 51:15
Lap4 50:34
周回後 24:51

Time / B順 3:53:14 / 2位

Transition 2
補給摂取、シューズ履き替え、今回はザックを背負う。
ロスなくスムーズにこなし、最終Runに向かう。

Time 0:02:13
通過 4:32:17 / 1位

#3 Run 20km(5km×4Laps)
ラスト種目、20kmのRun、今回は余力を持ってスタート。
走り出しも良く、いつになく軽快に湖畔を走って行く。

・1周目
ニガテな湖岸ガレ場も脚があるせいか、昨年よりも軽快に走れている。
Run2周目のさわやんに会い、その後AZにも会い、2人共元気そうだった。
雷がゴロゴロ、雲行きも一気に怪しくなし、そこから間もなく、雨が降り出す。
降り出してからは一気に豪雨となり、路面コンディションが悪化して行く。
急登ロープセクション、最難関の鉄塔階段登りと、一段と難しくなる。
が、意外と豪雨自体は気にならず、むしろテンションは上がる。
雷が心配で、このまま競技は続行されるのかな?と思いながら淡々と進む。
ロープ場で太もも攣りそうになったが、エアサロンパス使い、以後問題ナシ。
ちらちら後方を確認するが、ヨシモトさんの気配感じず周回を終える。
ちなみに終盤の土管潜りは濁流で膝くらいまで水量があった。

・2周目
雨足が強く、今回はレースを終えたフルの方からの応援は一切ナシで寂しい。
エイドでドリンクだけ補給し、さっさと2周目に入る。
ガレ場に入りしばらくの所で、ヨシモトさんとすれ違う。
環湖荘裏登って下ってでザックリ10分ほどの差を思われる。
思ってた以上に差があり、これは逃げ切れるかも?と思う。
ヨシモトさんも声に出して「ヤバイ!」と言っていた。
しかし、まだあと3周あるため、ペースが上げずに淡々とした走りを徹底する。
急登区間は相変わらずキツイも、脚が攣りそうな気配はなく、無理なく登る。
沢登区間で、1周目のイズミちゃんに追いつかれる。相変わらずの速さだ。
トレイル下り、湖岸ガレ場戻りで、雨足が弱くなるが、雷はいっそうゴロゴロ言っている。
見通しの良い区間でヨシモトさんとの差を測るが、今のところ見える範囲には居ない。
土管を潜り、環湖荘裏登り、気合いで全走りで登って行くが、最後だけ少し歩いて登り切り。
折返し下って行き、3周目へ向かおうとした時、スタッフより「2周目終わりですよね?と聞かれる。
「これから3周目っす」と答えると、「2周に短縮になりました!」と。
まあ嬉しいっちゃ嬉しいが、何だか申し訳ないな~と思いながら、ゴールへ向かう。

そしてゴール!
ナント、優勝してしまった!

1周目に雷ゴロゴロだし続行するのかな?とは思ったが、2周目の時には全然考えてなかった。
3周目に行く気満々、モチベーションも体力も脚もあったんで、ちょっと拍子抜けだった。

Lap1 45:45
Lap2 47:15

Time / R順 1:34:00 / 3位
Goal Time 6:06:17


ロングディスタンス男子
1位 わたくし 6:06:17
2位 ヨシモトさん 6:12:11
3位 カタヤマくん 7:16:24


Run短縮されたとは言え、ここまでトップをキープ出来たことで優勝できた。
あと2周あっても、逃げ切る余力はあったと思うんで、正直、あと2周した上で勝ちたかった。

2006から出場しているXTERRA JAPAN。
丸沼13回、根の上2回。
これまで総合2位が自身最高位であり、優勝は実は初めてなので、とにかく嬉しい。
XTERRA人生の目標を達成出来たんで、ホント良かった。(もう思い残すことはない)


我らTSUKUBA 877、ロングディスタンス男女制する快挙!
ちなみにイズミちゃん、ロング全体3位でカタヤマくんより先着(6:43:02)だった。

毎年、XTERRAを日本で開催してくれてるオーガナイザーの島本さん、大会スタッフの方々に感謝します。
ありがとうございました!

写真は全てPhoto Grapher 辻啓さん。
素敵な写真をありがとうございます。


(左から、カトウくん、AZ、自分、イロカワくん、イズミちゃん、クボさん、マリノちゃん、さわやん。
チームメンバー勢揃い!と思いきや、コスギくんは早々に帰った。)