スコットランド2019-09 エディンバラ (original) (raw)
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1 エディンバラ
エディンバラ(Edinburgh)は、**スコットランドの首都であり、ロージアン地方の首府**が置かれた都市です。
スコットランドの東岸、フォース湾に面するこの都市は、**スコットランドにおける政治と文化の中心**であり、100kmほど西に位置するグラスゴーと共に2大都市の一角を占めています。
旧市街と新市街の美しい町並みは、**ユネスコの世界遺産**に登録されていて、豊富な観光資源に恵まれています。
街の中心には、**カールトン・ヒル**と呼ばれる小高い丘があり、これから向かうエディンバラ城からだけでなく、この丘からも街を一望することができます。
また、毎年8月、エディンバラ・フェスティバルと呼ばれる芸術祭典が行われ、多くの観光客で賑わいます。
エディンバラは学術都市でもあり、世界的な名門であるエディンバラ大学があります。
哲学者のデイヴィッド・ヒューム、経済学者のアダム・スミス、科学者のチャールズ・ダーウィン、ジェームズ・クラーク・マクスウェル、小説家のアーサー・コナン・ドイルなど数多くの学者、文化人の出身大学としても知られています。
2 エディンバラ城
エディンバラ城(Edinburgh Castle)は、キャッスル・ロックという岩山の上に建つ古代からの要塞で、エディンバラのシンボルでもあります。
城内で最も古い12世紀初期の建築物であるセント・マーガレット教会堂を除くと、城の建築物は、おおむね16世紀以前のものといわれています。
ちなみに、セント・マーガレット教会堂は、マーガレット女王が1093年に崩御されたあと、息子のデイヴィッド1世が、女王に敬意を表して1130年ころに建てたものです。
現在でも、結婚式や洗礼式に利用されています。
現在、城の管理と運営のほとんどを行うのはスコットランド政府の外局であるヒストリック・スコットランドが担当しています。
さて、入城してみましょう。
中は、アップダウンが激しく、しかも広いので、十分に見て回るには足腰の強さが要求されます。
お城からは、展望台のようにエディンバラを一望できます。
昔の大砲も展示してあります。
セント・マーガレット教会堂。
大ホール。
次回も、エディンバラ城からお送りします。