【路線バス乗継旅】東京→京都 4日間ローカル路線バス乗り継ぎの旅!② 静岡県を進む (original) (raw)

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この記事は東京から京都までを路線バスを乗り継いで旅行した記録の第2話です。

第1話はこちら

この旅行は2021年に行いました。この記事で紹介されている路線の中には現在は廃止になっているものもありますのでご了承ください。

現在も4日間で東京→京都を移動することは(頑張れば)可能です。一連の旅行記の最後に現在も4日で東京⇒京都を乗り継ぎできるルートを紹介したいと思います。

旅のルール

1日目は吉原まで到達しました。2日目はどこまで進めるでしょうか??

2日目 静岡・吉原⇒???

おはようございます。起き上がろうとしたら、あ、筋肉痛が.... 昨日は精神的にも体力的にも過酷でしたからね。今日も歩くのですが、先が思いやられる...

ちなみに一番ハードなのは4日目です。体力はなるべく温存しておきたいです。

吉原の市街地はけっこう都会です。朝なので人通りはあまりありません。

吉原の中心街 立派な商店街がある

今日も引き続き東海道を西に進んでいきます。

18本目 富士急静岡バス 大月線 吉原中央駅6:35⇒富士宮駅7:00(7:02)

以降、()内は遅延・早着時の実際の時刻を示します。

吉原中央駅から始発の富士宮駅行きに乗車します。富士宮というと明らかに北方向ですが、この先に進むには一旦富士宮に迂回するのが得策です。

2日目最初のバス 富士宮駅行き

19本目 山梨交通バス 富士宮駅7:15⇒蒲原病院8:01(8:11)

続いて山梨交通のバスに乗車します。静岡県なのに山梨交通が走ってるんですね。

バスは富士川の西側を南下し蒲原を目指します。ちなみに昨日の最終バスを富士駅まで乗り通し、富士川を徒歩で渡ってこのバスに乗車するという方法もあります。それが最短ルートですが、せっかくのバス旅、バスがある区間はなるべくバスで移動したいものです。

ちなみにここでPASMOエリアが終了します。電気の周波数も富士川が境になっていますし、別の地域に足を踏み入れるような感覚ですね。

蒲原病院は少し高台にあり、富士山をよく拝めます。

静岡にいる山梨交通バス 富士山もきれい

20本目 静岡市自主運行バス 蒲原病院8:45⇒由比駅9:06

蒲原病院からはついにいわゆるコミュニティバスが登場します。路線バス乗り継ぎの旅では欠かせない存在です。

通院する方の貴重な足になっています。病院に到着したバスからは患者の方が続々と降りてこられました。病院から出発する便の乗客は当然私だけです。

この旅初のコミュニティバス登場

由比駅 9:06⇒新浦安橋 10:37 徒歩5.1Km

由比駅からはついに路線バスが途切れます。

昨日歩いた区間は時間をかければバスで移動することも可能ですが、ここからは正真正銘バスがない区間です。(実際は倉沢という地区までは路線があるのですが、曜日の関係で今日の運行はありません。)

5.1kmを約1時間半で歩けばいいので、時間にはゆとりがあります。

趣ある宿場町の光景が広がっています。

旧東海道をすすむ

しばらく進むと、右手に薩埵峠(さったとうげ)への入口が見えてきます。海沿いの国道を歩くこともできますが、天気もいいので薩埵峠からの景色を見に行くことにしましょう。

薩埵峠の入口 これを右手へ進む

急坂を20分ほど登ると、有名な薩埵峠に到着です。一度は見たことがある景色なのではないでしょうか。歌川広重の絵にも登場した絶景です。ゴールデンウィークやお盆の渋滞情報でもたまに映りますね。あいにく富士山は見えませんでしたが、天気も良く、素晴らしい眺めを堪能しました。

薩埵峠からの景色

峠からさらに25分ほど歩き、着いたのは新浦安橋というバス停です。久しぶりの路線バス乗車です。

21本目 静鉄バス 250系統 美保山の手線 新浦安橋10:40⇒清水駅11:04

ここからは静鉄バスエリアになります。興津駅を経由して清水駅まで進みます。

ここからは静鉄バス

22本目 静鉄バス 65系統 北街道線 清水駅11:28⇒静岡駅前12:13(12:17)

清水駅から再び静鉄バスに乗車し、静岡駅へ向かいます。清水から静岡へは静岡鉄道の電車も走っていますが、このバスは北側の空白地帯を走ります。

渋滞はしていませんでしたが、静岡駅の乗り継ぎ時間が短いのでハラハラ...

23本目 静鉄バス 84系統 中部国道線 静岡駅前12:18⇒藤枝駅前13:29(13:37)

慣れていないのでバス停の位置が分からず、かなり焦りましたが、地下道を通りなんとか1分の乗り換えに成功。ゆっくりする余裕もなく、藤枝駅へ向かいます。

安倍川橋や、数々の歴史あるトンネルが並ぶ宇津ノ谷峠など、見どころが多い路線です。疲れもあってウトウトしてしまいました。

24本目 静鉄バス 藤枝相良線 藤枝駅南口14:00⇒相良局前15:00(15:05)

藤枝からは東海道沿いに進むと路線が途切れてしまうため、東海道を離れ国道150号線を御前崎方面に進みます。新幹線や東海道線では通らないルートなので、景色が新鮮です。

相良町の中心で下車しました。

25本目 静鉄バス 特急静岡相良線 相良局前15:28(15:36)⇒浜岡営業所15:50(16:00)

相良局前からは、特急バスの下道区間に乗車します。途中バイパスを走行しますが、有料道路ではないので、今回は許容としました。

ちなみにこれを使わないルートもあります。この先で歩く必要が生じますが、ゴールすることは可能です。(2024年現在はこの路線を使わないとゴールできません。)

乗客は自分のみ。つかの間の快適移動です。

高速バス仕様のバス 乗客は自分だけである

26本目 静鉄バス 掛川大東浜岡線 浜岡営業所16:10⇒大東支所16:29

さらに静鉄バスに乗車します。昨日の神奈中バスにはかないませんが、静鉄バスの営業範囲もなかなか広いですね。

ちなみにこの地区の路線は自主運行バスという扱いで、自治体がお金を出して静鉄バスに運行を委託している形になっています。

御前崎や浜岡砂丘など、見どころもたくさんありますが、今回は先を急ぎます。

27本目 秋葉バス 秋葉中遠線 大東支所16:53⇒横須賀車庫前17:05

静鉄バスのエリアを出て、次は秋葉バスになります。あまり馴染みのないバス会社ですが、掛川や菊川など、この地域を中心に運行しています。

このバスは整理券・運賃後払い方式にも関わらず、運賃箱からお釣りが出てきました。両替方式が主流な中、とても便利な機能ですね。

28本目 遠鉄バス 90系統 横須賀17:15⇒浜松駅18:39

横須賀からは遠鉄バスに乗車し、静岡の西の中心、浜松を目指します。この系統は現在は廃止されてしまい、歩いてつなぐ必要が出てしまいました。この系統が廃止される前にこの旅を実行できてよかったです。

今はなき遠鉄バスの横須賀停留所 廃止のお知らせが掲示されている

1時間以上の長時間乗車で距離を稼ぎ、浜松に到着しました。

この先に進んでも明日の結果は変わりませんので、早いですが今日はここまでです。

浜松餃子で乾杯といきましょう。

浜松餃子

今日は吉原から浜松まで。一度も県境を越えていません。静岡県は広い。

距離的にもちょうど東京と京都の中間くらいでしょうか。

3日目に続きます。

transittrekker.hateblo.jp