テスラ、数千台のサイバートラックをリコールへ (original) (raw)
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【RT】2024年11月13日 18:40 ホーム世界のニュース
https://www.rt.com/news/607594-tesla-cybertruck-recall-us/
テスラは、同社の電気ピックアップトラックで急に推進力が失われたという苦情を受けていると発表した。
電気自動車メーカーのテスラは、衝突のリスクを高める可能性がある駆動インバーターの問題により、米国で2,431台のサイバートラックをリコールする。
11月13日(水曜日)、イーロン・マスク氏の会社が米国高速道路交通安全局(NHTSA)に提出した書類が公開された。
リコールの対象となるのは、2023年11月6日から2024年7月30日の間に製造された特定のサイバートラックで、ドライブインバーターに金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)が搭載されている、または搭載されていた車両である。
テスラは、対象車両のドライブインバーターに欠陥がある場合、ドライバーがアクセルペダルを使用してもトルクが発生しなくなる可能性があると発表した。
この欠陥により、推進力が失われ、衝突の危険性が高まる可能性がある。
メーカーは、リコール対象のドライブインバーターを正常に機能する部品を搭載したものと交換し、顧客に費用負担を求めないとしている。
同社の書類によると、7月31日に初めて発生したサイバートラックの急な駆動力喪失に関する顧客からの苦情を受け、テスラは8月に調査を開始した。
それ以来、EVメーカーはMOSFET部品を搭載したドライブインバーターの故障率が上昇していることを特定し、自主的なリコールを決定した。
テスラによると、この問題に関連した衝突、死亡事故、負傷事故は発生していないという。
全体として、テスラは今年これまでに、アクセルペダルの問題、不適切に接着されたベッドトリム、フロントワイパーの故障などの問題に対処するため、サイバートラックの6件のリコールを報告している。
先月、EVメーカーは、ドライバーの視界を妨げ、衝突リスクを高める可能性があるバックカメラの故障を理由に、米国で27,000台以上のサイバートラックをリコールすると発表した。
テスラは、生産とバッテリー供給の課題により2年遅れで、2023年にサイバートラックの納入を開始した。この未来的な電気ピックアップトラックは、2019年に初めて発表された。