伝説の岩屋【源頼朝の隠れ岩屋】野島崎灯台・房総半島の最南端 (original) (raw)

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伝説の岩屋

伝説の岩屋は千葉県南房総市白浜町白浜の野島崎にあり、源頼朝の隠れ岩屋とも呼ばれます。
野島崎は房総半島の最南端となり、太平洋に突き出た岬で荒々しい岩礁地帯の中に、人が入れるほどの浸食を受けた洞穴があるように感じです。

伝説の岩屋【源頼朝の隠れ岩屋】

なんでも、源頼朝が武運再興の願掛けを行った際に突然時雨となり、この岩屋の中に身を寄せて雨を凌いだと伝わります。
1180年、源頼朝は石橋山の戦いで敗れた後、真鶴から安房に船で渡ってきました。
その後の動向は諸説あるため、野島崎まで本当に来たのかは確かではありませんが、例えば仁右衛門島にも源頼朝が隠れたとされる岩屋があります。

現在、野島崎の岩屋の中には、深海に棲む創造の大蛸が海神として祀られています。

伝説の岩屋

野島崎じたいは岩床の公園として整備されており、無料で周辺を散策可能です。

野島崎

野島埼灯台(のじまさきとうだい)は、幕末の1866年(慶応2年)に、アメリカ、イギリス、フランス、オランダと結んだ「改税条約」の中で建設が約束された灯台で、国の登録有形文化財に登録されています。
1870年、洋式灯台としては観音崎灯台に次いで2番目に運転開始となりました。

野島埼灯台

野島埼灯台は太平洋戦争末期、艦砲射撃により破壊されたともあります。

野島崎の見学所要時間ですが、どこまで散策するか次第でして30分~60分といったところでしょうか?
南に突き出た岬のため、太平洋の展望も大変よく、初日の出、日の出、夕焼けの名所としても知られます。

入口のところに飲食店・土産物店が並んでいますので、昼食・ランチもとれます。

写真だけでは野島崎の様子が伝わらないため、少し動画も撮影してみました。
下記の動画を再生して「YouTube」の文字を選択すると、大きな画面でもご覧頂けます。
チャンネル登録も賜りますと、うれしく存じます。

交通アクセス

JR館山駅から路線バス「豊房線」安房白浜行に乗車して所要25分、野島崎灯台口バス停下車です。
東京駅から安房白浜行きの高速バスでも良いかと存じます。(最速2時間30分)

駐車場は国道沿いの野島埼灯台入口に、無料の白浜駐車場がありますが、釣りで長時間止めるクルマもあるため平日でも混雑気味です。
トイレなどはあります。

駐車場の入口は、当方のオリジナル関東地図にてポイントしております。
スマホで表示して、目的地として選択し「ナビ開始」にすれば、カーナビ代わりも可能です。
自動車用、歩行用でも、ナビとしてお使い頂けると幸いに存じます。

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