入院から蛋白漏出性胃腸症の診断まで② (original) (raw)

入院8日目。アルブミン製剤の点滴を昨日の午後で一度中止しました。この日はアルブミンシンチ検査の日でした。検査時間はかなり長丁場になる予定で、15分撮影して1時間休んで、また15分撮影して1時間休んでを4回繰り返すとのことでした。ただし、消化器官からの漏れがあった場合、1時間撮影することになる(CTやMRIのように検査の台に括り付けられる)ので子どもは大変だと言われていました。が、放射線技師や看護師と話すのが楽しかったのか、おとなしく検査を受けていました。

入院9日目。朝にもう一度アルブミンシンチを撮りました。もう手慣れたもんだという雰囲気で、本人もさあ行こうとすんなり検査室へ行きました。この日は10日ぶりの入浴で子の身体を洗うのを手伝ったのですが、腹水が溜まっているためお腹から背中にかけてがパンパンに張っていました。この日CT検査も行いました。

入院10日目。再び眼瞼の浮腫が出現しました。担当医に本人からお腹が張って苦しい時があると話しており、あ!自分から症状を伝えていて、成長している!と親ながら思いました(ちょっとした喜び)。アルブミンシンチとCT検査、便潜血の検査の結果が出そろい、アルブミンシンチでは上部消化管からタンパク質が漏出していると、CTでは腫瘍らしきものは見つからなかった、便潜血は続いていると聞きました。

ここで蛋白漏出性胃腸症という診断が出ました。

また、エコー検査で胸水が溜まっていることが判明しました。

次に続きます。