9月2日です!来週の月曜です!~BUMP OF CHICKENについて語ろう (original) (raw)

台風10号、もうちょっと西と言うか、上の方に行ってくれんかな。

陸地じゃなくて海を目指す感じで頑張ってくれんかな。頑張ってくれ!頼む!

君が進むべきは陸地じゃなく海だ!

てなことで語ろうか。語って下さい。

来週の月曜、9月2日、19時より2時間、放送予定の『CDTV ライブ!ライブ!』のフェス企画にBUMP OF CHICKEN(以下、バンプ)が登場します!

フェス企画と言うのは、そのアーティストさんのワンマンフェス、ワンマンライブをテレビで披露しちゃうよ、と言うような企画なんだと思います。アバウト!

8月19日のフェス企画にはポルノグラフティが登場されていて。それを視聴していた私は、ボーカル、岡野昭仁さんの変わらぬ歌のうまさと声量、そして懐かしい楽曲の数々にノリノリになりながら、同時に『このフェス企画にバンプが出演してくれたりしたら最高なんだけどなぁ。まぁ、難しいだろうなぁ。あはは!』とか思ってたんですよ。

そしたらまさか、まさか。

その翌日に『9月2日放送分のフェス企画にはバンプが登場します!』と言う情報を知り、私は驚きと共に歓喜にひとり、沸き立ったのでした。

わーい!

natalie.mu

てなことで、慌ててこの記事を書いている次第なのですが。

『どうしよう、どうしよう。バンプの魅力を思う存分、語るか』『いや、それともアニメ、声優さん同様、バンプにも確実に人生を救われた私。その思い出を語ろうか』とか何とか思ったのですが。

語り出したらキリがないだろう。そう、記事を書く前に気づいたので。

今回は、9月2日放送の番組内。フェス企画でバンプが歌唱することが予告されている楽曲、えー、3曲ですか。

その曲の、個人的に思う魅力なんかを中心に記事を進めていくことにしました。

ちなみにバンプはおんなじ幼稚園に通っていた幼馴染と言う関係です。

そう言うわけで、メンバーの1人が不祥事により活動休止した時も、サポートメンバーを入れることなく、録音した音源を使用して楽曲のMVを公開したくらいです。

『この4人のバンプ』『この4人がバンプ』『4人で一緒に見てきた光景、過ごしてきた時間がバンプ』『だからサポートメンバーを入れても、それは『バンプ』ではない』と言うその思いを、今、何故だか鮮明に思い出して泣きそうになっている私です。

知らんがな。すいません。

てなことで本題に入りましょう。

まずはこの楽曲からです。

・『天体観測』

・・・恐らく・・・いや絶対にバンプの全楽曲の中でいちばん多くの方に知られている楽曲でしょう。バンプの名を、存在を一躍、世に知らしめた大ヒット曲。『オーイエー、アハーン!』でおなじみの楽曲です。違うけど。

この曲が大ヒットしたことで、バンプを取り巻く状況も一変した。テレビ出演の以来やら何やらも相次いで、そのことにメンバー一同、戸惑いを余儀なくされた。それでも自分たちのスタンス、思いを意地でも守り通すことに専念し続けた。

そんな時期があったからこそ、バンプがテレビで、この曲を歌ってくれるのかと思うと、もうファンの1人としてはただただ感謝と喜びで胸がいっぱいなのです・・・。

ちなみにライブでは結構、歌い方、曲のキー、歌詞が変えられることも多くて。私も実際、参加したライブではその、いわば『ライブだからこそ』の歌い方を生で聞いて『ひやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!』となったことがあります。

『未だに僕は覚えている』の『未だに僕は』の『は』でキーが下がるのとかめっちゃ好き!ファンの方ならわかるはず!

実際のライブで披露された音源がYouTubeの公式チャンネルで公開されているので、よろしければぜひ、聞いてみて下さい!めっちゃかっこいいよ!

どうかな。今回のフェス企画ではどうかな。ドキドキ。

そうか。もう23年前の楽曲なんですか。かっはー!いや、でもぶっちゃけ、私がバンプにハマった、バンプを好きになったのは別の楽曲なんですが。

なんだろうなぁ。何回、聞いても、イントロで胸がきゅっ、となります。そしてそのきゅっ、とした痛みとも切なさともつかない感情を抱えたまま、それでも、どこかわくわくしたような気持ちも抱えながら、夜空の下を走っているような。

そんな記憶は私の中、どこを探してもないはずなんですけど。それでも、何故か、そんな記憶があるかのようにして、そんな記憶、景色を自分の中から呼び起こしてくれる楽曲だと思います。

先程『4人で一緒に見てきた光景がバンプ』と書きましたが、個人的にはそれを強く感じさせる楽曲でもあります。こう言う光景、こう言う思い出、こう言う感情。それを4人で積み上げてきたからこそのバンプなんだろうなぁ、と。

9月2日、テレビの前で皆で一緒に『オーイエー、アハーン!』って叫ぼうぜ!

・・・と書くと何だか、おふざけのように思われるかもしれませんが。

以前、何かの媒体でボーカルの藤原基央さんが『昔からラララとかが好きで。そう言う音階が気持ちをいちばん表現している』云々と言う発言をされたのを聞いた、もしくは見た記憶があるんですよ。いや、これまた私の捏造された記憶だったら、本当に申し訳ないんですけど(土下座)

だからバンプの曲中の『ラララ』であったり、この『オーイエー、アハーン!』には、バンプの、藤原さんの、皆の、その気持ちがいちばんに表現されているのだと思うと、もう、そりゃ、ファンとしては全身全霊で『オーイエー、アハーン!』しないわけにはいかないじゃないですか!(圧)

・『なないろ』

・・・2021年の紅白歌合戦でも披露されました。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主題歌の楽曲です。

何だろ。この記事を書いている段階での精神状態が割とぼろっぼろなので、今、聞き返したら泣いた。

バンプの曲、その歌詞って、ほんと人生の連続性。日常の連続性。昨日と今日と明日の連続性。そしてその中で生きてきた『私』、ただ1人の『私』、ただ1つの体を持った『私』。それをものすごく強く感じさせると、個人的には思うんです。

そしてそれをものすごく肯定してくれている。その連続の中で、『私』が、その体で受け止めてきた全てを肯定してくれている。

それを『僕はわかるよ』とか『君と同じだよ』と言う言葉で歌うんじゃなくて、その連続性をそのままに表現した言葉で歌って、そして肯定してくれている。全然、押しつけがましさがないんですね。

だから私はバンプの歌が好きで、それに幾度なく励まされ、人生も支えられてきた。それを改めて感じた次第です。

YouTubeの、この曲の、バンド演奏バージョンの動画のコメントにも寄せられているのですが。

歌詞の中。『躓いて転んだ時は教えるよ 起き方を知ってること』って歌詞なんかは、その象徴だと思いませんか!?

『起き方は、幾度なく躓いて転んで、そしてその度に、どうにかこうにか自分の体で起き上がってきた君自身がよく知っているはずだよ』『いろいろあって、それが思い出せないと言うなら、その時は『過去から今まで君自身が生きてきた中で、君自身がそれを知っている』と言うことを教えるよ』と。

そこから私は『躓いて転んだのは君自身。だから起き上がるのも君にしかできないこと。それを代わることは誰にもできない』と言う強いメッセージを感じるのです。

泣く。

なんかほんと、押しつけがましくなく、上からでも下からでもない。ただただこちらを信じて、そして寄り添ってくれている。この『なないろ』もそうですが、この曲に限らずすべての曲にそんな感じがするんだよなぁ。

そしてそれが、割と一貫して、ずーっとずーっとバンプが歌い続けていることだと言うのも、ファンとしては胸が熱くなるよう思いなのです。

良い意味で変わってないんだよなぁ。

てなことで爽やかなメロディに乗せて歌われる、1人、1人の人生。その連続性を肯定し、そこに優しく寄り添ってくれる楽曲。ぜひとも、じっくりと聞いて下さい!

・『SOUVENIR』

・・・ラストはこの曲。アニメ『SPY×FAMILY』の第2クールOP楽曲でもあります。

それぞれの思惑、そして偶然と言う名のタイミング。それらが絡み合った末、出会い、家族として過ごすことになったロイド、ヨル、アーニャ、ボンドたちの心情。そして出会って新たに生まれた世界、それぞれの瞳に映る世界、その色鮮やかさなどがめちゃくちゃ表現されている歌詞だと思います。

アニメ、ゲーム楽曲を担当することも多いバンプですが、ご本人たちも非常にアニメ、ゲーム、漫画などが好きでいらっしゃるから、どの楽曲も作品、キャラ、物語に対する解像度がめちゃくちゃ高いんだよ。

www.youtube.com

で。

SPY×FAMILY』の作品にぴったりな楽曲であるのは勿論なのですが。

なんかもう、聞いてるとほんとにバンプから、私たちリスナー、ファンに対する気持ちに溢れた、そんな楽曲でもあるなぁ、とひしひし思うのです。

『自分たちの楽曲に出会ってくれてありがとう』『こうして出会ってくれたあなたは、1人、1人のあなたは、どんなふうに、自分たちの楽曲に出会ってくれたの』『ここに至るまであなたは、どんな道を歩いてきたの。その中でどんな感情を抱いてきたの』と言うようなバンプからのメッセージ。それをめちゃくちゃ感じるのです。

そこにもまた、私はバンプの生み出す楽曲。そこで紡がれている『あなた』の人生の連続性。『ただ1人のあなた』の人生の、日々の、時間の、瞬間瞬間の連続性。その中で生まれてきたもの、感じてきたもの、そのすべてに対する肯定。

肯定と言うか『それがただ1人の『あなた』が、その体で生きてきた、生き抜いてきた人生である』と言う、あまりに厳しく、でも圧倒的に真実であり、まただからこそ尊く温かい思いみたいなものを覚えるのですが。

まぁ、そんな難しいことはどうでもいいや。『これから』を強く感じさせる、めちゃくちゃ心を昂らせるようなイントロ。そしてそこから始まる『あなた』と『誰か』の出会い、出会いまでのそれまでを歌った歌詞には自然と、大切な人、大切なものの存在を思い浮かべるのではないでしょうか。

曲中の手拍子は、実際のライブ映像を見てもめちゃくちゃ盛り上がっていますので、ぜひ9月2日、テレビの前で皆さんも手拍子して下さい!

てなことで以上3曲、パフォーマンスが予定されている3曲について語ってきましたが。

どうだろうなぁ。3曲・・・プラス2曲で計5曲くらいかしら?

ポルノフェスは全8曲だったのか。でもこの時は確か、番組自体が3時間スペシャルとかじゃなかったっけか?

今回は2時間放送なので、そうなるとやっぱり5曲くらいかなぁ。

てなことであと2曲。ざーっくり予想してみましょうか。

まずは番組自体がTBS系列での放送なので、同じ系列で放送されている『西園寺さんは家事をしない』のED『strawberry』はパフォーマンスされそうだなぁ。

この曲もほんと、歌詞が・・・歌詞が。

なんだろ、私はバンプの、この『孤独をわかるよとか悲しいこと、辛いことは分かち合おうぜなんて、とてもじゃないけど歌えない。願いはするけど歌えない。だってその孤独も、悲しい感情も、辛い感情も『あなた』だけのものだから』『だからせめて、曲を通して、その隣にいさせて欲しい』と言う姿勢が、本当に好きだし本当に救われる。

ひねくれ者なので『あなたは1人じゃないよ』と歌われると、もう息苦しくてたまらないから。

(勿論、数多の作品で訴えられている『あなたは1人じゃないよ』『孤独はわかるよ』とか『悲しいことは分け合おうよ』と言う歌詞も、あるいはメッセージも否定はしていませんし好きです。そこに込められている制作者さんの真摯な思いは、曲がりなりにも素直には受け取っているつもりです)

それからもう1曲・・・『天体観測』を除いて比較的、ここ最近の楽曲で固めると言う方向性なら『ダンジョン飯』の第1クールOPだった『Sleep Walking Orchestra』もありそうだなぁ。

でも個人的には『天体観測』ともう1曲、少し前の楽曲も見たいなぁ、聞きたいなぁ、と言う思いもあります。

『カルマ』とか、めっちゃ聞きたい。

あと現在の心境的に『ロストマン』も聞きたい。聞いて、良い意味で打ちのめされたいと思うけど、このセトリの流れ的にはないだろうなぁ。

アルバムの宣伝も兼ねているのは間違いないので、それで考えると『アカシア』辺りもありそうだなぁ。

ガラスのブルース』とか出てきたら胸熱、激熱だなぁ。

長い間、テレビ出演することがなかったバンプ

ここ数年、少しずつ、テレビでのパフォーマンスが増えてきて、ファンとしてはただただ嬉しいしありがたい限りです。

それに対して『CDが売れなくなってきてるから』だの『ライブのチケットも完売できなくなってきてるから』と言う声も見かけます。

そう言う面があるのかないのか。そしてそれがテレビ出演が増えてきていることに関係しているのかいないのか。それは当たり前ですが、私は知りません。知らないしさして興味もないし。

ただ何にせよ、バンドとして25年間。支持を得続けてきたからこそ、そして新たな作品、新たな楽曲を通じて新たな支持を得てきているからこそ、こうやってテレビ局からのオファーがあるのは確かなんだと思います。

それがファンとしては嬉しいし誇らしい。

そしてまた25年の月日の中で、テレビ出演に対する考え方。そこに新たな思いが生まれて、それに真摯に向き合った結果としての今があるのだと思うと、それもまたファンとしては嬉しいし誇らしい。その一言に尽きます。

9月2日が楽しみだなぁ~。んはぁ~。

こんな、願った願いがすぐに叶うなんてこと、あるんだなぁ~。

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。