Magoの旅と音楽と (original) (raw)

令和6年(2024年)1月27日の記録です。

少しずつ区切りで歩いているわけですが、今回が第10回目の行程です。

京都から往復しているのですが、距離的には一番遠い当たりを歩いていることになります。

まさに四国の左下!

まだ覚めやらぬ中村駅にバスで到着しました。

中村駅から列車で一駅戻ります。

ここが今回の出発点、古津賀駅。

だいぶ夜が明けてきました。

小さな川に沿って南下します。

きんと冷えた、冬の朝。

川霧が立っています。

いよいよ大河、四万十川河畔に出ました。

梅が咲いています。

朝日が昇り始めました。

川霧が美しい。

うなぎとりの小舟がつながれています。

建物の陰には雪が残っています!

コンビニで朝ご飯を食べて、四万十川を渡りました。

ここからしばらく、ずっと面白味の少ない国道を歩くことになります。

四万十市の大文字。

意外と低いところにあってびっくりします。

道が荒れていそうなので、ずっと国道を進みます。

伊豆田トンネルの手前で、今大師寺にお参り。

長いトンネルを歩きます。

延長1620m。

車ならすぐですが、歩くと20分かかります。

たまに旧道を歩きます。

歩く道路のサイズ感に、一安心。

気持ちよく歩けます。

路傍には花々が咲き始めています。

下ノ加江のコンビニでお昼ご飯です。

天気がいいので、傍らの倉庫の前に座らせてもらいました。

地元のおばあちゃんに声をかけていただきました。

「天気がいいからよかったね」

しばし、お話をさせていただきます。

知らない方と道端でお話なんて、なかなか日常ではない体験です。

下ノ加江からは、再び海沿いに出ます。

道端で販売されている「文旦」。

一袋1000円。

10個ほど入っているでしょうか。

1つ100円なら買うのですが、断念。

南方に視界が開けました。

いよいよ足摺岬が近くに見えてきました!

大きな浜!

大岐の浜。

この寒いのに、海に入っている人たちが。

サーファーさんたちですね。

なんと浜がへんろ道。

木造橋を渡って浜に出ます。

なんて景色!

空、海、そして浜。

以布利集落の中を歩くかどうか悩みましたが、結局面白みのないバイパスを選択。

でも、バイパスは高いところを通っているので、こんな景色も。

土佐清水市街地の入り口にあるホテルに到着。

今日はここまで。

このホテル、敷地内に台湾料理屋があります。

ビールと青椒肉絲

いい感じ。

歩いたデータ。

33km、46,770歩。

令和5年(2023年)11月12日の記録です。

土佐白浜の民宿白浜で朝を迎えました。

部屋はオーシャンビュー。

目の前はすぐ海です。

豪華な朝食をしっかりいただき、いざ出発。

しばらくは、国道の単調な感じが続きます。

海風がきつい。

伊の岬経由で行くため、旧道に入ります。

たちまちいい感じ。

思わず、歌を口ずさむような快適な道になりました。

気持ちよく歩を進めます。

カニとの出会い。

伊の岬からは足摺岬まで見通せました。

あそこまで行くのか、と感慨ひとしお。

まだまだ遠い道のりです。

ところどころに安政津波の碑があります。

井川駅あたりから、国道に出ます。

大きな砂浜が見えてきました。

入野海岸です。

サーファーたちがいっぱい!

大会が開かれているようです。

道の駅 ビオスおおがた ひなたや食堂で、お昼ごはん。

鶏ザンギ定食。

机に置かれている調味料です。

塩、胡椒、宗田鰹節!

ここからはしばらく浜に沿って進みました。

気持ちのいい風景。

土佐入野駅あたりから、再び国道を歩きます。

まだまだ距離があります。

こういう道は歩くのもつらい。

歩道があるだけ、ずいぶんましだと思っておきます。

だらだら歩いて、古津賀駅に到着しました。

今回の行程はここまで。

無事歩けたことに感謝。

本行程、ここまで26.6km、33155歩。

夕暮れの土佐中村の街を散策しました。

駅から街の中心部が離れています。

しめさば、カツオのたたきなどで夕食。

どこで何を食べてもおいしいのが幸せです。

令和5年(2023年)11月11日の記録です。

また続きを歩く機会を得ました。

まだ暗い窪川駅にバスで到着。

まずは岩本寺にもう一度お参りです。

写真、ブレブレですね。

けっこうまだ真っ暗な感じです。

でも、もう門があいていて、ほかにもお参りされている方がいらっしゃいました。

夜が明ける中、国道56号線を進みます。

朝もやがいい感じです。

お大師様の像の前で、へんろ道は旧道へ。

とてもいい感じの道になりました。

現在の国道とは違って、人が歩くサイズ感の道。

ですが、いつの間にかこんな道に。

今日はこんな様子のところを歩くとは思っていませんでした。

現在の国道をまたいだりする古い道を進みます。

峠を越えると再びのんびりしたおさんぽにぴったりの道。

荷稲駅付近に、コスモス畑がありました!

伊与木川に沿って歩きます。

気持ちのいい道が続きます。

高知の川はどこも清流ですが、伊与木川もまさに清流です。

魚がうようよ泳いでいるのも、道路から見て取れます。

土佐黒潮鉄道中村線に沿って歩きます。

列車、来ないかな。

なんて考えていると、来ませんね。

ちょっと開けたところで列車を見ることができました。

本当は伊与木集落からは、伊与木川を離れて、熊井隧道を通るのがへんろ道のようですが、伊与木川沿いが気持ちよかったので、そのまま「道の駅 なぶら土佐佐賀」に到着しました。

熊井隧道は、なかなかいい感じの隧道のようなので、ちょっと残念。

道の駅でお昼にします。

土佐佐賀からは、海沿いを行きます。

土佐佐賀の街を振り返ると、こんな感じ。

釣りをしている人たちもちらほら。

芙蓉の花。

海。

この日のお宿、民宿白浜に到着しました。

お料理がおいしかったです。

30.4km、39,970歩でした。

令和5年(2023年)5月28日の記録です。

土佐久礼駅のすぐ横のファミマには、イートインコーナーがあります。

そこで朝ご飯を食べて出発。

土佐久礼からは、大きく「そえみみず遍路道」と「大坂遍路道」の2コースがあります。

「そえみみず遍路道」のほうが時代が古いようです。

「そえみみず遍路道」は、駅からだと少々戻りも発生しますので、「大坂遍路道」を行くことにしました。

薄曇りで、雨が降る様子はないけど、カンカン照りでもない。

歩くにはぴったりのお天気。

小川に沿って、快適な道が続きます。

アジサイがいい感じ。

小川は、まさに清流です。

さわやか。

でも、虫は多め。

自然豊かなんですね。

巨大な構造物。

はるか上空を高知自動車道が横切っています。

大坂遍路休憩所。

しばし休憩。

ここまでは絵にかいたような散歩道。

でも、大坂の名のとおり、どんな坂なんだか。

しばらく行くと、洗い越し。

なるほど、天気が悪いとお勧めできない、という意味が分かります。

結構な距離で道が崩れています。

斜面を注意しながら進みます。

谷筋の突き当りから、一気に峠を目指します。

確かに大坂。

ふうふういいながら上がります。

でも、意外と近くに自動車の走行音が聞こえたり、上のほうから人が談笑する声が聞こえてきたり。

突然、七子峠の休憩所に出ます。

ライダーさんたちが、突然汗だくであらわれたぼくを見てびっくりしています。

休憩所からの展望はこんな感じ。

今上ってきたコースが見て取れます。

ここからは、たまに旧道。

ほとんど国道。

あまり面白くない道を歩きます。

歩道があるだけましでしょうか。

道の駅「あぐり窪川」で、トイレと昼食。

ここのトイレは、この後の行程でいっぱいお世話になります。

窪川の街に入りました。

四万十川沿いの古くからの街場。

門前の雰囲気が漂います。

ようやく岩本寺に到着しました。

なかなかに長い行程でした。

お寺はとにかくポップでアーティスティック。

なんだか楽しくなります。

お参りを済ませて、窪川駅から帰途につきました。

今回の行程はここまで。

この日歩いた距離はざっと29km。

39,895歩。

令和5年(2023年)5月27日の記録です。

1か月と少しで、またまた続きを歩くチャンスができました。

前回、多ノ郷駅で終えたので、夜行バスと列車を乗り継ぎ、やってきました。

多ノ郷駅前は、ずいぶんと栄えたであろう雰囲気。

見たことのないような品ぞろえの自動販売機。

ひやしあめが大好きです。

須崎の街なかをしばらく行くと、別格霊場第5番、大善寺さん。

お参りします。

湾口を見渡す高台にあるお寺です。

いろいろ見張っていたのでしょうね。

今はのどかな素晴らしい風景です。

大善寺さんは、もともとの須崎の街場に位置するようです。

こちらも、たいそう栄えた雰囲気です。

現在は、栄えるのは当然に国道沿いなわけです。

しばらく行くと、「道の駅 かわうその里 すさき」です。

庄川沿いで、めっちゃかわうそ推し!

しんじょうくんがいっぱい。

道の駅のお向かいのローソンもこんな感じ。

かわいい!

国道も鉄道も自動車道も、並んで新庄川の河口を渡ります。

すごく水がきれいです。

川の中をのぞくと、小魚がうようよ、ではありません!

これ、全部チヌ、クロダイです。

しかも、40cmそこそこの大きさばかり。

うひゃー、釣りたい!

歩く国道は坂を上がって峠越え。

日鉄鉱業鳥形山鉱業所の積み出し施設ですね。

カッチョいい!

国道を歩きます。

国道は歩くのがしんどいのですが、見える景色はいい感じ。

5月なので、びわを売ってます。

道端にもりっぱなびわができています。

時折絶景が開けています。

でも、歩いているのは国道。

眼下に見えるヒラスズキが釣れそうな磯。

ポスターになったりする安和駅を過ぎると、線路に沿って山中に分け入ります。

あまり想像していなかった山道を行きます。

四万十市67km(旧中村)、四万十町21km(旧窪川)」

ややこしい。

だいたい、車なら字が小さくて読めないと思います。

せめて四万十市中村、四万十町窪川にならないのでしょうか。

初夏の陽光に照らされて、サボテンの花が咲いていました。

石垣の隙間からサボテンが生えています。

土佐久礼の街場に入りました。

予定よりも早く、今日の終点、土佐久礼駅に到着しました。

まだお昼時。

当然、久礼大正市場に足を運びます。

そこで、昼食。

当然、カツオ尽くし。

神社にお参りしたり・・・

海を眺めたり。

津波避難タワーが開放されていて、いい展望台になっています。

神社の奉納絵馬がこんなことに!

なんてステキな絵馬なんでしょう。

この日は、土佐久礼で宿をとることができなかったので、多ノ郷駅近くのホテルに宿泊です。

須崎で念願のなべ焼きラーメンを食べました。

うま!

歩いた距離は本編21km、34,023歩。

令和5年(2023年)4月17日の記録です。

三陽荘さんのオーシャンビューのお食事処で、朝食をいただきました。

今までで最もおしゃれかも。

三陽荘さんに荷物を置いたまま、次の札所、青龍寺さんを目指します。

沼地のほとりをてくてく朝のおさんぽ。

すぐに36番札所の青龍寺さんにつきます。

お参りを済ませて、今来た道を戻って、三陽荘さんをチェックアウト。

どうやらお天気には恵まれた一日になりそうです。

昨日来た道をさらに戻ります。

宇佐大橋から湾内方向を望んでいます。

湾内なのにすごく水がきれいです。

青龍寺さんから先は主に3つのルートがあるそうです。

湾の北岸を沿う道。

青龍寺さんから半島の尾根を行く横浪黒潮ライン。

そして、巡行船で横浪三里、内ノ浦湾を行くコース。

歩いてお遍路をしているので、乗り物には乗らないことにしているのですが、渡し舟などは利用せざるを得ません。

この巡行船は、歩くという選択肢もあるのですから、本来乗らないところです。

でも、

弘法大師もここは船で進まれたというお話があり、さらには、巡行船は、歩いてきた時しか乗ることができません。

次回、ここまで来ても、道路が改良されたりすれば、その時に残っているかどうかなんてわかりません。

というわけで、巡行船のコースを選択。

埋立から横浪まで、巡行船に乗ります。

船は、こんな感じ。

須崎市営、第五くろしお。

この写真は、横浪で撮影したものです。

船内、コクピットはこんな感じ。

なんだかバスみたいです。

出発!

けっこうのんびり、約1時間の船旅です。

横浪からは、普通に道を歩きます。

農地のわきを通るローカル県道といった風情です。

よく道沿いで、柑橘や野菜を売っていますが、なんとバナナ。

初めて見ました。

ビニールハウスで栽培されているのでしょう。

県道が山にさしかかると、道沿いの崖にところどころ壕があいています。

第二次世界大戦中、本土決戦に備えて掘られたものなのだとか。

人もあまり通らないからか、埋め戻されることもなく、そのまま口を開けています。

山道に入ったり、車が通れる程度の道になったり・・・。

一気に高度を稼ぎます。

暑い!

そして、峠を越えると、今度は山道で一気に駆け下ります。

下りたところに、番外霊場佛坂不動尊(岩不動)さん。

しばし休憩。

すこし行くと光明峯寺さん。

ハイキングコースのような道、川沿いの道、農地のわきの道・・・

気持ちよく進むことができました。

自動車道、国道、鉄道が集中している個所を渡ると、須崎多ノ郷の街場へ。

多ノ郷駅に到着!

駅が「しんじょうくん」になっています。

今回の行程はここまで。

ここから列車で高知へ戻り、バスで帰りました。

歩いた距離が15.2km、27,250歩。

令和5年(2023年)4月16日の続きです。

山の中腹の清瀧寺さんをあとにして、少々の戻り道です。

高岡の街からは、また、水路に沿った道を行きます。

塚地という集落で、ひとりのおじさんに声をかけられました。

ぼくが歩くのに歩を合わせてついてこられます。

いわく法華経について興味がないか、勉強する気はないかとのこと。

特定の宗派の方ですね。

塚地峠の入り口の公園までついてこられ、いろいろ言説を述べられました。

ぼくとしても、しばし信仰というものを考えさせられました。

トイレもあずまやも自販機もある、休憩にはもってこいの塚地休憩所。

ここで時間と体力と相談のうえ、峠は旧道で超えることにしました。

この時点で少々、薄曇り。

旧道はこんな感じ。

よく手入れがされて、歩きやすい道です。

だんだん曇ってきました。

峠を越えると、宇佐の街が見えます。

この時点で雨が降り始めました。

宇佐の街まで降りると、じゃじゃ降りです。

なんだか、憂鬱になって歩くことになったのですが・・・

雨は上がって、宇佐湾口に見事な虹が!

写真では見にくいのですが、少し二重にかかっています。

こんな光景が見られるのなら、雨も悪くないと思いました。

宇佐大橋を渡るころには、再び晴れ間が出ました。

水がすごくきれいです。

橋を渡り終えるころには、うそのように晴れてきました。

気持ちのいい雨上がり。

ざっと降って、さっと上がる。

土佐の気候なんですね。

お宿、三陽荘さんに到着です。

この日は、温泉のくみ上げポンプが故障中でした。

お風呂は沸かし湯で、露天風呂も休止でした。

女性の方は、そもそも大浴場が運転できないとか。

ちょっと残念ですが、宿泊料は1100円安くなりました。

接種証明を提出して、全国旅行支援で安くなっているうえに、2000円のチケットがついてきました。

チケットは、食事時のビール代とお土産に使わせていただきました。

この日の歩行距離、約36km。

47,340歩。