陶芸の技法とレシピ 第2章 (original) (raw)

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陶芸の技法とレシピ 第2章 tyawanyako.exblog.jp
窯修理 久しぶりの更新。昨夜還元焼成の窯詰め済ませて点火しようとしたら上段の熱線が通電せず。断線。ざっと見ただけでは見つけられない。今朝、最上段の作品だけ窯から出して、熱線を再点検。見つけました。窯修理_e0050634_13544052.jpg窯修理_e0050634_13552012.jpg前回窯だしのとき、棚板ぶつけてきったみたいです。幸い簡単な傷と場所だったので早速バーナーであぶって窯修理_e0050634_13552954.jpgラジオペンチで曲げてピンで押さえて窯修理_e0050634_13554130.jpg応急処置。スイッチ入れると通電してくれました。問題はこの一連の作業をブログねたにすべく写真に収めたのにPCに入れたとたんどこに行ったのか見つけられず画像無しの記事になってしまったこと。次回は雪辱を晴らすぞ!と思ったら画像が見つかったのでとりあえずアップ。でもなぜか記事に勢い、というか元気が無いなあ。 # by Tyawanya-Kobe | 2006-07-19 13:41 陶芸の技法ー窯 ゴス壷再掲載 先日掲載したゴスの壷、焼きなおして写真取り直しました。ゴス壷再掲載_e0050634_15313278.jpgさらにイッチン壷は釉薬が溶けてイッチンが見えてきました。 ゴス壷再掲載_e0050634_1532126.jpgゴス壷再掲載_e0050634_15352026.jpg色は上の壷は相変わらず黒く見えますが、下のイッチンの壷と同じような青さです。因みにこの調合ですが基本は白い土に透明釉掛けて、ゴスを筆塗り。以前弟子入りしていた窯では石灰透明釉(3号釉)でしたが今回は合成土灰と天草陶石主体の釉薬。そしてゴスですが(河井寛次郎の調合)黄土 300天草陶石 100コバルト 3.5鉄 5.0マンガン 0(堤窯の調合)黄土 400天草陶石 100コバルト 3.5(先輩の調合)黄土 300 300 300天草陶石 100 100カオリン 100コバルト 4.5 5.0 4.5鉄 5.0マンガン 10.0 10.0この場合、黄土は一般に入手しやすい地元の赤土、黄土になるのでかなり成分にむらが出ます。僕の調合は中国黄土 生 100 素焼き 100三石ロー石 50天草陶石 50酸化コバルト 10.0二酸化マンガン 20.0これを釉薬の上から筆で二重塗りし、少し乾くと透明釉を薄めた物を筆塗りして再びゴスを二重塗りして、また釉薬を筆塗りして焼きます。河井寛次郎の一族で、信楽で活動されておられる方は筆塗りではなく、釉薬状にして掛けていると伺いました。 # by Tyawanya-Kobe 2006-05-30 15:33 陶芸の技法ー釉薬 工芸家協会展ー続きー 続きです。工芸家協会展ー続きー_e0050634_15561671.jpgイラボ釉の端正な壷。これがまた軽い。毎度この方の軽さには驚かされます。工芸家協会展ー続きー_e0050634_15573235.jpgゴス染付けではなく差込?の皿。撥水剤を掻き落としてその細いラインに絵の具を入れて書き上げます。筆とはまた違った感じで面白い。工芸家協会展ー続きー_e0050634_15594774.jpg見込みは白化粧、周囲はもろもろと削ってある上からコバルトの焼き締め。釉薬がかかれば真っ青なんでしょうが、金属っぽい黒さが不思議な感じ。ただし使って洗う時にスポンジが引っかかりそう。工芸家協会展ー続きー_e0050634_1621283.jpg備前焼の焼き締めの壷。変形具合が不安定で面白い。工芸家協会展ー続きー_e0050634_163919.jpg工芸家協会展ー続きー_e0050634_1632145.jpg練りこみの皿。どうして造ったのか訊いたらストライプの模様のタタラ板を筒状に繋いで上を閉じていき、逆さにして閉じた部分を底にして、締め直してから、口を広げていった・・・・・そうです。工程がかなり複雑。面白そうだけど僕には無理かな?工芸家協会展ー続きー_e0050634_1663937.jpgステンドグラスのボール。直径40センチ以上あったかな?ガラス板も曲面に曲げて作ってありました。暗い部屋にぶら下げたらきれいだったんだろうなあ。工芸家協会展ー続きー_e0050634_1681473.jpgガラスの香合。アメリカで活躍されている作家さんが出品。 # by Tyawanya-Kobe 2006-05-24 16:09 ご挨拶 三木工芸家協会展 事後報告ですが、三木の堀光美術館で僕も所属する三木工芸家協会という団体の21回目の作品展が開催されました。僕の作品は三木工芸家協会展_e0050634_19262389.jpg三木工芸家協会展_e0050634_19263555.jpg三木工芸家協会展_e0050634_1926487.jpg壷ばかりです。ゴスまきにしたのですが焼が甘く、泡を吹いたまま。時間が無かったので焼きなおせませんでした。今日の窯に入れて焼きなおす予定。因みに焼が甘いので青く発色せず、全体に黒ずんでいます。電灯の明かりの下では更に黒く見えます。僕が当番だった時に来られた観客に壷抱えて外まで連れて行き、天然光の下で見てもらって、実は深~い藍色だと理解してもらいました。他の方の作品。三木工芸家協会展_e0050634_1933771.jpg磁器の板作りだそうです。U字型の本体を中心で支える形なのでどうしても外開きに変形しやすく、何体も試行錯誤されたそうです。三木工芸家協会展_e0050634_19352187.jpg後ろの壁面は皮革での表現。前はガラスと蒔絵。三木工芸家協会展_e0050634_19361358.jpgステンドグラスです。蒔絵は四方皿と棗。三木工芸家協会展_e0050634_1937614.jpg棗は自然の木の形と木目を生かした漆塗りで、僕は非常に欲しかったですがくれませんでした。三木工芸家協会展_e0050634_19383348.jpgこれは穴窯の作品。不思議なフォルムです。長方皿は釉薬の重ねがけで天目のような効果。三木工芸家協会展_e0050634_19403230.jpg三木工芸家協会展_e0050634_19405512.jpg長くなるので一旦これぐらいにします。後半は改めて。 # by Tyawanya-Kobe 2006-05-23 19:41 ご挨拶 暮らしを彩る器と工芸展 昨日同業者の女性と大阪ドームで開催中の 「暮らしを彩る 器と工芸展 ー華やぎのテーブルウェア・ショー 2006-」に行ってきました。初めての大阪ドーム。暮らしを彩る器と工芸展_e0050634_11334081.jpg駐車場から会場まで、途中案内もポスターも皆無。なんか裏口から業者が出入りしている感覚。中には暮らしを彩る器と工芸展_e0050634_11353610.jpg暮らしを彩る器と工芸展_e0050634_1136790.jpgこんな感じでセッティングの例が。いまいち実感が湧かないような並べ方ですが一つ分かったことはテーブルの上に平面に盛り付けるよりも立体的に高低つけてやるほうが面白くなる、ということ。そのほか、様々な作家さんの作品が盛りだくさん。見疲れました><なかでも僕のお目当てはこの人。 八風窯の生中根さんにお会いしてきました。色々面白い話を立て板に水のようにさらさらっと。なぜ写真が無いのか?最初撮っていたらバッテリー切れを起こしてしまい、大切なところで写真がありません。詳しくはハプーさんのブログで。同行したOさんと、来年参戦の積りで会場視察してきました。・・・・・・・・・・・・・・が会場に人が少なすぎる。主宰者がもっと集客に力を入れなくては出品者は遠方の方が多いので集客できないのですから。 # by Tyawanya-Kobe 2006-05-23 11:54 その他 <<< 前へ12345次へ >>> ブログトップ 作陶に関する技法や、ちょっとしたアイデアや釉薬の調合レシピなんかを、思いつくままに記して行きたいと思っています。 by Tyawanya-Kobeプロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する 最新のトラックバック カテゴリ 全体 陶芸の技法ーろくろ 陶芸の技法ー粘土 陶芸の技法ー道具 陶芸の技法ー釉薬 陶芸の技法ー窯 陶芸の技法ー絵付け 陶芸の技法 ご挨拶 その他 以前の記事 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 07月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 リンク 茶碗屋の部屋神戸の茶碗屋のメインページ 茶碗屋ブログ陶芸の技法以外の、日々の出来事や好きなJAZZなどについて綴った茶碗屋のもう一つのブログ引っ越したのでコメントしやすくなりました。 陶芸の技法とレシピこのブログの前身過去ログを辿りたい方はどうぞ Potter'sCommunityプロ・アマチュア陶芸家さんたちの情報交換の場Potter-Yさんが管理人web陶芸展も開催 陶芸.com- 陶芸教えてBBS陶芸のQ&A 陶芸.com- 陶芸なんでもBBS(雑談) ねんどやさん.com- おしゃべりギャラリー瀬戸の粘土屋さんの写真掲示板いい粘土が安い。 日本のやきもの メーリングリスト陶芸のメーリングリストなかなか深い考察が聞けます BlogPeople陶芸ブログ集全部回ったら大変ukkyコレクションとは露知らず 陶工房.netやきものをつくる人のための情報サイト アマチュア電動轆轤技術検定にspecial thanksで名前を載せてもらいました ねこ猫とmama陶芸、日常思うこと、その他ロサンゼルスでの生活などをご紹介 +++ od-ak... +++ Letter From AK京都できばってはるSなAKさんのブログ ハプー山人の日記びわ湖の東、鈴鹿山地の山里 滋賀県永源寺でやきもの、手づくり手描きで陶器を焼いてます。 やきものをやる日のために書き残す ハプー山人の口伝書『生きのびるための陶芸技法』は必読 杏庵思いついたことを書いてみたり、今日あった出来事を書いてみたり。杏の暮らしを知りたければどうぞ。 陶芸家 - On the road to Tougei ya! - yossan.net京都で陶芸家を目指しています。陶芸を学ぶ過程や、お気に入りのアイテムなどを紹介しています。 きぃうぃ工房大阪で生まれた男、takuan-poriさんがNZで穴窯、油滴天目に挑戦 炎と土にたわむれて石州亀山焼の陶器、浜田の風景、島根の陶芸家の御紹介、陶芸教室の模様や陶芸用語の解説,SEOコンテスト参加 とーげいやさんになりたくて陶芸のことや毎日おこったことをゆっくりと綴っていければなあ。。 ひとりごと高校の先輩のレインさんのブログ「私の「絵」と・・・・・日々の「ひとりごと」を、つれづれなるままに発信していきたいとおもいますよろしく・・・・」 にほんブログ村 ポータルブログへフォロー中のブログ 陶芸ブログ・さるのやきもの てるみん陶工房 CLAY STUDIO ... 好きな事とぼそっと独り言 陶芸ブログ ぶらり ご飯と器 器・UTSUWA&陶芸blog :::庵”(anz)::: <陶芸ブログ> おぼえがき upbeat mood craftman 030 おきらく★きまぐれ★陶芸日記 陶炎 - 週末陶芸家ブログ *アトリエヨサヒ* hayarin。drop... 鹿児島の御茶碗屋つきの虫... 鹿児島の御茶碗屋の陶芸ビ... ほんまち館・GALLERY 古本と陶芸 あれやこれや・・・ 中国歴史小説と幻想的な恋の話 ほっとする時間 05' 土あそび ららの陶辺木 1969年生のまいにち 35の朝COLOR 陶芸 睦月 砂文字に託し・・・ 陶片木 陶芸生活日記 陶芸の技法とレシピ samanthaの食卓 毎日の絵の具 陶芸の日記みたいなもの n o t e + 誇張する陶芸家の雑念 陶芸とわたし あるガラス吹きの徒然日記。 器が好き (パンも大好き) 作陶日記 - つぐみ製陶... 極上の憂鬱 romiの陶芸日記 カミ ⇔ ツチ ⇔ ヒト (仮 軽井沢からジューシイな日々 2 隼風窯ご案内 陶~♪ La bonne ave... ブルース日和 :風に吹か... 小川隆夫のJAZZ bl... 工房 「一閑」 気まま通信 nonacafe庵『奥の... 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