NATURE DIARY (original) (raw)
20140622 梅雨空の下の散歩道:クロミドリシジと天牛
2014年 06月 24日
<甲州小梅>
山梨県はコリコリとした歯ごたえの「甲州小梅」が名産。梅林も多い。
この時期、梅の木の下には熟してオレンジ色になった実が多数敷き詰められていた。
梅の実を乾かしているのだろうか?
こんな梅から梅干しができたら美味しそうだな。
---- Japanese Apricot (Ume)
---- Olympus OM-D E-P5, MZD12-40mm
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▊DIARY #591 :
日曜日は朝から雨。
梅雨の最中に天気が悪いと文句をいっても仕方がない。
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クロミドリシジミ
2週間前にDragonbutterさん(蝶と蜻蛉の撮影日記)とクロミドリシジミ撮影を約束。
しかし、前日の大雨のために中止。
今回、その再チャレンジを計画したが、なんとまたしても雨。
でも、今回は雨でも決行しよう。
クヌギの葉上にクロミのメスを見つけた。
みると、雨に直接当たらないように葉のひさしの下に静止していた。
---- Copper Hairstreak
---- Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro
標高が少し高い場所にダイセンシジミを期待して移動。
ところがここでも新鮮なクロミが飛び出した。
LEDライトを使用したら、雨の中でも翅を開いてくれた。
新鮮で無傷のクロミ♂の翅表はやはり美しいと思う。
ところが、僕が撮影しようとしたら、翅を閉じてしまった。
撮気を感じ取ったのだろうか?
里山を背景の写真が取れたので良しとしよう。
---- Copper Hairstreak
---- Olympus OM-D E-M1,Pana 60mm Fisheye, MZD12-40mm
雨がやまないので、昼過ぎにdragonbutterさんと別れた。
小雨時々曇りの日はクロミの生息調査に向いている。
終日叩き出しが可能だからだ。
そこで、これまでまだ調査していない場所を何か所か回ってみた。
新たに数か所でクロミの棲息が確認できた-----良かった。
濡れたダンボールの上の♂が開翅した。
少し古い個体だが、人工物とクロミの組み合わせも面白い。
---- Copper Hairstreak
---- Olympus TG-2, Gyorome8
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カミキリムシ
食草のテイカズラの葉裏に静止するシラハタリンゴカミキリ。
リンゴカミキリの仲間は葉の裏に静止するので撮影が難しいな。
---- Oberea shirahatai
---- Olympus E-P5, MZD60mm Macro
冬にオオムラサキの幼虫を見つけたエノキで蛹を探した。何本ものエノキを見たが、結局サナギは見つけることができなかった。そもそも幼虫の数も例年に比べて少なかったようにおもえるので、僕の予想では今年のオオムラサキは不作。
近くのクワの葉にキボシカミキリを見つけた。
---- Psacothea hilaris hilaris
---- Olympus E-P5, MZD12-40mm
▊ Notes : 雨にも負けず頑張るオジサンたちを神様、仏様は見捨てなかった。
とにかく、目的のクロミが撮影できて良かった。
今回は雨が降っているので、当然、レインウェアに長靴という出で立ちになった。僕の場合はベトナムから持ち帰った帽子を上にかぶった。少し異様な姿だが、この帽子は日よけ雨除けにととても重宝している。でも、最近壊れてしまったのが残念だ。別のベトナム帽子を現在手配中だ。
後で気が付いたがポンチョにすればよかったと思う。
ポンチョであればカメラも内部に入るので気楽に撮影できる。
Dragonbutterさんお疲れ様でした。
Nature Diary vol.9 (31): #591, 2014 Date: June-22 (Sunday) Place: Yamanashi
Photographic Adventures for Insects and Flowers
by 虫林花山
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