そーか (original) (raw)
新卒で一人暮らしを始めた頃、毎日毎日吉野家に吸い込まれるように足を運んだ。遊戯王カードの「粘着テープの家」をご存じだろうか。あんな感じだ。
牛丼は栄養補給に特化した簡易的な食べ物だとか言う人もいるが、僕は美味さを求めている。紅生姜を大量に入れたり、七味で真っ赤に染めたり、つゆでびしゃらせたり。
元々外食が好きではなかったが、吉野家なら気軽に足を運んだ。値段的にもおひとり様の外食における登竜門みたいな立ち位置にいると思う。コロナ前からテイクアウトの文化ができていて、家でチーズや生卵のトッピングができるのも魅力のひとつ。独身時代の思ひ出。
読書が好きで大体週に一冊くらいのペースで読んでいる。自分の知らない世界を見たくて、二冊、三冊と増やしたい。でも、それをするとどこかで時間を切り詰めたり、他の作業と同時並行で読書をしなければいけなくなり、脳が疲弊する。
本を読むスタンス
娯楽なので面白そうな本を好きな時に読む。毎年100冊みたいに目標を立てるとしんどい。
本の読み方
・メモをする。スマホのメモ帳に残しておく。好きな言い回しは、たまに見返すと日常会話で使いたくなる。
・線を引く。一時期やっていたが、続かなかった。どこのページに線を引いたとか覚えてられないし。
・付箋を貼る。本棚に並べたときの見栄えが悪くなる。綺麗に貼れないと気持ちが悪いので精神衛生上良くなかったのですぐにやめた。
・ページを折る。要点がまとまったページや好きな言い回し、展開のページの隅を折る。道具が必要ないから身軽。ページを折る前提に読んでいると、カバンに入れたときの擦れとか汚れが気にならなくなる。本がくたくたになると愛着が湧く。
買う場所
・本屋でタイトルを見て買う。割とハズレない。雑誌や話題になっている本がメイン。
・ブックオフ。宝探しみたいで楽しい。昔話題になっていたけど、読んでいない本が100円で売られていると買ってしまう。
・メルカリ。上記に置いてない場合ここで探す。
子どものときは自転車で行ける範囲の本屋、古本屋を片っ端から回っていた。今は本屋が減っているためメルカリ巡回に代わってしまった。
お金
・学生時代。古本屋ばかり通ってた。
・社会人。新品の本を買うことが増えた。好きな作家にはお金を落とすようにしている。
貧しくはないが、裕福とは言えない家庭で育ち、少ないお小遣いでいかにやりくりするかを考えなければいけなかった。お金を使うことに罪悪感が強かったから安いは正義みたいな価値観を持っていた。社会人になって自分で稼いだお金であること、30歳までに纏まった貯金ができたことで、お金を使うことに罪悪感が減った。結果、新品の本を買うことが増えた。
学生時代、親以外に信頼できる大人が身近にいなかった。坂口安吾や森毅の小説、エッセイを読んでこういう大人もいるのかと思った経験がある。6畳一間にいながら世界を広げることができる読書体験に感動したので、学生時代は大してお金を落とせなかった分、今は新品で買いたいと思っている。
本を書いてみたい
自分の頭の中で起きていることが物理的なものになり、他人と共有できたらいいなと思う一方、恥ずかしさがある。全く物語を書いた経験はないが、挑戦したい気持ちはある。向こう10年くらい掛けて進めて行きたい。書くことを意識すると本の読み方も少し変わってくる。今まで意識していなかった描写の表現などに目がいくようになる。書こうと思う程、沢山読まなければいけないと思い、それが息苦しさを生み始めている。
空きっ腹にビールを入れると良くないから
スモークチーズを2個食べる
なんかサラダ記念日っぽくないですか?
俵万智のTwitterか何かで、教科書に載っているせいで「まだ生きてる人なんだ」と良く言われるみたいなことが書いてあって、「ふふっ」てなったことがある。Twitter見てみたら公式マークが付いていないけど、本人のようだ。収益化してないってことか。
紙に日記を書くことが増えてきた。ノートやらブログやらTwitterだのあっちこっちにどうでもいいことを書いているから統一したい気持ちもある。でも、媒体によって特色あるからなぁという気持ち。何に対しても批評を持って生きていたいと考えると、とにかく言語化が大変。小説家等、文字を書いてる人には一定の敬意を持つ。
育休明けの朝は早い。仕事が溜まっていることは容易に想像つくからだ。重い足取りで自転車を漕ぐ。少し休んでいる間に朝は冷え込み、カーディガンを羽織らなければ肌寒さで鳥肌が立つ。緑色の大きなインコが飛んでいる。この辺りはワカケホンセイインコという昔ペットで日本に輸入され、野生化した鳥をよく見かける。いつもより早く家を出ると街が静かだ。しかし、職場は慌しく、僕と同僚たちの時間感覚が全く異なるようだった。午前中に大量に届いているメールを見ながら、パソコンの端に写している日経新聞を眺める。同僚たちのお陰で大した量の仕事は残っていなかった。そのおかげでのんびりした1日を過ごすことができた。頭が稼働仕切らないまま1日が終わり、床に着く。おやすみなさい。
投票率が少ない若者向けに活動するよりも、投票率が多い高齢者向けの政策を掲げる方が票を集め易いというのは当然。なので、最低限投票数を稼ぐためにも若者も投票に行こう。
『職場を腐らせる人たち (講談社現代新書 2739)』片田 珠美
タイトルが強い本は電子書籍でこっそり読むようにしている。問題ある人とは距離を取ることが推奨されている。また距離を取るにしても、誰の何が問題なのかを把握することで、自分と相手のどちらに問題があるかを理解することも重要。話し合いで解決できることって実際ほとんどないよなぁと思ってしまう。
https://bookmeter.com/books/21839249
『【三宅香帆デビュー作!】人生を狂わす名著50(ライツ社)』三宅香帆
本に対する愛が溢れている。各紹介している本毎に類似の推奨本が記載されているのが良かった。
https://bookmeter.com/books/12229047
チャールズが死に、未亡人としての振る舞いを強いられるスカーレット。南軍は劣勢に陥り、北軍の侵攻はアトランタまで及ぶ。窮地の中、バトラーの手助けによりタラまで逃げることができたが、すっかり荒れ果てていた。スカーレットは、誰も頼る存在がいなくなったことで、自身の力で生き延びなければいけないと覚悟を決める。恋愛小説かと思っていたが、ジャンプ漫画の覚醒シーンみたいで燃える。アトランタの戦争が近づいてくる緊迫感とか、戦争への熱狂的な雰囲気から後悔への切替わりの様子の描写が好き。