原稿料わずか3000円の仕事を断った後スゴイことになった話 (original) (raw)
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人生を変えた買い物
( ・ω・)<皆さん、人生を変えた買い物と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
本だったり食べ物だったり家だったり乗り物だったり。千差万別でしょう。
私にとって人生を変えた最大の買い物は、そう、漫画ソフトでした。
( ・ω・)<原稿料3000円事件の帰り道。アマゾンで検索してみたら
「ComicStudio」という漫画ソフトが5000円くらいで売ってました。
引っ越しやら旅行やらでお金、いっぱい使っていた時期だったので5000円の出費は少し痛手でしたが
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」という名言もあることですし
思い切って買っちゃいました。
で、このソフトで描きまくった漫画の書籍化が決まったというわけです(超嬉しい・・・!)
イラストのBefore After
( ・ω・)<このソフトを購入したのが4年前。4年前のイラストはこんな感じでした。
( ・ω・)<こんな感じ。卵型の自画像と猫ぐらいしか描けませんでした。
これが今、どれくらい描けるようになったかというと・・・。
( ・ω・)<この状態です。少しは描けるようになったよ!!!!いえええええい!!
発売まであと5日!!「カウントダウンイラスト」本日のご寄稿は猫漫画家のうだまさんです!公式サイトTOPページの専用バナーからイラストをご覧下さい。 https://t.co/erKw1PJ63k #世界樹5 pic.twitter.com/3VEsi46X2r
— 世界樹の迷宮 広報 (@SQ_kouhou) 2016年7月30日
( ・ω・)<こちらは、「世界樹の迷宮」という大好きなRPGゲームのカウントダウンイラストです。
描いててめ っ っ っ っ っ っ っっちゃ楽しかったです。
※ブログへの転載許可は頂いています。
( ・ω・)<多少絵が描けるようになったのは
もちろん色々数をこなしたというのもありますが・・・。
セルシスさんから出ているソフトは非常に使い勝手がいいので
アナログだと難しくて描けないような絵を簡単に描けちゃうんです。
( ・ω・)<水彩画、私がアナログで描くとにじみは汚いし
画用紙はボロボロになるし最悪なんですが
セルシスのソフトを使えばご覧の通り!これ、5分で描けました。
初めて描いた漫画
( ・ω・)<初めて描いた長編漫画は、猫の漫画でした。
( ・ω・)<皆さん、多分この子、知ってると思います。
「ケツにドライヤーを当てられた瞬間のうちの猫」というタイトルの写真。
通称ケツドライヤー猫です。
( ・ω・)<実はこの子、うちの猫です。朝、近所のゴミ捨て場にいた猫さんでした。
この写真は、獣医さんのところで処置をしてもらい、家に帰って来た時の写真。
これでも随分綺麗にしてもらったんですよ。
見つけた時は、どういう模様なのかわからないくらい汚れていたし、目もふさがっていて
鳥にでもつつかれたのか足にケガをしていました。
( ・ω・)<保護当初、私の家には猫が既に2匹いました。
獣医さんから「保護猫が持っているかもしれない
病気をうつさないために隔離する必要がある」と言われたため
保護してから数日後に私の実家に子猫をあずけました。
( ・ω・)<で、母がもうメロメロになってしまって、そのまま実家の猫になりました(笑)
名前は空(そら)ちゃんと言います。
出会った時に、つぶれて塞がった目で空を見上げてました。
「早く、一緒にお空を見られますように」との願いを込めて、「空」と名付けました。
大きな病気もなく、今ではこんなに元気に大きく育ってくれました。
( ・ω・)<私が初めて描いた長編漫画は、この子のサイレント漫画でした。
漫画「二人のママさん」
今ではお兄ちゃん猫になりました
( ・ω・)<ということで、実家の猫になった空ちゃん。
今では笑顔が素敵な立派なオス猫になりました。
( ・ω・)<新しく子猫が実家にやってきたので、空ちゃんは今ではお兄ちゃんです。
( ・ω・)<新入りの名前は「海(カイ)」ちゃん。
空と海で「空海コンビ」と呼ばれています。
(この2匹の日常は、母が書いている猫ブログ「捨て猫そらの日常」で見ることができます)
漫画を描きまくるようになった
( ・ω・)<ということで、初めての長編漫画も描き終わり
ソフトにもかなり慣れたので、色々な漫画を描くようになりました。
( ・ω・)<プロットとネームはアナログ、それより後の工程はコミスタで描くようになりました。
( ・ω・)<こちらはコミスタの管理画面。
めちゃくちゃ楽しみながら、たくさんの漫画を描きました。
( ・ω・)<一番の長期連載は、1コマ漫画「猫にありがちなこと」です。
これは「うごくイラスト」、通称うごイラと呼ばれるもの。
前述の連載はなんと1000回で完結したのですが、その最終回のために作ったものです。
(普段の連載はコミスタで描きましたが、このうごイラだけは次のソフトであるクリスタで描きました)
長きにわたって読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。
( ・ω・)<ということで、毎日使いまくっていたこれらの漫画ソフト
一通り使いこなせていると自信はあったのですが
それをゆるがす大事件が起こりました。
プログラマーの旦那と結婚
( ・ω・)<事件は、今の旦那と結婚し、一緒に暮らし始めた初日に起こりました。
( ・ω・)<旦那の職業はプログラマー。小学校の同級生です。
プログラマーの旦那、自分が生んだプログラムに「たかし」とか「ゆうすけ」って名前をつけてて「よーし良い子だ!よくできた!」って子供を褒めるかのように褒めてて(変な人だな)って思ってたんだけどこないだ一人で「親にむかって何だその再現性のないバグは」って説教してたのはちょっと面白かった
— うだま@秋です (@udama1212) 2015年8月3日
( ・ω・)<このツイート↑に出てくる人です。
二人で暮らすマンションを決め、私が先に入居し、その数日後に旦那が入居しました。
その初日の出来事です。
一緒に暮らし始めた日のこと
漫画を描く側だった旦那
( ・ω・)<なんかおかしいと思ったんですよね
ペンタブだってめっちゃいいの持ってるし液タブも持ってるし(超羨ましい)。
( ・ω・)<でもまぁ資料も貸してもらえるし
ソフトでわからないことがあったらすぐ教えてもらえるし
めっちゃありがたいです。
使いこなせていないことが発覚
( ・ω・)<で、実際に原稿描いてるところを見せてもらったんですが・・・。
勉強しなおし!!
( ・ω・)<ってことで焦った私。勉強しなおしました。
( ・ω・)<書籍、何冊か買ったんですが
基礎の復習までするとなると、この本がオススメかなと。
( ・ω・)<少年サンデー編集部から出ているものです。セルシスが監修しています。
やっぱりクリスタがないと無理
( ・ω・)<勉強しなおしてみて、改めて思いました。クリップスタジオは、スゴイ。
コミスタもクリスタも、「デジタルでの」イラスト・漫画製作のためのソフトです。
私のようにアナログでは何もできない人間にとっては本当にありがたいソフトなんですね。
( ・ω・)<ちなみに私がアナログにチャレンジするとこうなります。
一つの表現方法を授かったということ
( ・ω・)<コミスタ、そしてクリスタを買って何が一番嬉しかったかって
「一つの表現方法」を授かったことです。
( ・ω・)<どんな形式であれ、創作活動をしている人は、「表現したいこと」を持っています。
「表現する」という動詞って、英語だと「express」じゃないですか。「ex(外に)」、「press(押し出す)」。
表現者の人たちは、表現せずにはいられないことを表現していると思うんです。
思わず外に出ちゃう、みたいな。
( ・ω・)<で、その「表現したいことを表現する」際に、色々選択肢があると思うんですね。
映画なりイラストなり漫画なり記事なり小説なり動画なり、色々な選択肢が。
私の場合は、その選択肢の中から
「この表現したいことに最も適した表現方法はどれか」と、選ぶことにしているんですが
ソフトを買う前の私には、その選択肢が「文章」しかありませんでした。
( ・ω・)<たった一つしかなかった私の選択肢に
「イラスト」や「漫画」、「うごくイラスト」などの様々な選択肢を追加してくれた
コミスタ、そしてクリスタにはほんっとうに感謝しています。
幸せです
都庁前に到着
( ・ω・)<ということで都庁前にやってきました。
・・・何しに来たかって?行きたい場所があったんすよ。
( ・ω・)<緑が美しい広々とした公園をつっきり・・・。
( ・ω・)<コミスタとクリスタをこの世に生み出した会社、「セルシス」の本社です!!!
※外観の写真の掲載許可は頂いています。
( ・ω・)<なんとセルシスの広報さんに、インタビューする機会を頂きました。
セルシスさん、お忙しい中、ありがとうございます!
一人のユーザーとして、色々と聞きたいことを聞いてきました。
( ・ω・)<・・・って言っても、メールインタビューです。
本社はただ私が行ってみたかっただけです(笑)(スンマセン)
インタビュー
( ・ω・)<以上、セルシスさんインタビューでした!
( ・ω・)<個人的にちょっとビビったのが、ユーザー数200万人というこの数字。
私、栃木県の鹿沼市っていう宇都宮の隣町出身なんですけど
人口9.5万人ですよ人口9.5万人。足もとにも及ばない。
まとめ
( ・ω・)<いかがでしたでしょうか?
人生を変える「買い物」って、実際あるんすね。
私の場合はセルシスのコミックスタジオ、そしてクリップスタジオでした。
( ・ω・)<今となっては、あの原稿料3000円事件の編集者が言い放った一言
「漫画なんて誰でも描けるっしょ」にすんごく感謝です(ほんっとにマジで)。
( ・ω・)<はい、ってことで。以上、コミックスタジオ、そしてクリップスタジオのご紹介でしたー!
絵を描いてみたいという方、漫画を描いてみたいと言う方にとっては
「人生を変える買い物」になると思います。
それでは皆さん、素敵な創作ライフを・・・!
■ライタープロフィール
うだま
猫漫画家。猫ブログ「ツンギレ猫の日常」は毎日更新。
猫ツイッター(@udama1212)で猫画像を毎日投下し続けている。最近裏アカウント(@udama1212ura)も公開。
オマケ「漫画家カルタ」
( ・ω・)<こっから先はオマケ。
創作活動をしている漫画家さん向けのカルタです。疲れてる時に読んで下さい。
( ・ω・)<おしまいっ!ここまで読んでくれてありがとうございましたー!!