プレゼン締切直前の救世主!AIスライド作成ツールGammaで攻略! (original) (raw)

先日、「なごのキャンパスエンジニア交流会|Nagono Tech in Touch! #3 〜クロストーク&夏休み自由研究発表会」というイベントでLT(ライトニングトークをやってきました。LTは一般的に5分間程度で話すという内容のものです。

https://techintouch03.peatix.com/

今回のLTのテーマは「夏休み自由研究」でした。一応、やることとしては準備としては8月までに終わっていたのですが、スライドを作成するのを当日まですっかり忘れていて、当日の夕方までまったく手をつけられませんでした。ただ、現行や画像などは作成していたので素材や内容は問題ありません。さてどうやって、スライド化しようかなと思ってました。

そんなとき、研究室の学生がGammaの話をしていたのを思い出しました。

gamma.app

Gammaは、AIスライド作成サービスで、ユーザーが短い文章やキーワードを入力するだけで、プロフェッショナルなデザインのプレゼンテーション資料を自動生成できるというものになります。PCにプログラムをインストールする必要がなく、Webブラウザで動作するため、手軽に利用できます。

これだ!

ということで、時間がなかったので早速使用してみることにしました。

Gammaでのスライド作成は非常に簡単です。基本的には数行のテキストがあれば、スライドの雛形を作成できるレベルの機能がありますが、今回10ページ程度の原稿があったのでそれを入力して作成したので文面の変更はほぼありませんでした。(サイズ変更や強調、画像以外の差し替えは行っています)

Gammaのサイトへアクセスし、アプリのワークスペースを開き

【新規作成AI】ボタンをクリックします。

AIで作成する画面に遷移したら今回はファイルをもっていたので、【ファイルまたはURLのインポート】ボタンをクリックし

ファイルをアップロードしました。今回はpdf形式としました(Wordファイルや**PowerPointファイルも使用できます)。ちなみにローカルファイルだけでなく、GoogleドライブNotion**などからも情報を参照することができます。

ファイルの選択し、インポートを行います。形式の設定を行い、【続ける】ボタンをクリック、

すると、プロンプトエディターの画面が開き、ページ毎に生成されたプロンプトが表示されます。(下記画像には表示されていませんが、資料からページ毎に自動で作成されます)プロンプトを追加・編集することもできます。また、左側のペインに設定(コンテンツの対象者、文字量、である調・ですます調など)を行って、【続ける】ボタンを押すと

つづけて作成するスライドのテーマの選択を行う画面に遷移します。いろいろなテーマがあるので、そちらから選択し、【生成】ボタンをクリックします。

クリック後、スライドのページ毎にプロンプトをもとに生成されていきます。画像がないpdfファイルだったので画像についてはAI側でそれらしいイメージのものをつけてくれます。

ここからは内容を確認しながら完成へと作業を行います。変更もGammaの中で行えますし、プレゼンテーションもこのツールで行えます。プロンプトによって生成されたスライド内の画像は、内容に沿ったものではないので、自分で事前に用意しておいた画像へ差し替え行っています。その他、文字の強調やフォントサイズの変更を行ったのが以下のものになります。

speakerdeck.com

完成まで1時間弱でした。事前に原稿があったので概ね変更があったのでかなり短時間で完成できました。

ですが、数行のプロンプトからの生成を行う場合には、あくまでもある程度のレベルものになってしまいます。その点は致し方ないと思います。といってもテーマやレイアウトはしっかり出来ているので短時間での作成とバレないかもしれません。

おわりに

AI活用サービスの進歩によって、今回は準備が大幅に楽になりました。また、AIの進化は、これからの働き方を大きく変える可能性も感じられました。Gammaは、プレゼンテーション資料作成の効率を劇的に向上させるだけでなく、アイデアの視覚化や整理にも役立ちますし。

特に今回のような締切直前の状況では非常に有効です。普段からこうしたツールを使用し、自分のスタイルに合わせて使いこなしていくことも大切なのかも。とりあえず使ってみることは重要ですね。