ゴールデンカムイ聖地巡礼リターンズ 開拓の村・前編 (original) (raw)
ゴールデンカムイ聖地巡礼リターンズ!! 巡礼6日目札幌1日目は大本命開拓の村!このために来た!ものすごい量なので、前後編に分けた前編のこの記事では市街地群をまとめました。
開拓の村
開園時間:9:00〜17:00(5月〜9月)、9:00〜16:30(10月〜4月)
休館日:無休(5月〜9月)、月曜日(10月〜4月/祝日・振替休日の場合は翌日)
アクセス:新札幌駅・新さっぽろ駅下車、新札幌バスターミナル北レーン10番乗り場より、JR北海道バス「開拓の村」行き
案内サイト:北海道開拓の村
今年の3月に初来園し、5時間くらいかけて回ってもまたまだ取りこぼしがあったのと、積雪で行けないエリアや、同じ画にならないスポットがあったので、雪もなく気候の良い6月にリベンジです!
いうて2回目だし、3〜4時間くらいで廻り切れると思ってましたが、念のため9時半スタートです(先に言うと7時間いました)。
雲ひとつないド晴天!当初は札幌2日目に開拓の村の予定でしたが、2日目が雨予報なのと、この日はピーカン&気温も高く良い画が撮れそうなので、予定変更。大正解!
事前準備
私の場合は、前回撮っておいた、入り口の金カムコーナーに展示されてる作中登場シーンを網羅した資料を元に、村内マップの番号順に作中登場シーンをスクショ&番号付け。
当日はスクショと実写がカメラロールで並ぶように撮っていくと後からわかりやすい(1枚ごとにスクショをスクショ→現地撮影、の繰り返し)。
公式サイトから園内マップ(開拓の村MAP)をプリントorDLしておき、聖地スポットと回るルートを確認しておくのがおすすめです。なんせ園内52施設中、40施設くらい作中に出てきます。私は↑のやり方で(多分150箇所くらい)ピックアップしておきました。
入口の金カムコーナー。この資料(とくに左側の表だけのやつ)がなければ全部は回れませんでした。本っ当〜に有難い!!
入場してすぐの園内マップ。
服装としては、脱ぎ履きしやすい靴はマストです。数十件もの建造物内に何度も出入りしますし、各所の玄関は狭め&段差が急なので、何度も座って着脱するのは大変な手間です。歩きづらい道も多いので、ファスナー式の登山靴や、冬はスノーブーツがおすすめ。冬は受付で長靴の貸し出しをしてます。
あとは通年サングラス必須。遮蔽物がないので直射日光がモロに来ます。UV対策も万全に。冬は雪の照り返しで目が開けてられません。日傘出し入れ面倒なので、大きめの帽子もおすすめ。冬場は建造物内の底冷えが厳しいので、つま先カイロを貼っておくのも良いです。
市街地群
①旧札幌停車場(出入り口)
はい!来ました!24巻240話で尾形が親孝行した旧札幌停車場です!他に同話で土方らが変装した際の背景、28巻274話でアシリパさんが皮をなめす方法を説明するシーンなどにも出てきます。ここを見ると金カムの世界に来たんだって実感します!
③旧手宮駅長官舎
6巻57話、尾形「そのケツアゴぐるっとケツまで切り裂いて全身ケツにしてやろうか?」物騒すぎる。
6巻58話、土方「こっちだ」土足で家に上がられた可哀想な茨戸の一般市民の民家。
8巻71・72話、月島「なんなのだこれは…!」信奉する鶴見中尉による人心掌握術→ 夕張の江渡貝くぅん邸でのファッションショー。
9巻82話、尾形「外の連中を玄関まで追い込む」ダダッ 足太くて愛しい〜。
10巻97話、鶴見「市外です」小樽の第七師団兵舎内デルビル磁石式壁掛電話機。
10巻97話、鶴見「白石を誰にも接触させるな」 、細かい仕様が違ったり、受話器がないので完全一致ではないですが、電話機としては同じ種類のはず。30巻295話、鯉登「嘘で試した人間の愛しか本物と思えないのでは?」の函館五稜郭にある陸軍訓練所の電話機としても登場。 ※③旧手宮駅長官舎以外の建物でもいくつか同じ電話機がありました。
25巻243話、宇佐美「コンニャロコンニャロコンニャロ」札幌で精子探偵してる宇佐美の背景(外観裏側)。
④旧開拓使爾志通洋造家
7巻63話、64話、69話、日高のエディー・ダン邸の外観。
⑤旧福士家住宅
8巻70話などに出てくる小樽のアジトの土方歳三お気に入りの長椅子。
8巻70話、尾形「のっぺらぼうはアイヌなんだろ?」
8巻70話、土方「アイヌに成りすました極東ロシアのパルチザンだ」
23巻222話、尾形「俺も負傷してこのざまだ」これ以上右に行けず、画角が合わない。作中では籐椅子が見えてるのでこの部屋で合ってるはず。
23巻222話、尾形「アシリパはどうやら暗号を解くカギを思い出したということ」この後の門倉の「探さなくっちゃ!!」が可愛すぎる。「ちゃ」??おぐぅ…。
23巻223話、尾形「あんたら鶴見中尉を舐めてるな」 ここまで全てのシーンで尾形は火鉢を股ぐらに抱えて独り占めしてます。
28巻273話、尾形「茨戸の土方歳三のマネだぜ」ズカズカされた札幌ビール工場付近の民家内部。
8巻75話、尾形・野間・玉井伍長らが囲む、小樽の第七師団兵舎のストーブ。ストーブの目の前を占領する尾形。ブレない。
8巻71話、鶴見「昨日の夜…我々を撒いたつもりでいたんだろう?」夕張の江渡貝くぅん邸窓
9巻81話、尾形「いま外にチラッと軍服が見えた」同じ窓。
⑥旧松橋家住宅
24巻232話の月島軍曹の回想シーンで鶴見中尉が指の骨に触れていた、小樽の第七師団兵舎内部。2巻16話で杉元が捕らえられたのと同じ場所。
8巻75話、76話でのゲンジロちゃん回想シーン。
15巻150話で鶴見中尉が琺瑯の額当てを披露するシーン。
21巻202話、ヴァ「すぐそこにいる…」樺太敷香の建物。※反転
わかりづらいですが、同話で杉元に背負い投げされたヴァが襖から突き破った先の部屋。本棚、その左側の戸、その先のガラス戸が一致。※反転
21巻202話、杉元とヴァのお絵描き部屋。
13巻123話、屈斜路湖の都丹のアジトにアシリパさんが縁側から入るシーン。
⑦旧有島家住宅
23巻223話、尾形「ここも危険じゃないか」他、小樽の土方歳三のアジト外観。
10巻97話で鶴見中尉が旭川から連絡を受けるシーン。
11巻103話、鶴見「間違いなく尾形百之助だったんだな?」 他、11巻101話で月島・鯉登が鶴見中尉と会話するシーンなど、小樽の第七師団兵舎外観。
⑧旧浦河市庁庁舎
6巻50話他、札幌世界ホテルの外観。
6巻54話、白石「爆薬を袋ごと火の中に落としちまったッ」他、ホテル内部階段。
7巻63話、日高のエディー・ダン邸内部の客間。
7巻65話、1ページ目のエディー・ダン氏の後ろの窓。
⑨旧小樽新聞社
13巻124話、白石「新聞社?」
⑩旧開拓使工業局庁舎
28巻273話、有古のマキリが展示されている北海道のどこかの郷土資料館。
⑪旧北海中学校
23巻226話、「はよはよ」宇佐美少年の通う新潟の小学校の外観。
23巻226話、「明日一緒に学校行これ」同上。
8巻78話、尾形「なんだこりゃ」他、8巻71話、鶴見「みなさん こんにちは」、夕張の江渡貝くぅん邸の人間剥製部屋のテーブルセット。
9巻82話、尾形「結構来てるな」夕張の江渡貝くぅん邸(校内廊下)から見た外の様子。
⑫旧龍雲寺
3巻223話以降の札幌のはずれの土方陣営アジト内外観。外観は25巻246話、247話でアシリパさんと土方が刺青人皮を広げてるシーンでも登場。
25巻247話、土方陣営と合流した杉元・白石らが修学旅行してるシーンの内外観。
25巻247話、杉元「尾形が近づいて来ても猫よけになってくれるだろ」の鐘。
⑭旧島歌郵便局
11巻102話、谷垣がフチからの電報を受け取りに来た釧路の郵便局。
⑮旧山本理髪店
はいー!尾形聖地!6巻57話、扉絵の茨戸の理髪店。他、6巻56話、ケツアゴ署長を引きずり出す尾形の背景。まさか左側にあるハシゴからヨイショヨイショして屋根まで登ったの??猫じゃん。
6巻55話、髭を整えてもらってる尾形。この頃の尾形の髭は口角より上まで伸びててオッサン度高し。 髭が短いと途端に幼くなる。可愛い〜。
⑯旧渡辺商店
27巻266話、白石「突入して助けに行くか?」札幌の教会手前の建物。他、16巻154話、樺太の豊原で鯉登がスリの長吉を追いかけるシーン。
⑰旧浦河公会会堂
27巻264話〜、アシリパさん・ソフィアが監禁された札幌の教会内部。
27巻266話、鶴見「約50年前」
27巻271話、鶴見「いわば…ゴールデンカムイか」見事なタイトル回収。
27巻271話、アシリパさん「ホロケウオシコニ」
⑱旧来正旅館
4巻33話、白石が小樽の遊郭に聞き込みに行こうとするシーンで外観。
9巻90話、土方たちが滞在し白石が脱走した月形の旅館の内部階段と玄関外側。
13巻123話、屈斜路湖の都丹のアジト外観。尾形の股間に聳え立つ三八式。
21巻202話、職務放棄して国境から敷香まで来たストーカーヴァシリ「出てこい 私は死ねなかったぞ」の建物内部。
25巻243話、尾形がカモ獲ってきた小樽の建物内部の台所。
25巻243話、尾形「狙撃兵は人間を撃ってこそだ」の玄関内側。 この時の嬉しそうな顔ったら。
2階は老朽化により上がれず、以下シーン未撮影。
・8巻76話、鶴見中尉とインカラマッが会話した部屋
・8巻80話、月島軍曹が夕張から刺青人皮を持ち帰った小樽の第七師団兵舎内部
・11巻103話、尾形が殺鼠剤入りあんこう鍋をおっ母に食べさせた茨城の実家
・11巻101話、103話での鶴見中尉、鯉登&月島の会話シーンの小樽の第七師団兵舎内部
・12巻120話、屈斜路湖旅館客室でマッサージを受ける杉元
・13巻123話、屈斜路湖の都丹らのアジト内外観(ボロく描き足されてます)
・20巻192話、登別温泉旅館客室での二階堂らの会話シーン
・21巻208話、登別温泉旅館客室でボコられる有古のシーン
⑲旧三〼河本そば屋
2巻15話、杉元がにしん蕎麦を食べた小樽のお蕎麦屋さん。「こいつはヒンナだぜ」
⑳旧武井商店酒造部
2巻16話、17話で杉元が拘束された小樽の第七師団の兵舎外観。
6巻55話、土方「喧嘩のやり方が気に食わん」茨戸の旅館(馬吉の本陣)。かっこいいねぇ、土方はホント。
14巻140話、樺太大泊のプレップ本舗でベベッてされる杉元。
21巻202話、「不死身の杉元なら悪夢だ」樺太の敷香の建物の階段。頭巾ちゃん逃げて~!!
23巻223話、門倉「看守仲間のツテで聞いた話です…」札幌の土方歳三アジト内部。
23巻223話、土方らがハクチョウを食べるシーン。手前の囲炉裏周りに土方、永倉、都丹。奥のちゃぶ台手前左に有古、右に牛山、奥左に門倉、奥右に夏太郎。1コマ目では見えないけど、4コマ目背景から、尾形はお誕生日席。布団も隣だし、兵士同士、顔見知りの有古の近くが落ち着くのかな。
25巻246話 札幌の寺のアジトでアシリパさんと土方が刺青人皮について語るシーンでは、奥のちゃぶ台を利用。
㉑旧近藤医院
14巻138話で杉元がおにぎりを食べる網走近郊の病院の外観。他、15巻148話、鶴見中尉が二階堂を見舞う網走近郊の病院。18巻171話で鶴見中尉が刺青人皮の解読をしている網走近郊の病院。23巻229話で谷垣がインカラマッの行方を伺う、網走近郊の病院。
6巻55話、家永が療養した札幌の病院内部。チンポ先生、そばについてあげてる…、ホントそういうとこ…。他、28巻273話で有古が運ばれた札幌の阿部医院内部。ベッドってか板。
8巻71話、江渡貝剥製所工房。「自分は元々奈良で生まれたんですが」ここはセリフで隠れてる部分が多く、しかも反転させると一致するのでわかりづらかったです。
㉒旧近藤染舗
21巻201話、樺太の敷香にて白石らが狙撃された「尾形がもう戻ってきた!」窓
26巻251話、サッポロビール工場編で、ヴァシリが屋根に上がっているシーン。
㉓旧武岡商店
21巻201話、樺太の敷香で日用品の買い出し中。
21巻201話「よし出発だ」
㉔旧大石三省堂支店
12巻117話、網走監獄で宇佐美がスパイしてるシーン。
㉘旧広瀬写真館
13巻124話、北見の写真館でみんなで写真を撮るシーン。
13巻124話、杉元「せっかくだから思い出にみんなで撮影会しようぜ」チンポ先生と家永セットなのが愛おしい。
13巻124話、「いいよいいよぉ」ゲンジロちゃんグラビア撮影。
13巻124話、「「「もうちょっと足を開いてみようか」」」
㉚旧札幌農学校寄宿舎
31巻310話「勇作だけが 俺を愛してくれたから」
尾形の最期はいまだに咀嚼しきれてません。最終巻を読み返すのもつらい。
ところでここってすごいシリアスなシーンだけど、もしかして尾形は弟になんでやねんしてる?あの手なに?近すぎるって避けてるの?怒涛のシーンの連続の最中、菊田さんのホッコシ笑顔がわざわざ入るってことは、傍目にも勇作が尾形を愛してたことは間違いないってことだよね?
11巻103話、尾形「面をくらいましたよ」
11巻103話、「兄様」と呼ぶのです。
25巻243話、近すぎる勇作から少しでも距離を置きたい様子の尾形百之助。愛され慣れてない尾形…。尾形、きみは愛されていたんだよ。
10巻98話、鯉登「逃すなッ」
10巻97話「網走監獄の典獄が私に会いたいだと?」
10巻97話「…イヌドウ」
10巻98話、尾形「杉元こっちはダメだッ、南へ逃げろあっちだッ」※反転
10巻98話、尾形「不死身なんだろ?死ぬ気で走れッ」※反転
これら逃走シーンの背景は、旭川第七師団第27聯隊官舎として登場。
28巻277話、陸軍士官学校の事務所。
市街地群を廻り終わったのが14時半。ノンストップで4時間かかりました。さすがにヘットヘトなので、開拓の村食堂(土曜だからか、ランチタイムは混んでたので外しました)でクリームソーダといももち、チーズボールで昼食兼休憩。
やはり建造物をそのまま見られるのは没入感がすごいです。彼等がそこにいた景色がリアルに感じられます。漁村群、農村群、山村群は次の記事で!