現に進行形 (original) (raw)

来月、ライブをする。

もちろんラッパーではなく、ベーシストとしてだ。

夜な夜なラップばかりこさえてはいるが、Dr.Tはバンドマンなのだ。

今やっているバンドはCalm brakeという。

ギタリストが『なんか「日常を壊す」みたいなそんな感じ』という意味で持ってきた英語だが、直訳するとブレークの綴りも合間って、真逆の『穏やかな休憩』となる。

まぁでも、ミドルエイジパパの集まったザ・サードプレイスみたいなバンドだし、それはそれでいいかと思いそのまま採用した。

このバンドは僕にとってのアベンジャーズ的なバンドだ。

僕のバンド歴はざっくり『学生期(15〜20歳)』と『社会人期(25〜32歳)』そして今の『子育て期(36歳〜)に分けられるのだが、Calm brakeには学生期、社会人期それぞれで1番メインでやっていたバンドのメンバーが全員揃っている。

メンバー構成を要約すると

①学生期バンド

ラッパー、ギター、ベース、ドラム

②社会人期バンド

①の楽器隊3人+ギター、ボーカル

Calm brake

②の5人+①のラッパー

こうなる。

①のバンドは、純日本語ミクスチャーバンドだった。

当時16歳だかの僕たちは彗星の如くインディーズシーンに現れた数多の『ラップ×ロック』を鳴らすバンドたちに心底憧れた。

ロクにコピーもせずオリジナル曲を量産し、ひたすらにライブを重ねるという若さにかまけた活動をし、それぞれが進路を考える段階になって、終止符を打った(その後もフツーに友達付き合いをしていたので、ちょくちょく復活していたが)。

②のバンドは、それぞれの社会人デビューを無事に終え、少し時間と心に余裕が出来て組んだ。

学生バンドからの幼馴染の3人に、当時全盛期だったmixiメン募コミュニティで募った、地方から転勤で僕たちの街にやってきたギタリストと、バンド経験は無いが30歳目前で意を決してボーカル募集に応募してきたボーカリストを加え、日本語ロックをやっていた。

このバンドは『VOLTA』といい、Dr.TのYouTubeの最奥に動画が上がっている。

色々と課題はあったが、曲はすごく気に入っている。

幼馴染の方のギタリストが作曲したリフに、僕が詞とメロディを付けていたのだが、2人がミクスチャー以外で1番愛した『90年代V系×エモいラウドロック』がよく表現出来ていたバンドだったように思う。

そんなこんなを経て、全員父親になった我々は全部盛りのバンドを組んだ。

ラップもエモいメロも重いリフも全部、好きなものは最大公約数で纏めて、曲にしてやろう。

あいつのリフには奴のラップが世界一合う。

僕のメロディは彼が世界一上手く歌える。

音楽を再開してから2年間、ワクワクしっぱなしである。

そんなバンドが我々Calm brakeです。

9/22、ご興味のある方はぜひお越し下さい。

ギター1人育休中だけど。

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