映画『レスキュー奇跡を起こした者たち』公式ウェブサイト (original) (raw)
2021年のトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞!アメリカで公開されるとたちまち話題を呼び、5館でのスタートから560館に広がる大ヒットとなったドキュメンタリー。
2018年6月23日、サッカーチーム「ムーパ(イノシシ)」に所属する少年12 人がサッカーの練習後、コーチ同行のもとタイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟探検に入った。しかしその日は豪雨により洞窟が浸水し、出入り口が塞がれてしまった。少年たちは帰宅できなくなり、不審に思った家族から行方不明と報告され、捜索作業が始まった。少年たちは洞窟の入り口から約5キロ入った場所に取り残されていることが確認されたが、洞窟内は増水し救助は不可能と思われた。タイ海軍特殊部隊、米軍特殊部隊に加えて各国から応援が入り数千人が集まったが、洞窟ダイビングは死のリスクが高く、特殊技能が必要であるため、少年たちの救出活動は進まない。そこで世界各地から集められたのは、民間の洞窟ダイバー達だった。彼らを中心にした決死の救出作戦が始まる―。
本作は、『フリーソロ』(18)で2019年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン両監督が、不可能と思われた救出劇の詳しい内容を明らかにしながら、洞窟探検のエキスパートたちの果敢な挑戦と功績を映し出したドキュメンタリー。ダイバーたちにとっても危険と隣り合わせの状況で、様々な困難が降りかかる綱渡りのような救出作戦に思わず息を呑む。ドキュメンタリーでありながら、息もつかせぬ緊張感が続き、エンターテイメントとしての面白さも兼ね備えている。今まで明かされなかった貴重な内部映像や関係者へのインタビューに加え、VFXを駆使して洞窟救助の全貌を3Dで描いたリアルな再現映像の撮影も行い、リアリティを追求。世界中から救助のために集まった民間ダイバーたちの人間性や勇気、団結力にスポットを当てたことで深い感動を呼ぶドキュメンタリーに仕上がった。今回、日本の劇場公開に併せて素材を4K化したことでさらに臨場感が増した圧巻の映像になっている。
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ
監督/プロデューサー
Elizabeth Chai Vasarhelyi
直近では、ロッククライマーのアレックス・オノルドを親密かつ淡々と描いた『フリーソロ』を監督・製作し2019年アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞を受賞した。今までに監督として手掛けた作品には、『MERU /メルー』(2016年アカデミー賞®ショートリスト、2015年サンダンス映画祭観客賞受賞)、『Incorruptible(原題)』(2016年インディペンデント・スピリット賞、Truer Than Fiction Award部門受賞)、テルライド映画祭とトロント映画祭でプレミア上映された『Youssou N'Dour: I Bring What I Love(原題)』(2008年サンパウロ国際映画祭観客賞受賞)、『A Normal Life(原題)』(2003年トライベッカ映画祭最優秀ドキュメンタリー部門審査員特別賞受賞)、『Touba(原題)』(2013年SXSW審査員特別賞撮影賞)などがある。また、ニューヨーク・タイムズ紙による短編ドキュメンタリー『Op-Docs』、Netflixのデザインシリーズ『アート・オブ・デザイン』、ESPNの『Enhanced(原題)』などの作品を監督。夫のジミー・チン、娘のマリナ、息子のジェームズとともに、ニューヨークとワイオミング州のジャクソンホールを行き来している。
ジミー・チン
監督/プロデューサー
Jimmy Chin
ナショナル ジオグラフィックの写真家であり、プロの登山家、スキーヤーでもある。20年以上にわたり、最先端のクライミングやスキー登山などの遠征に参加しながら、7つの大陸を旅し続けた。彼は、エベレストの登頂と頂上からのスキーを経験し、メルー中央峰にそびえる岩壁“シャークスフィン”初登頂にも成功している。彼の写真は、ナショナル ジオグラフィック・マガジンやニューヨーク・タイムズマガジンの表紙を飾り、数々の賞を受賞。ジミーは、妻のチャイ・ヴァサルヘリィと共同で映画製作と監督をしている。彼らの作品『MERU /メルー』は、2015年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞し、 2016年のアカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている。彼らの直近作品である『フリーソロ』は、2019年アカデミー賞®の長編ドキュメンタリー賞を受賞した。
リック・スタントン
元消防士、洞窟ダイバー
英国・ウェストミッドランズ消防局で消防士として勤務していたが、彼が最も時間を費やしたのは趣味の洞窟潜水だった。彼は40年もの間、世界中の洞窟を探索し、独自のスキルを着実に身につけ、最も困難な洞窟の救助・復旧ミッションに呼ばれるような立場になった。
ジョン・ボランセン
ITコンサルタント、洞窟ダイバー
世界記録を持つイギリスの洞窟探検家かつ洞窟ダイバーであり、過去20年以上にわたって洞窟探検に携わってきた。安全に探索するための呼吸システムや地図作成システムを設計、構築。世界各地で数多くの洞窟救助に携わっている。
ジェイソン・マリンソン
建設技師、洞窟ダイバー
世界中の水中洞窟で30年以上の潜水経験を持つ洞窟探検家。2010年、2011年、2013年にスペインで行われた潜水距離の世界記録を達成した国際的なダイビングチームのリーダーを務めた。少年たちが発見された後に現地入りした。
リチャード・“ハリー”・ハリス
医師、洞窟ダイバー
南オーストラリアのアデレードで、麻酔、ダイビング、航空医療救助の分野で活躍。同僚と共に、16時間以上のダイビングで、水深245mの洞窟や水深150mの難破船を探検してきた。
デレク・P・アンダーソン上級曹長
第57救難飛行隊作戦監督官
イタリアのアヴィアーノ空軍基地にある在欧アメリカ空軍第31戦闘航空団で、唯一のパラレスキュー隊員として、また武器・戦術プログラムの監督官として活躍している。タイ洞窟遭難事故でも上級下士官のリーダーとして活躍。
バク・ロハージュン大佐
タイ王国陸軍主席医務官
タイのバンコクで生まれ、タイで唯一の軍医学校であるプラモンクットクラオ医科大学を卒業。数々の特殊戦闘コースを修了。タイ・イラク軍や、南部国境の3つの県で平和部隊の医師として活動。
ザネット・ナティスリ
地下水の専門家/水管理コンサルタント/製作総指揮
2014年、タイで「National Groundwater Bank Project」を立ち上げ、何千人もの人々を貧困から救うことに貢献。また、タイ周辺のPM2.5大気汚染の問題を解決する現在進行中の取り組みにも協力。2020年にパンデミックが始まると、タイ患者のために携帯型陰圧装置を設計・構築した。
“アンプ”・バンゴーン
看護師
世界探求に出発し、タイ、バーレーン、ニュージーランド、オーストラリアで生活した。イギリスで休暇を過ごしているときに、洞窟ダイバーのリック・スタントンと出会った。救助活動を手伝うためにボランティアとして参加し、また、通訳としてリック・スタントンに協力した。
▼北海道・東北
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
北海道 | サツゲキ | 011-221-3802 | 上映終了 | |
北海道 | シネマ・トーラス | 0144-37-8182 | 上映終了 | |
宮城 | チネ・ラヴィータ | 022-299-5555 | 上映終了 |
▼関東
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
東京 | 新宿武蔵野館 | 03-3354-5670 | 上映終了 | |
東京 | 角川シネマ有楽町 | 03-6268-0015 | 上映終了 | |
東京 | アップリンク吉祥寺 | 0422-66-5042 | 上映終了 | |
東京 | 目黒シネマ | 03-3491-2557 | 8/10(水)~8/12(金) | |
神奈川 | 横浜シネマリン | 045-341-3180 | 上映終了 | |
群馬 | 前橋シネマハウス | 027-212-9127 | 上映終了 | |
栃木 | 小山シネマロブレ | 050-3196-9000 | 上映終了 | |
神奈川 | 川崎市アートセンター | 044-955-0107 | 上映終了 |
▼中部
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
愛知 | センチュリーシネマ | 052-264-8580 | 上映終了 |
▼近畿
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
三重 | 伊勢進富座 | 0596-28-2875 | 上映終了 | |
大阪 | シネ・リーブル梅田 | 06-6440-5930 | 上映終了 | |
大阪 | 新世界国際劇場 | 06-6641-5931 | 上映終了 | |
京都 | アップリンク京都 | 075-600-7890 | 上映終了 | |
兵庫 | シネ・リーブル神戸 | 078-334-2126 | 上映終了 |
▼中国・四国
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
広島 | 八丁座 | 082-962-7772 | 上映終了 | |
香川 | ホール・ソレイユ | 087-861-3366 | 上映終了 | |
徳島 | ufotable CINEMA | 088-678-9113 | 上映終了 | |
愛媛 | シネマルナティック | 089-933-9240 | 順次 | |
高知 | ゴトゴトシネマ | 090-9803-9984 | 上映終了 |
▼九州・沖縄
地域 | 劇場名 | TEL | 初日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
福岡 | KBCシネマ | 092-751-4268 | 上映終了 | |
熊本 | Denkikan | 096-352-2121 | 上映終了 | |
大分 | 大分シネマ5 | 097-536-4512 | 上映終了 | |
大分 | 玉津東天紅 | 0978-25-4433 | 上映終了 | |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 0985-28-1162 | 上映終了 | |
鹿児島 | ガーデンズシネマ | 099-222-8746 | 上映終了 | |
沖縄 | 桜坂劇場 | 098-860-9555 | 上映終了 |