【姓名判断】「１１画」の意味とは？運勢と特徴を解説【天格・人格・地格・外格・総格】 (original) (raw)
姓名判断の「１１画」について解説していきます。
「姓名判断」とは
「姓名判断」とは、名前の画数や陰陽のバランス、音の響きなどによって、運勢の吉凶を知ることができる占いです。
１画〜８１画までの画数にはそれぞれ吉凶や意味があり、「五格」と呼ばれる「天格」「人格」「地格」「外格」「総格」に画数を当てはめて、その人の性格や才能、生まれた時から晩年までの運勢などをみます。ここに「社会運」と「家庭運」をくわえることもありますが、基本は上記の「五格」が重要となります。
「姓名判断」には、_“様々な流派がある”_ため、画数の吉凶が異なっていたり、画数の取り方も「**旧字体派」と「新字体派」に分かれています。画数よりも「三才五行**(画数を五行に置き換えて占うやり方)」を重視する流派や、「霊数(名字や名前が一字の場合に１画を足す数のこと)」をくわえる派とくわえない派があるなど、様々な流派と解釈が存在します。
伝統的な流派では「**旧字体」を使用して判断しますが、人によっては「新字体」のほうが当たっていると感じる人もおり、画数が変わる場合は「旧字体」をベースに、「新字体**」もみていくのがいいでしょう。
「五格」
【天格 (てんかく)】
「天格」は、名字の画数を足した数。_“家柄や先祖から受け継がれている運”_などを表し、個人への影響は薄いです。「天格」だけで判断はしないため、重要度は低いです。
【人格 (じんかく)】
「人格」は、名字の一番下と名前の一番上の画数を足した数。_“性格や才能、仕事運、結婚運”_などを表し、中年期の運勢に影響します。成功者の多くは吉の「人格」をもっており、重要度はとても高いです。
【地格 (ちかく)】
「地格」は、名前の画数を足した数。_“体質や潜在的な能力、目下運”_などを表し、人生の基礎となる幼少期から青年期までの運勢に影響します。「地格」が吉であれば、健康運や生まれ育つ環境に恵まれやすいでしょう。
【外格 (がいかく)】
「外格」は、総格から人格を引いた数。_“社交性や対人運”_などを表し、学校や職場といった外との関わりに影響します。「人格」が内面を表すのに対し、「外格」は他人からの印象を表します。「外格」が吉であれば、社交性に優れ、スムーズな人間関係を築けるでしょう。
【総格 (そうかく)】
「総格」は、名字と名前を足した数。全ての画数を足すことから_“全体的な人生の運勢”_を表し、特に中年期から晩年期の運勢に影響します。「総格」が吉であれば、幸せな晩年を過ごせるでしょう。重要度は高いです。
「１１画」の運勢と吉凶
| 運勢 | 逢春運 |
|---|---|
| 吉凶 | 大吉 |
| 五行 | 木 |
| 陰陽 | 陽 |
キーワード
発展、成功、順調、素直、社交的、堅実、現実主義、ワンマンなど
「１１」は、始まりや発展、成功などを意味する「１」が二つ並んだ数字です。そのため「１画」のもつ吉意がより強まる画数となり、「１１画」をもつ人は、一歩一歩と_“着実に出世の道を歩める恵まれた運勢”の持ち主_となります。
比較的何をしても順調に事が進むため、穏やかで素直な性格になりやすく、その人柄が周囲の人から好感をもたれ、援助運や引き立て運にも恵まれます。明るくて社交的なだけでなく、人をよく見ている冷静さと堅実さも持ち合わせているため、メリットのある人脈を築くことができ、自然と出世の道を歩んでいきます。
また、豊かな才能と 環境に恵まれていると同時に、強い意志と忍耐力ももつので、自分の理想に向かって着実に進んでいけるのでしょう。ただ、ワンマンな一面が出てくると運を落とすため、_常に“謙虚さ”を忘れないことが大切になります。_
人格「１１画」
「人格」は、名字の一番下と名前の一番上の画数を足した数。“性格や才能、仕事運、結婚運”などを表し、中年期の運勢に影響します。
★★★★★
人格に「１１画」をもつ人は、出世運に恵まれる人が多いです。何をしても順調に事が進む運の良さをもつため、才能豊かで恵まれた環境で育つ傾向にあり、年を重ねるごとに出世の道を歩んでいきます。
華やかな経歴をもつエリート的な人が多く、援助運や引き立て運にも恵まれています。強い意志と忍耐力にくわえ、人をよく見ている冷静さと堅実さも持ち合せているため、メリットのある人脈を築き、順調に地位や富を得ていくでしょう。
人当たりの良い社交的な面もあるので、どのような仕事でも成功しやすく、結婚運にも恵まれています。ただ、それほど努力せずに成功をすることもあり、ワンマンになっている場合は注意が必要です。_“謙虚さ”と、いつも支えてくれる人たちへの“感謝の気持ち”を忘れなければ、運の良さを保てる_でしょう。
地格「１１画」
「地格」は、名前の画数を足した数。“体質や潜在的な能力、目下運”などを表し、人生の基礎となる幼少期から青年期までの運勢に影響します。
★★★★☆
地格に「１１画」をもつ人は、可愛がられながら育つ人が多いです。家庭環境に恵まれるため、親から可愛がられながら育つ子供時代になりやすく、明るくて素直な性格が周囲の人からも愛されます。
ですが、内面が頑固な負けず嫌いなので、自分のこだわりを曲げることができず、ストレスを溜めやすい一面があります。ただ、人から助けてもらえる運の良さはあるでしょう。
外格「１１画」
「外格」は、総格から人格を引いた数。“社交性や対人運”などを表し、学校や職場といった外との関わりに影響します。「人格」が内面を表すのに対し、「外格」は他人からの印象を表します。
★★★★★
外格に「１１画」をもつ人は、社交的で好感をもたれやすい人が多いです。人見知りをしない明るくて社交的な性格で、話術にも長けており、人から好感をもたれやすい人です。
人の意見をなかなか聞かない頑固な部分はありますが、家族や友人を大切にする誠実さがあり、良き友人と環境に恵まれるでしょう。また、人をよく見ている観察力にくわえ、鋭い勘をもつ人も多いです。
総格「１１画」
「総格」は、名字と名前を足した数。全ての画数を足すことから“全体的な人生の運勢”を表し、特に中年期から晩年期の運勢に影響します。
★★★★☆
総格に「１１画」をもつ人は、晩年に努力が報われる_“大器晩成”の運勢_になります。一歩一歩と着実に出世の道を歩む「１１画」が総格にあるため、晩年には着実な発展を見せる運勢をもつ一方で、若い頃や中年期には苦労をする暗示があります。
性格は穏やかで多芸多才な人が多く、何事にも誠実で真面目に取り組みます。明るくて社交的なので人から好感をもたれやすく、一度決めたことは誰に何を言われようと曲げずに努力を重ねていくでしょう。
ただ、その頑固で負けず嫌いなところが、周囲の人との衝突を招いたり、結果を焦って苦悩することがあります。自分の考えに固執しやすいので、_人の意見に耳を傾けられるといい_でしょう。苦労はありますが、乗り越えられるとそのぶん成長し、地位や富を得られる晩年を迎えることができます。