Mihoko Kumagaiさんオススメのお店 - Retty 日本最大級の実名型グルメサービス (original) (raw)

またまたお誘いをいただき、やってまいりました‼︎ 門前仲町のカウンターイタリアンです。今回のテーマは何かしら? 少し早めに着くと、大体10分前くらいには入れるのにこの日はギリギリの開門でした。扉が開き中に入ると、カウンターの中からシェフとスタッフの方の笑顔でお出迎え、各々席に着きます。 今回も お任せコース(ワインのペアリング付き) 18000円 で、メニューに記載されていた内容は以下となります。 ・いくらのカッペリーニ ・馬肉 カルパッチョ ・蛸 ボッリート ・鰹 コトレッタ ・生ポルチーニ フェットゥッチーネ ・黒毛和牛4%の奇跡 グリル ・ビーツ ゴルゴンゾーラチーズ ・ドルチェ まずは恒例のシェフによる本日のお楽しみのシークレットメニュー(不覚にも写真撮り忘れ!)からスタート、わかさぎのフリット、飛騨高山のパプリカのマリネ、十勝マンガリッツァ豚のリエットの盛り合わせの一皿です。マンガリッツァ豚をリエットにするなんて、恐れ多くてそんな発想すらできない私は小心者の凡人ですσ(^_^;)もちろん、おそらくデュラムセモリナ粉を使ったわかさぎのフリットとパプリカも食感、色彩とも楽しめるものです。 カッペリーニは自家製いくらが山芋の上に宝石のようにかかっています。山芋は出汁と魚醤で漬けられており、底にはモロヘイヤが仕込まれていて幾重にもなった和洋の味の融合が楽しめます。 次も冷製でカルパッチョ、熊本産馬肉、赤玉ねぎ、レモンオリーブオイル、ケイパーのソースは風味豊か、そこにパルミジャーノレツジャーノとマッシュルームで全体的に濃厚なテイストになるのです。そういえばこちらで馬肉は初めてお目にかかりました。シェフの繊細かつ大胆な素材の組み合わせの妙が光ります。 次から温製になります。まずは明石の蛸のボッリート、ボッリートは肉の色々な部位を煮込んだものですが、シェフの手にかかると明石の蛸を大麦、枝豆、茄子と共に大樹町のシジミの出汁で煮込んだスープ仕立て、トッピングとしてシェリー酒とマルサラ酒で磨いた自家製カラスミがかかった素材も手間もかかった一品、食べてしまうのが勿体無いくらい愛おしい出汁の旨みでした。 次は鰹です。長崎のヤイトカツオをカツレツにして付け合わせはほうれん草、トマトソースでいただくのです。トロのような食感の鰹に対してカリッと揚がったキメの細かいパン粉が香ばしさと鰹の旨みを閉じ込める役目をしていて、仕上げには高いレベルの技が求められるのはすぐにわかります。 いよいよパスタになります。この日は生ポルチーニ、バターとパルミジャーノのシンプルな組み合わせですが、ベーシックなものだけに素材の良さを活かした一品となっています。 メインは和牛のカメノコをじっくりグリルしたもの、全体の4%にしか与えられない最高ランクの和牛をジャガイモを発酵させたビネガーで作ったマスタードでいただくのです。グリルしたパプリカの甘み、ルッコラの苦みが良いアクセントになっていて、素材の良さを噛み締めた至福のひとときでした。 最後はビーツのゴルゴンゾーラのグラタン仕立て、意表をつくトリの一品は、濃厚なゴルゴンゾーラとワインで食事の〆となりました。 デザートは珍しく5種類から選ぶ方式で、皆でワイワイと選ぶ楽しさも相まって賑やかで和気あいあいとしたディナーが終わりました。 こちらはカウンターのみなので、座る場所によってはシェフとの会話も楽しめます。特に今回の席は幹事さんの配慮で一番シェフの動きが見えるところだったので、色々なお話も伺うこともできて楽しすぎる時間を過ごせました。シェフの季節イベントも楽しそう、でもいつも気がつくと予約は終わってしまっています。幹事さんに甘えてばかりですが、また行けることを楽しみに過ごしていきたいものです(^ ^)

今年も季節のスペシャルメニューの時期に、家族恒例のファミリーイベントでこちらに集まりました。最近は特にメニューを気にすることなく、シェフとマダムのお勧めでコースを組み立てるのが我が家の楽しみ方となっているのです。 この日の シャンパンフェア フルコースディナー 6600円 の内容は以下となります。 ・前菜の盛り合わせ ・とうもろこしの冷製スープ ・本日のお魚料理 ・お口直しのソルベ ・本日のお肉料理 ・お好みのデザートまたはフロマージュ ・コーヒー または 紅茶 シャンパンフェアなのでまずはグラスで乾杯‼︎ そして前菜からスタートです。盛り合わせとなった前菜は子羊のパテ、ウニとわかめのジュレのブリュレ、鰹のたたきです。今年は子羊という変化球、ワカメをトロトロのジュレ状にした手の込んだブリュレ、もちろん鮮度抜群の鰹のたたきも「カルパッチョ」ではなく敢えて「タタキ」という命名したところにシェフの魚に対するこだわりが感じられます。この時期の絶品とうもろこしスープはとうもろこしの粒子一つないくらいの滑らかさと濃厚さ、そしてとうもろこしの自然な甘みが楽しめます。自分で作るとわかりますが、この滑らかになるまでの裏漉しが大変なのです。ただ今年のスープはとうもろこしの風味が若干薄い⁈そういえば自宅で作ったコーンポタージュもやや淡白な風味だったので、酷暑続きで全国的にとうもろこしの出来が今年は良くなかったのかしら? 魚料理は鯛のポワレ、帆立貝とタラバ蟹のムース、あわびのステーキ(+1100円)、オマール海老 木の子のソース(+1650円)から選びます。私はホタテとタラバ蟹をチョイス、たらば、ケール、ホタテのムースの上に小さなパイの魚があしらわれていて可愛い‼︎ 付け合わせはコンソメで煮た大根とカボチャ、秋の気配を出していました。 お口直しのフランボアーズとバラのグラニテの後、肉料理です。松阪牛ホホ肉の赤ワイン煮、武州牛リブロースのロースト(+550円)、仔羊のロースト(+550円)、和牛フィレ肉のステーキ(+1650円)から仔羊をチョイス、柔らかく絶妙なローストでシェフの技が光ります。付け合わせのポテトのキッシュも手がかかっていて素晴らしい‼︎ 最後はコーヒーと大好きなレモンプリンも含まれた盛り合わせのデザートで、大満足なコースを締めくくりました。 この日も予約で満席、コロナ以降は席の間隔を大きく取り、ほぼ70%程度で予約を打ち切るとのこと、ランチタイムの予約もかなり争奪戦となっています。これからも地元の老舗フレンチから目が離せません。次回は冬に伺えるといいな(^ ^)

松屋銀座の中に入っている専門店に野暮用で出かけたついでに、久しぶりにデパートの中のカフェで軽く食べて帰ることにしました。デパート中の飲食店を利用するのって何年振りだろう…ここには六本木のキャンティが入っているので、あわよくば固いプリンに出会えるかしら? 流石に平日のティータイムを少し過ぎた時間帯はとても空いています。すぐに好きな席を選んで座り、メニューを開いたらプリンは完売‼︎ やっぱり人気なのですね。気を取り直して軽めのランチ代わりに ハムとトマトのミックスサンドウィッチ サラダ添え 1760円、ホットコーヒー 803円 にしました。コーヒーは1杯無料でおかわりができます。にしてもサンドウィッチのお値段はなかなかのもの、観光地気分でないとちょっと手は出せませんσ(^_^;) ほぼ10分くらいでサンドウィッチとコーヒーが運ばれてきました。大変キメの細かい食パンはきちっと角が立つカット、ご家庭でこれはなかなかできません。まさに老舗の洋食レストランならではですね。添えられていたサラダはグリーンリーフ、カラーピーマン、紫キャベツ、キャロット、ミニトマトで彩りが素晴らしい上にかかっているのがバルサミコドレッシング、この辺りがオシャレ度激上げですね。期待通りのサラダでした。少し時間があったのでコーヒーのおかわりをお願いして、まったりとした時間を過ごしました。 夕方が近い時間帯になると、だんだんと混んできていました。打ち合わせ、待ち合わせ、静かな時間を過ごすおひとり様、それぞれの楽しみ方をされていました。キッチンの中の音、フロアスタッフの動き、どれも静かで無駄のない動きで大変居心地の良い空間でした。おそらくまたこの建物には来らことになるので、今度はプリンを狙っての再訪ですね。

松茸遠征の翌日のランチは、すでに例年と言っても良いくらいお世話になっている安曇野のピゼリアに伺いました。朝は雨が降っていた上田から安曇野まで来たら、空にはきれいな青空が広がり、秋の気配を感じる絶好の薪窯ピザ日和となってテンションが上がります(^ ^) 予約していたのは Bランチコース 3436円、昨年からだいぶ値段が上がってしまいました。小麦粉やオリーブオイルはほぼ倍の値段になった昨今なので、致し方ないといえます。このコースの内容は以下となります。 ・食前のドリンク または 食後のドルチェ ・アミューズ ・本日の一皿 ・有機野菜を使ったサラダ ・ピッツァ または パスタ ・ドリンク というもので、ほぼ全員がドルチェを選択しました。メインのピッツァかパスタは、全てシェアすることにして各々食べたいものを選ぶという、いつもながら贅沢極まりない選択をさせていただき、本当に感謝です。 最初のアミューズはクリームチーズタルトです。ダイス状にカットされた釜焼きしたさつまいもにベリーが組み合わされ、秋の味覚の先取りです。石を使ったプレゼンも自然との一体感を演出していて、野菜が美味しいこちらならではのアレンジメントだと思います。 本日の一皿は鶏胸肉のプレゼ、ピーナツかぼちゃのピュレはほのかに甘く、スプラウトのピリッとした刺激が柔らかく穏やかな味わいのプレゼにアクセントを加えていました。サラダは地元の農園から直送の野菜をふんだんに使ったもので、今回はフルーツも使われていてまだまだ暑い日がある晩夏にピッタリでした。 ピッツァやパスタの前にスープがでます。オニオンスープで中にチーズが入っているのでかき混ぜていただくのです。当然のことながらここでパンが欲しくなりますが、次から怒涛のメインが続くので我慢ですね(^ ^) 全員で頼んだピッツァは、バナナマンさんの番組で紹介された「極みマルゲリータ」、のぐちファームの野菜を使った「シラスと夏野菜のエスターテ」(共に+330円)、「ポルチーニと生ハムのビスマルク」(+980円)、「ハラペーニョの辛ピッツァ」(+660円)、パスタは「ポモドーロ」、テレビで紹介された「のぐち和風パスタ」(+330円)、「エビとホタテのバター醤油和風パスタ」(+660円)です。今回はテレビ取材の後ということで、その時のメニューが残っていて和風が多くなりました。こちらのピッツァはおそらくデュラムセモリナ粉を使った生地を薪窯で焼くので、外側はカリッと仕上がり、軽い口当たりで大変食べやすいのですが、あっさりテイストの和風ピッツァにも大変合います。特にパスタもそうですが鰹節をあしらった和風系が旨み炸裂で今までにない感動がありました。シェフの新境地がまた開けたと思います。最後のドルチェは二色のジェラートのベリー添え、まだ暑い時期だったのでアイスコーヒーでランチを終えました。 昨年から値上げとなっていますが、アミューズブーシュが増えて皿数は増えているので、印象としてはそれほどのインパクトは感じませんでした。なにしろスーパーで感じている値上げ率は昨年の1.5倍ですから、よく抑えられていると言えると思います。全ての皿をシェアでき、スタッフの気配りもいつもながら素晴らしい、アットホームなカントリー調の店内の雰囲気と、居心地、サービスが素晴らしく、何度でも通いたくなるお店としてお勧めです。 <追記> 今までは北風風速4m以上だとピッツァが焼けなかったのですが、冷凍ピッツァ製造のために新しい電気釜を導入したので、天候の悪い日でもピッツァができるようになりました、とのことでした。

久しぶりにこちらのワンタン料理が食べたくて、帰りに寄り道しました。夜なのに駐車場はほぼ満車、なんとか数台空いているところに入れました。もちろん店内も賑わっていますが満席ではないよう、2名テーブル席に案内されました。 お目当てはワンタンだったので、エビワンタンメン 1060円、それに 餃子 480円 にしました。待つこと5分くらいでワンタンメン、少しして餃子が運ばれてきました。まずはスープを一口飲んでみたら、塩系のスープはエー●コックのワンタンメンのスープのような風味でちょっと記憶と違いました。うーん、なんだろう、、、化調がきつい⁈ 麺は相変わらず柔らかめですが、それはここの特徴なので良しとします。にしてもスープの印象が違ったのにはびっくり。これはもう一回リベンジして確かめないといけませんね。でもワンタンはプリプリで期待通りでした。餃子はやや焦げ気味、でも決して焦げてしまったのではなく油の温度が高かったものと思われます。中の餡はジューシーで安定の味でした。 20時過ぎなのに激混み、相変わらずの人気ぶりです。私と後も次々とお客さんが入ってきます。私の行動範囲内に揚州商人は2店ありますが、それでもこちらは駐車場が大きくて入りやすい方なのでした。次回はもう一方の店でワンタンメンリベンジかしら⁈