かっぱ橋道具街が楽しすぎた 後編 (original) (raw)

かっぱ橋道具街が楽しすぎたレポ、後編。

興奮が冷めないうちにどんどん書いていこう。

前編はこちら。

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※店内や商品の写真はお店の方の許可を得て撮影・掲載しています

街の至るところにカッパがいる

食品サンプルのお店にいたらまんまとお腹が減ってしまい、ちょうど時間もお昼頃だったのでランチへと向かう。

元祖食品サンプル屋から歩いて2分ほどのところにあるお寿司屋さんへ。

■太助寿し

下町らしい昔ながらのお寿司屋さん。

夜はコースで2万円ほどするそうだけど、お昼はリーズナブルでありがたい。

ランチはにぎりとちらしの2種類のみ。にぎりでお願いした。

口の中でふわっとほどける絶妙な握り加減のシャリ。ネタも新鮮で分厚くて、一貫一貫がしみじみおいしい。

蒸しエビなんて、ぎゅむぎゅむとずっと噛み締めていたいくらいおいしかった。

一緒についてきたあら汁も最高だった。

わたしね、あら汁が大大大好きなんです。毎日でも飲みたいくらい。

でも"あら"って下処理に結構手間がかかるイメージだから、家で作ろうとはなかなか思えず…

だからこうやってお寿司屋さんとかでセットでついてくるお味噌汁が不意にあら汁だったりすると、それだけでうれしくなる。

ホールスタッフのお姉さんの接客がとっても温かかった。大将とのやりとり的に、おそらく娘さんかな?

おしぼりやお水を運んでもらった時に、こちらが「ありがとうございます」と言うと、毎回「こちらこそです!」と返してくれた。

それがすごく印象的で、なんて気持ちの良い素晴らしい接客なんだ…とありがたい気持ちになった。

満席の店内には常連さんのお客さんも多くて、このお店が長く愛される理由がわかった。

かっぱ橋に来たらまたここに食べに訪れたい。

ここで使われてた網目模様のしょうゆ皿が"ザ・お寿司屋さん!"って感じで素敵だったから、似たようなものを探そうと決めて、お店をあとにした。

追記:

お店のインスタを見てみたらやっぱり大将の娘さんだった模様。インスタから素敵なお人柄が滲み出ている…

太助寿し

■釜浅商店

好きなレストランの店主さんが「ここで扱われている商品は質がすばらしい」と太鼓判を押しているのを読んで、包丁もフライパンもこの釜浅商店のものを長年愛用しているというので気になって行ってみた。

店内がすごく洗練されていておしゃれだった。

手打ちの行平鍋、永遠の憧れ鉄のフライパン、ぴかぴかの銅の卵焼き器など、胸ときめく商品がいっぱい!

うう〜アルミの行平鍋ほしい。うちがIHじゃなければ…!

"包丁にやさしいまな板"という釜浅商店オリジナル商品も人気らしい。気になってたのに、この日見るのをうっかり忘れてしまった。

次回行った時は必ずチェックしよう。

■矢先稲荷神社

太助寿しのカウンターの上に立派な神棚があって、そこに矢先稲荷神社の神札が立てかけられていた。

「この地域の神社なのかな?」と気になって、ご挨拶に行ってみることに。

釜浅商店からすぐ近くだった。

住宅街のなかにあるこじんまりとした神社で、浅草七福神のひとつだそう。

お参りした時に、心の中で「はじめてかっぱ橋に来ました!最高に楽しいです!また来ます!」とテンション高めに伝えた。

■白食器専門店 バイスー

ここは白食器専門っていう珍しいコンセプトのお店。奥行きのある店内には、まっさらな白い食器がずらり。

このお店でのお目当てはこちら。

サタルニアのチボリ!

サタルニアはイタリアの業務用食器メーカー。

イタリアのレストランやバルなどでよく使われているそうで、業務用とだけあってとにかく頑丈!

ぽってり厚みがあり、電子レンジや食洗機にも対応しているので毎日がっつり使うのにもってこい。そして安価なのもありがたい。

最初にオーバルプレートを買って、その使い勝手の良さと無骨で飽きのこないシンプルさに惚れ込んでしまい、今回追加で別のサイズのものを買い足しにきた。

このお皿を使い始めてから「白いお皿って実は何気にいちばん料理を映えさせてくれるものなのでは?」と思うようになった。

白いお皿を何気にあんまり持ってなかったなぁと気づいて、これからちょっとずつ集めていきたいと考えているところ。

今回は買うのを我慢したけど、これも同じサタルニアのブルーラインシリーズ。

青の線が白に映えてかわいいんだ。サイズを決めて次回買いにこよう。

「好きなパスタ屋さんで使ってる青い線の食器だー!」とテンションが上がった。

■三ツ星食器

グラス類が豊富に揃った三ツ星食器さん。

店員さんが皆とーーっても親切丁寧でやさしかった。

これは余談なのだけど、今回のかっぱ橋道具街巡りで店内の写真を撮影する時にお店の人に毎回許可をとるようにしていた。

ところが、うっかりSNSへ掲載していいかどうか聞くのを忘れてしまったお店がいくつかあった。

このブログを書くにあたって、その許可どりしていない数店舗に電話で問い合わせをしたのだけど、こちらの三ツ星食器さんは電話対応も本当にびっくりするくらい温かくて…!

やさしさが心に沁みた。

ここでは木村硝子店のピッコロというワイングラスを2脚購入。

もうすでに早速晩酌でヘビロテしまくっているのだけど、このグラスを使うたびに「ああ三ツ星食器で買ってよかったなー」って思う。

ネット通販で簡単になんでも買える時代だからこそ、商品に付随するこういう思い出がずっと忘れない大切なものになるんだよな〜と改めて思うのだった。

悩んで10ozにしたけど15ozも欲しい

てかピッコログラス最高だよ本当に。

冗談抜きでこのグラスで飲むとお酒が美味しく感じる。ビールもレモンサワーも。

(ワイングラスなのに肝心のワインはまだ飲んでない)

友人におすすめしまくってしまった。仲良い人に配ってまわりたいと思うくらい良い。

"ミツコ"って名前のワイングラスがあってちょっとご縁を感じた。

だがしかしお値段が…13000円…高級品だ…

書かれていた説明がおもしろかったから読んでほしい。

ミツコ、いつかビッグになってお前をうちに連れて帰ってやるからな。

■まえ田

和食器中心のお店。

お求めやすい価格で、品揃えも豊富。

気に入る商品や掘り出し物を見つける感じが宝探しみたいで楽しかった。

太助寿しで使った醤油皿に似た網目模様の豆皿と、餃子のタレに合いそうな八角形の青磁の豆皿をこちらで購入。

ここでかっぱ橋道具街を一周し終わったので、続いては蔵前へ移動!かっぱ橋道具街から蔵前までは歩いて15分くらい。

■菓子屋シノノメ

アンティーク調の店内がとても素敵な焼き菓子屋さん。ディスプレイもおしゃれ。

人気店で平日も行列ができると口コミで見かけて覚悟して向かったのだけど、この日は外に人があまり歩いていないくらいの猛暑日で、並ばずにすぐに買えたのでよかった。

プレーンのスコーン、チャイクッキー、ライ麦のショートブレッドを購入。

数日の間、至高のおやつタイムを過ごした。

ショートブレッドにアイスクリームを挟むとおいしいですよ、とお店の人に教えてもらった。

ハーゲンダッツを挟んだら最高だった。

■道具屋nobori

こちらは菓子屋シノノメの系列店。

抜群にセンスのいい店内に、おしゃれな食器や生活雑貨などがたくさん。

系列店だってことを最初知らなかったのだけど、菓子屋シノノメでお会計の時に、おつりのトレイがかわいいなーと思ってて、こちらのnoboriに行ったら全く同じものが売られてて「おおっ」となったのが系列店だと気づいたきっかけ。

「あれっ そういえば店構えが似てるぞ!?」って。笑

そのトレイはマルミツポテリのヴィーニュ プレートというものだった。(わたしの記憶が正しければ!)

素敵だと思った青色が売り切れてたので無念。

■水木屋馬場商店

最後はこちら!カゴ専門店、水木屋馬場商店。

ここもすごーく行きたかったお店。

店内には見渡す限りのカゴ、カゴ、カゴ!

藤に竹、山葡萄にウォーターヒヤシンスなどさまざまな材質のカゴ製品が勢揃い。

しかもかなりリーズナブルな価格で驚き。

花火大会が近いからか、店内のお客さんは浴衣の時に使えそうなカゴバッグを買っていく人が多かった。

わたしは積読の本やノート類を入れておく用の大きめカゴバッグと、窓辺でうずめがくつろぐ用のバスケットを購入。

■購入品

以上が、わたしがこの日巡ったお店でした。

本当はまだまだ蔵前も散策したかったのだけど、とにかく暑すぎて生命の危険を感じたのでこの日は切り上げ。

次はもっと色々まわりたいなー。

購入品はこちら。

・サタルニア チボリ

ディナープレート23cm&パスタボウル

・木村硝子店 ピッコロ10oz

・青磁のラーメンどんぶりと木のれんげ

・琺瑯バット

・ほんとうにすべらないお箸

・ミョウガの食品サンプルキーホルダー

・箸先極細菜箸

・豆皿2枚

・うずめ用バスケット

・積読本入れておく用カゴバッグ

うーちゃん、そっちじゃないんだよなぁ。

でもあなたが気に入ってくれて何よりよ…

地味に買えてとてもうれしかったのがこのミョウガキーホルダー。

わたしは心の底からミョウガを愛してるミョウガ狂いなので、こんなニッチなキーホルダーがこの世に商品化されてることに大歓喜。

元祖食品サンプル屋さんありがとう。

早速コスメポーチにつけたんだけど、つけたことを忘れてて次の日出先でバッグの中を漁った時にミョウガがでてきてギョッとした。一瞬頭が混乱した。

以上、はじめてのかっぱ橋レポでした。

配分を間違えて後編がすんごい長くなってしまった。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

また行くぜ、かっぱ橋!