皇位不適格訴訟と個人情報握られ損 (original) (raw)

前回の当方ブログを受け、小林シンパの骨ノコさんが必死のパッチでよしりん擁護のコメントを投稿してくださったので、一問一答形式でそれに応えさせていただきます。

2024年10月04日 07:14投稿コメント

https://washiblogact3.seesaa.net/article/505048798.html

《イボナメクジ研究所の鳥山先生関連の大量の動画とか、そのコメント(小林への罵倒・嘲笑)をまとめた大量の記事を見て、鷲ヲさんがアンチだと感じない人なんていないと思いますけど》(骨を残すさん)

https://youtube.com/@ibokenq?si=afrRHvs2stPg_fkD

↑このYouTubeチャンネルに届いているのは、鳥山明をからかった小林よしのりへの怒りや批判がほとんどであって、それを「罵倒・嘲笑」だと感じる骨ノコさんはやはり骨の髄まで小林を愛しているのだなと納得させられました。

https://washioblog.hatenablog.com/

↑この小林への怒りや批判をまとめてはてブに記事を残していることをもってアンチ認定されるのでしたら、反対意見や批判をする者はすべてアンチということになりますね。

要するに「こいつはただのアンチなんだから」とレッテル貼りをし、「なんでも反対している厄介な奴の言うことなんか信じちゃならないしマトモに相手にしても無意味だ」と印象づけたいのが見え見えです。

驚きだよ。悲しいことだよ。

《具体的に鷲ヲさんが「小林の全キャンセル」について言及している記事があったので紹介しますね。

https://washiblogact3.seesaa.net/article/502916688.html

「こいつの積み重ねてきたインチキをキャンセルしないとダメだと断定するに至りました」

「このコメントについて、ほとんど同意というか、「本当にこれに尽きる」という思いです」

鷲ヲさんも小林と同じで過去の自分の発言は忘れちゃうタイプですか?呆れて物が言えません。》(骨ノコさん)

ここで骨ノコさんが切り取られた「キャンセルしないとダメだ」というのは当方ブログコメント欄に投稿された方の意見の一部ですよね。

私があえて「完全同意」と書かずに「ほとんど同意」と書いた意味が分かりませんか?

私が「本当にこれに尽きる」と思った部分は以下の箇所です。

「小林のデマこきというのはそれよりはるか以前、最初期の頃から確認できるというのが実際です」

「ゴー宣に対して一時期でも好意的に読んでいた読者として心掛けるべきは、過去に共感した小林の言動と現在の小林の言動の整合性を気にするよりもまず、小林の言動すべてを疑うこと、ソースは小林よしのりで思考したりしないこと」

そのことは骨ノコさんが「全キャンセル」の証拠としてリンクを貼ったブログ本文でも書いています。

《「ゴー宣に対して一時期でも好意的に読んでいた読者として心掛けるべきは、過去に共感した小林の言動と現在の小林の言動の整合性を気にするよりもまず、小林の言動すべてを疑うこと」

この姿勢で過去作を振り返れば、それまで首を傾げたり躓いたりしていた部分がより明確になり、その違和感を掘ってゆくことで小林の実像や本音を掴むことが出来ます。》(当方ブログ記事)

私は「キャンセルカルチャー」なる用語についてはかねてより否定的であり、その用語を使用する時はその用語への皮肉をこめたり、まんま懐疑的であったりしていた筈です。

何故なら、私自身が「キャンセル」は口封じや存在の抹消であると考えており、それこそ議論逃れの為に相手のデマを流して追放したりする行為がそれに当たるからです。

私がブログやYouTubeでしているのはあくまで「批判や告発」です。

骨ノコさんはよほど思考が短絡的であるのでしょう。批判とキャンセルを混同しているように見受けられます。

《その尊皇派を説得できると高森・小林が提示した対案を否定できますか?と問うたんですけど…そんなことも理解出来ませんか?》(骨ノコさん)

あのぉ、実際問題として尊皇派の一体どこの誰さんが高森珍説に説得されたというのでしょうか?

現実を見ずに「説得できる」とだけ連呼していても無意味でしょう。

誰も説得できていない珍説に対して相手にする必要など微塵もないと私は言っているのですが、どうしてそれを理解出来ないのでしょう。都合が悪いことからは目を逸らしたいというお気持ちなのでしょうが、頑張って現実を直視して生きていってくださいね。

《高森は小林に愛子さま祭りのカラオケ大会の是非で煽られた時も、ロビー活動は高森と倉持の仕事だろうがと批判された時も反応してないので、今回の時浦(小林)に反応しないのは通常営業です。ただ石破総理に期待するブログは私も甘いと感じました。だからと言って過去の発言までキャンセルしようとは思いませんけど。》(骨ノコさん)

「是々非々な僕はすごいんだぞ。フラットに物事を見ていてえらいんだぞ」と自慢したい気持ちは伝わってきました。

「いいこいいこ」と頭をナデナデして欲しいのでしょうか?

実に幼稚な振る舞いですね。

《高森の対案に対する具体的な批判は一切なしで「なんの問題もないと思います」って。反知性的でいいですね。そんな言葉では誰も説得できませんけど。》(骨ノコさん)

繰り返しになりますが、一般国民とは違い、常に皇室を想い、その歴史に詳しい尊皇派(専門家)が歯牙にもかけない珍説(対案?)など相手にする必要はないと判断されているのが分からないとは困ったものですね。

すでに今ある継承順位で問題がないのに、事を荒立て、結果としてまるで南北朝の再来とまでは言いませんが、程度の低い一般国民の中には敬宮派と悠仁派とに分かれ、目を覆いたくなるような皇族バッシングが吹き荒れてしまっています。

もともと一定程度の皇室スキャンダルやそれによるバッシング報道というのはずっとありましたが、「直系長子の愛子さまこそ正統」などということを公言して憚らない一派の出現により、これまで見たことがない酷い様相を呈しています。

昭和の頃に「孝宮内親王こそ直系長子なるぞー。真の皇位継承者は和子さまだー」などと叫ぶアホがいたのかどうか知りませんが、皇統順位を無視して、「真の皇位継承者がいる」と吹聴する連中には碌なものがいないと考えるのが当たり前です。

小林たちはそれこそ皇位不適格訴訟でも起こしかねない勢いで、とても皇室の未来を想っての行動ではありません。

《誠実さを感じているのに共感も同意もしていないって一体どういう心理状態なんでしょうね。》(骨ノコさん)

意見を違える相手でも誠実さを感じることはありますが、その心理状態の何が問題だというのですか?

共感も同意も誠実もそれぞれ別の意味を持つ言葉であり、「共感するが同意しない」も「誠実だと思うが共感しない」も「同意するが不誠実だと思う」もすべてあり得る心理です。

いやはや骨ノコさんは批判や告発をキャンセルと一括りにしたりと、「そんな知能だから小林に心酔するのもやむなし」とバカにされても文句が言えないようなコメントを投稿していることにそろそろ気づいた方が良いと思います。

《私にはshinkimuさんのコメントは前回同様のお馬鹿コメントにしか見えないんですけど、世の中には色んな人が居ますね。

もう一度shinkimuさんにお尋ねしますが、私には日本政府の打ち手は全てオープンになっているように見えますが、隠し玉とやらはあるんですか?ありませんよね?

皇統の安定について議論などせずに黙っているべきだと思いますか?それが誠実な態度だと思いますか?》(骨ノコさん)

ということで、shinkimuさんの反論を以下に紹介します。

《有識者会議の旧皇族復帰案というのは、文字通りの「案」ですし、愛子内親王と旧皇族男子の縁談話というのはそれこそ単なる「噂話」にしか過ぎなかったと私は認識しています。

私が申し上げているのは、もし、日本政府がオフィシャルな形で旧皇族の方々に皇籍復帰を要請したなどという事態になると、国を挙げての大騒動になり、まとまる話もまとまらなくなるのではないですか。ということです。安倍首相が、強い言葉で火消しを図るのも当然です。

安倍首相はこれまでにも何度もこのような政治的方便を使ってきた方です。この「方便」を根拠に、旧皇族復帰案が未来永劫に不可能と決めつけるのは短絡的すぎるのではないか、ということです。

旧皇族復帰案にもいくつかパターンがあり、当然それらは俎上に載せられ政府内ではシミュレーションはされているだろうと申し上げました。

これはもちろん私の想像ですが、私の申し上げたかったことはその後なのです。
つまり、「今はそのタイミングではなく、静観すべきタイミング」だということです。悠仁親王殿下という誰が見ても正統な皇位継承者がいらっしゃるのですから。

愛子様と佳子様が降嫁してしまったらジ・エンドということにはならないと思います。

悠仁様に立派な男子が生まれる可能性もありますし、女子が生まれる可能性もあります。むろん子宝に恵まれない可能性もあります。全てはそこを見てからにしましょうということです。

決して遅すぎることにはなりません。今は「時期尚早」なのです。

2000年に及ぶ皇統の歴史において、皇位継承が安定的だったためしは一度もありません。

それは当たり前のことです。

ところが、女系天皇、殊に愛子天皇を主張する人たちは、「今すぐ」急進的に物事を変えて、皇統は「必ず安定する」ように作り替えなければならないという。

もし、男系のままでも皇室が続いていくと言うのなら「確証」を出せと。

「確証」など得られるわけはありません。

この考え方は非常に特徴的な考え方だと思います。

左翼的、設計主義的なのです。

以下は中島岳史さんがおっしゃっていたことの引用ですが。

エドマンド・バークは「保守の要諦」をこう考えました。

頭のいい1人が書いた設計図とか思想よりも、多くの無名の人たちが長い時間をかけて紡ぎ上げてきた経験知であったり良識、それは伝統や慣習として姿を現すものですが、そういうものにまずは依拠することが重要じゃないか、と。

理性に合致したことを徹底的に行っていけば良い社会をつくれるという「進歩主義」や「設計主義」は、人間観としておかしいと言うのが保守思想です。

もちろん、大切なものを守る(保守する)ために、現状に合わせて変わっていかなきゃならない、こともある。

ただし、それは左派の革命のように、「これが正しい答えです。この通りにやって下さい」と言うのではなく、歴史の中の様々な叡智に耳を傾けながら、徐々に変えていく。漸進的な改革を常にやり続けていくのが保守の世界認識だ、と。

すでに決定している皇位継承順位を強引に変更して、史上一例もない、女系天皇につながる道に無理やり広げようと言うことは、極端ないわば「革命思想」に他ならず、斬新的な改革と言う保守の世界認識とは大きくかけ離れたものであると言わざるを得ません。

以前にも何回か引用させていただいた、吉田松陰の「天壌無窮の神勅」ですが、改めてこちらでも引用させていただきます。

天照の神勅に、

日嗣之隆興

天壞無窮 と有之候所、

神勅相違なければ日本は未だ亡びず、

日本未だ亡びざれば、

正気重て発生の時は必ずある也、

只今の時勢に頓着するは

神勅を疑の罪軽からざる也。

(現代語訳)

天照大神の神勅には、天皇を頂点とする我が日本の興隆は天地に終わりなし、とある。

日本はいまだ滅びていません。ならば、日本国が正気になるときは必ず来る。

ただいまの時勢に翻弄されるのは天壌無窮の神勅を疑うということです。それは、決して軽くない罪です。

「神勅相違なければ」日本は亡びるわけがないのです。あくまでもそう考えることが「保守思想」です。ましてや今の段階で「万策尽きた」ということでは全くないのです。

ゴー宣DOJOが陥ったのは、まさしく「人間の理性が全てをコントロールできる」という左翼的「設計主義」そのものであると思います。

言葉は悪いかもしれませんが、「地金が出てしまった」ということあり、皇室に口を出す資格のない人たちです。》(shinkimuさん)

https://washiblogact3.seesaa.net/article/505048798.html

私は皇統について男系継承を絶対視する立場にありません。(というか、そもそも興味がない)

しかし、このshinkimuさんのコメントについて、ほとんど同意というか、「まさにそれ!」という思いです。

「2000年に及ぶ皇統の歴史において、皇位継承が安定的だったためしは一度もありません。」

「愛子天皇を主張する人たちは、今すぐ急進的に物事を変えて、皇統は必ず安定するように作り替えなければならないという。もし、男系のままでも皇室が続いていくと言うのなら確証を出せと。確証など得られるわけはありません。」

血統のみで継承する以上、安定的になるわけがありません。だからこそ「物語」が必要となってくるのです。皇位継承に関してはそれ以上の答えはないでしょう。

だからもう小林たちは皇統問題に首を突っ込まずに、残り少ない余生はタコツボにこもってカラオケ大会にでも興じていれば良いのです。

カラオケ大会で思い出しましたが、福岡でのその老人のど自慢を事前予約したシンパたちは参加条件として個人情報を渡したというのに、当日券の客は入場に際し、個人情報を記入する必要がないのだそうです。

事前購入した連中は個人情報掴まれ損です。

カルトに個人情報を握られていることは今後の人生にクライカゲヲオトスとかなんとか。

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