マーケット一言:医薬品株が大きく下げ、売買代金もなく指数は反落。中小型株は個別では悪くなく、昨日の【参考銘柄】も強し。 (original) (raw)
公開日時:2024年11月18日21時53分
何か特別なことがないと日米ともにエネルギー不足で下がるんだなという感じで、特に日本では東証プライム市場の売買代金が3.8兆円弱と商いが非常に低調ななか、日経平均-1.1%、TOPIX-0.7%と反落しました。
米ハイテク株が弱く日本の半導体関連株が売られ、三菱重工-3.2%など防衛関連株が弱かったです。
今日マーケットの足を大きく引っ張ったのは医薬品株で、セクターとして-3.6%と大きく下げました。トランプ次期米大統領が厚生長官に反ワクチン派のロバート・ケネディ・ジュニア氏を起用すると発表したことで、米医薬品株が下落し、日本の医薬品株も中外製薬-10.0%などと連れ安しました。
電通は今日も-10.0%と大きく下げました。
一方で海運株は日本郵船+1.8%と今日も強かったです。
グロース250指数は-1.1%(-6.69pt)でした。
大型株同様、中小型株でも医薬品株が弱く、GNI-10.6%、サンバイオ-12.5%などと下げていましたが、この2銘柄で指数寄与度-5.57ptと指数の下げの83%を占めていましたので、その他で全体としては下げていなかったです。
タイミー+2.1%が久々に反発し、トライアルも+2.2%と主力の一角が強く、直近IPO銘柄であるHmcommが+28.0%と二日連続ストップ高、Schoo+5.2%などと強く、好決算だったシェアリングテクノロジー+10.9%などもあり、個別で勝負できるいい環境が続きました。
昨日お伝えした【参考銘柄】も、前日比+3.9%で寄った後、+13.5%まで上げ、引けは+4.2%といい値動きでした。
まだトレーディングで値幅が何回も取れそうですし、長期で2~3倍の楽しみもある銘柄ですので、引き続きご注目下さい。
今日はもうちょっと全体高となることを期待していましたが、今日は医薬品株の下げに引っ張られましたのでしょうがないとしましょう。
また明日、もっと中小型株全体が良くなることに期待です。