HISホテルホールディングスが運営する、ロボットが働いていることで有名なホテルは? (original) (raw)

今週読んだ本

・『<弱いロボット>から考える 人・社会・生きること』

〈弱いロボット〉から考える 人・社会・生きること (岩波ジュニア新書 989)

日本科学未来館でロボット展をやっていたときに、弱いロボットという言葉と実物は目にしていたのを書店で思い出して購入。

限定された機能でも周囲の関係によって何かしらの仕事ができるというのが弱いロボットの考え方で、例えば人を避けたり料理をテーブルに置いたりするのは客に任せて、料理を持っていくことしかできない配膳ロボットもこれにあたる。そこから議論を進めて、人間もまた一人で全てをするのではなく、周囲と協力することで「レジリエントな社会」を実現するという主旨の結論へと向かう。ジュニア新書なのもあって分かりやすくてよかった。

・『動物裁判』

動物裁判 (講談社現代新書)

中世ヨーロッパで相当数行われていた動物を被告とする裁判について、判例を紹介していく第一部と、なぜ動物裁判が行われたのかを明らかにしていく第二部からなる新書。

動物裁判は自然を人間中心の秩序に組み込もうとする試みであるという論旨の第二部も面白くはあるけれども、やっぱりメインは第一部の判例についての部分になると思う。中世ヨーロッパのブタが強すぎる。

・『フーガはユーガ』

フーガはユーガ (実業之日本社文庫)

父親に虐げられて育った不思議な力を持つ双子の話。知的で冷静な兄と野性的で行動的な弟の組み合わせは『重力ピエロ』や『魔王』でもやっていたので伊坂の癖なのかもしれない。

伊坂の癖といえば伏線全回収もあって、これも御多分に漏れず最後で全てが繋がる作りに。悪くはないんだけど「そうなるだろうな」と思った通りになるので少し拍子抜けしてしまった。

・『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?) 7』

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

サブヒロインというよりはダブルメインヒロインの紫陽花さん回も一区切り。ポリアモリー的な要素は意図して入れていると思うので、納まるところには納まると思うけれど今後も楽しみ。

・『映しちゃダメな顔 2』

映しちゃダメな顔: 2【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

人気キャバ嬢と清楚系女優の危険な関係。SM的なプレイがめちゃくちゃエロい。マネージャーが大暴れし始めたのが面白かった。

・『アンドロイドは経験人数に入りますか? 5』

アンドロイドは経験人数に入りますか??: 5【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

人間とアンドロイドの恋愛は成立するのか、みたいな話にはなってきたけどベースとしてはエロコメディのまま。エロは好きなんだけどちょくちょく日常の話から急にエロに繋がって笑ってしまう。何かのノルマか。

・『スロウスタート 12』

スロウスタート 12巻 (まんがタイムKRコミックス)

開幕の贅沢な水着イラストが面白かった。きらら4コマにしても掟破りすぎる。

湿っぽい話が続いているけども大変なことにはならないだろうという安心感はある。