WF7’s blog (original) (raw)
FIで走りだしたCBF、本日も近所の「ナルシストの丘」近辺を走ってきました。
インジェクション装着して400kmほど走ってやっと全体的に納得のいく仕上がりになってきました。
はじめてのFIセッティングなので中々勘どころがわからず、例えばアイドルから低負荷が濃いと思い薄くセッティングして走っていたら、急に薄くなり過ぎて、まともに走れなくなって・・・
原因は油温が上がりきってないので補正が入っている時に薄くセットして、補正がカットされたら薄くて走れない状態になったりで、キャブでは経験できなかったことがあり面白いセッティング期間でした。
今回セッティングしてて思ったことは、GMTはECUでなく「EMU」だ。ってこと!
ECUはエンジンコントロールユニットなので、あくまでもエンジンを制御するだけのユニット。
GMTはエンジンの状態を見える化をして、必要に応じて変更(セッティング)して、最適な状態に仕上げる。なので、EMU(エンジンマネジメントユニット)となりますね。
そろそろオートチューンで自動補正をやりたいと思ってますが、
やり方がわからない(( ;∀;)
ハード部はほぼ完了したインジェクションCBF
しかし、エンジンの始動は悪いし、掛かっても安定しない。
色々と設定を変えたりしたけど原因がわからない・・・ ( ;∀;)
試行錯誤の結果、原因はデリバリーパイプ内のエアー嚙みこみでした。
エアーを抜いたら調子よくなりました。
全体的に良さそうだったので試運転に行ってきました。
5~60kmほど走ったけど、まだまだセッティングをしていないので低速域は調子がわるくギクシャクしてるけど、それ以上はほぼOK!
自分でもビックリするぐらいセッティングが合っている???
調子が悪い低速域を除いての乗った感じは、ノーマルキャブとCRSの良いとこ取りみたいな感じ。5速50km/hぐらいからスロットルを全開にしてもストールすることなくゆっくり加速するし、高回転域でもスムーズボアではないけど口径が大きくなった分パンチもある。
残された課題は
・低速域が安定しない
・スマホとの通信が出来ない
・燃調があっていない(全体的に若干濃い)
・油温、外気温の補正ができていない
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
取り敢えずインジェクション化は成功ですね。\(^o^)/
「CB750FI」の完成です。
これからはセッティング編となります。
エアーの吸い込みは無くなったので、思い当たる課題は
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
となりました。
今回は燃圧を安定させたいと思います。
燃圧の調整はあまり聞いたことはないマイコン制御で行ってます。
どんな制御かは ↓ をご覧ください。
で、その制御方法がわるいのか?安定しない燃圧。
まずは机上で作動のチェック、こちらは設計通りに作動してました。
再度車両に取り付けてチェックしました。
よく観察すると燃圧が安定してないけど、そもそも低い。
悲しいことに、直結してフルで稼働させても燃圧が上がりませんでした。
燃料ポンプ不良ですね。取り敢えずで、中古を使ってたのでしかたありません。
新品を用意しました。
今回のインジェクション化のプロジェクトで一番の出費となりました( ;∀;)
早速取り付けて作動させるとこれまでとは全く違って、設定燃圧まですぐに上がり、その後も安定しております。エンジンを始動すると少し燃圧が変動しますが、しばらくこれで様子を見ます。
これでハードは完成したんじゃないかな?
これからは各種設定とセッティングになると思います(思いたい)
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
今回はもう一つ面白いものを発見
画像上側は今回準備したある車両のスロットルボディー、下側は先日まで私のCBFに付いていたキャブレター。
どうですか?ピッチはほぼ同じに見えませんか?
ISCV付きでトラクションコントロールも付いてますよ(使えませんけど・・・)
今のハードがうまく稼働したら、次のステップで遊んでみたいと思います。
エンジン始動は出来たものの、課題満載なCB750Fインジェクション。
前回わかっている課題は下記の通り
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
しかし、あまりにも調子がわるので、根本的な問題があるなと感じ調べたところインシュレーターからのエアー吸い込みがありました。
もともとCBFのキャブレターの径は44mmに対して、今回用意したスロットルボディーは40mmと4mmの違いが出てます。
そこで2mm厚のゴムシートを入れ込んでセットで何とかならないか、と思っていましたが、やはりそう甘くはないですね。
困ったときはいつもの微動さんに相談です。かなりの知識でいくつもの引き出しがある頼れる友人です。
微動さんにかくかくしかじか状況を相談すると、「40mmはカワサキとスズキが採用している。エンジン側が差込みならスズキと同じ。カタナなんか合うかもしれない」と的確なアドバイスをいただいたので、早速手配をしてみました。
もちろん中古を取りそれましたが、届いたインシュレーターはCBFと比べゴム質がやわらかい、まだまだ使えそうです。
で、早速取り付けてみました。
結論から申し上げると、装着出来ました。しかも無加工で!
これでエアーの吸い込みはなくなりました。
ただ無加工と言いましたが、ポン付けではないです。
取付にかなり苦労はしました( ^ω^)・・・
その他、スロットルが重いのはワイヤーの取り回しで解消。
次は燃圧を安定させるとハード面の問題解決は完了かな?
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
前回燃料ポンプの取り付けは終わり、作動させるとほぼ思っていた通りに動いてくれました。
一番苦労した燃圧制御を紹介します。
IGスイッチを入れるとポンプが作動始めます。その後6秒たってもエンジンが始動しなければいったんストップして、クランキングが始まったら再稼働します。
また、走行中エンストしたら燃料ポンプも停止します。
上記画像のモニターはセットアップ時のみ使い通常は取り外します。
表示内容は、右上の「SET111」は設定燃圧です。これて3.2kぐらいです。
左下はポンプの出力、デューティ比ですね。現在82%の出力です。
右下の「Press110」は現在の燃圧の状態。設定圧力に近づいてますね。
こんな感じで、プレッシャーレギュレターが作動する手前でポンプの動きを制御して燃圧を保っています。
なので燃圧制御はとりあえず良しとして、
前回までにの残された課題は
・燃料タンク、リターンコック新設
・各部パイピング&車両へのセットアップ
・インジェクタードライバーの作成
となってます。
まずは燃料タンクの加工ですが、燃料のリターンがほぼないのでタンクとポンプ間のホースにチーズ接続で様子をみます。なので、タンクの加工はなし!
各部へのパイピングとボディーの車両側へのセットアップも順調にすすみました。
インジェクタを作動させるドライバーは取り合えず、余っていた点火用のイグナイタで代用しました。(ノイズが心配)
と、ここまでくるとエンジン始動したくなります。
では、早速クランキング!
調子は悪いですが、始動しました。
セッティングソフトのTuner Studioでの設定箇所が多く、まだまだこれからですが、
とりあえず第1フェーズはクリアーですね。
今後の課題ですが、
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
今思いつくはこんな感じです。
まだ暑いので作業が中々進みませんが、秋のシーズンまでは間に合わせたいと思いまうs。
梅雨が明けたと思ったら猛暑の毎日、お陰でインジェクション化の進捗が悪くなった今日この頃。
前回は燃料ポンプの制御ユニットを作成しました。
先日ベンチテストを実施しましたが、圧力の設定方法がプログラムで変更なので面倒。
そこでハードにタクトスイッチを2つ増設して、プログラムを変更することで圧力設定が簡単になりました。
画像左側の2つのスイッチをそれぞれ押せば、設定燃圧が上下します。
ベンチテストではうまく作動しましたが、実際エンジン始動させると圧力が一定になるかは不明です。もし、安定すればリターンが不要な燃圧装置が完成ですね。
今回の作業ではこの燃圧制御が一番時間がかかりました。
さて、燃圧制御も出来るようになったのでいよいよ実車への装着に移ります。
まずはポンプの取付、場所はバッテリーステーの下側に設置しました。
次にプレッシャーレギュレータ、ポンプ制御が上手く作動すれば必要ないと思われますが、念のために制御ユニットの設定圧力少し高めに設定して、バッテリー横に設置しました。
現在の状況は、
・スロットルボディーのピッチ合わせ
・デリバリーパイプのピッチ合わせ
・スロットルボディーを車両へ取り付け方法の考察(ワイヤー取り回し含む)
・インジェクターの無効噴射時間計測
・上記計測時、インジェクターの作動確認
・ 〃 燃料ポンプ&プレッシャーレギュレーターの作動確認
・燃料ポンプ制御システム新設
・燃料ポンプを車両への固定
・燃料タンク、リターンコック新設
・各部パイピング&車両へのセットアップ
・インジェクタードライバーの作成
まだまだやるとこ満載ですね。
スロットルボディーはとりあえず完成したCBFインジェクション。
現在の状況は
・スロットルボディーのピッチ合わせ
・デリバリーパイプのピッチ合わせ
・スロットルボディーを車両へ取り付け方法の考察(ワイヤー取り回し含む)
・インジェクターの無効噴射時間計測
・上記計測時、インジェクターの作動確認
・ 〃 燃料ポンプ&プレッシャーレギュレーターの作動確認
・燃料ポンプ制御システム新設
・燃料ポンプを車両への固定
・燃料タンク、リターンコック新設
・各部パイピング
・インジェクタードライバーの作成
とやること満載。
次のステップとしては、燃料ポンプの制御回路を作りたいけど中々着手出来ず・・・
って、いきなりだけど空いた少しの時間を使って何とか回路は完成した!
何をする回路っかて言うと燃圧センサーからの信号を受けて、燃料ポンプの強弱を調整する回路。
もう少し詳しく説明すると設定燃圧になるまではポンプへフルに電圧をかけます。
その後設定圧力以上になると、断続的に電源を切ります。例えば1ms周期でONーOFFを繰り返します。
周期はテストしながら進めますが、この制御を「PWM制御」って言って1周期内すべてONだったらデューティ比100%、ONとOFFが半々だったら50%となります。
燃圧が立ち上がるまでは100%で稼働して、設定圧力になったら保持するまでデューティ比を小さくして、設定圧力内ではデューティ比を固定して、設定圧力以下になったらデューティ比を大きくします。
これを繰り返して圧力を一定に出来ないかと考えています。
保持する圧力の差、ヒステリシスをどの程度に設定するかもテストしなければわからにので、手探りだけどトライしてみようと思います。
ハードとソフトはとりあえず完成して、机上テストでは思った通りに作動してくれましたが、実際圧力をかけたらどうなるか見当もつきません。
プレッシャーレギュレターの制御と違うのは、リターンする燃料が少ないことと消費電力が抑えられること。リターンが少ないとタンクにリターンコックを増設しなくても既存のラインにチーズ接続で大丈夫かもしれない???と都合の良い妄想を広げてます。
とりあえず燃料ポンプの制御システムは完成ですね。
・スロットルボディーのピッチ合わせ
・デリバリーパイプのピッチ合わせ
・スロットルボディーを車両へ取り付け方法の考察(ワイヤー取り回し含む)
・インジェクターの無効噴射時間計測
・上記計測時、インジェクターの作動確認
・ 〃 燃料ポンプ&プレッシャーレギュレーターの作動確認
・燃料ポンプ制御システム新設
・燃料ポンプを車両への固定
・燃料タンク、リターンコック新設
・各部パイピング
・インジェクタードライバーの作成
次は燃料ポンプ制御回路のテストとプレッシャーレギュレターの作動確認ですかね。