ひつじ泥棒2 (original) (raw)

23区は無理かなあと思っていたけれど、いよいよ19区目まできてしまった。残り後4区なのだけれど、もういっかな・・となっている。ふふふ

19皿目は、豊島区池袋。池袋すごく久しぶり。もともとあまりご縁がないようで、仕事でどこかに行く時の乗り換えとか、池袋推し(なんだそれ)の友だちと会う時に池袋指定された時以外に来ることはない。というか今まで来た18区もほとんどご縁はないのだけれど。

かき氷屋さんは目の前に公園がある、気持ちいのいい場所。

岐阜の老舗かき氷屋さん、かき氷界隈のレジェンド店「赤鰐(あかわに)」が監修のお店、「ヒャ/とろり。」に行って来た。「ヒャ/とろり。」はかき氷屋さんっぽい、というかそのものの店名だと思うけれども、お師匠さんのお店「赤鰐(あかわに)」ってどういうこと。

店名「赤鰐」の由来は、伝説のロックバンド「RC サクセション」(RC= Red Crocodile)へのオマージュだそう。 日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!より

検索するとたいがいのことが出てくるってすごい。

いただいた氷は「ピスタチオミックスベリー」

ピスタチオミルクのベースの上に、クランベリーラズベリー、ストロベリー、ブルーベリーのソースがたっぷり乗っている。中にはクリームチーズ。念の為にIGを確認したら「ピンク岩塩を使用した塩クリームチーズ」と記載されていた。頼りないわたしのメモ。

ほんのりとした甘さがおいしいピスタチオミルク。ベースの甘さ、こだわっているなあと思う。甘過ぎず、甘くなさ過ぎず、ベリーたちともぴったり。たいへんおいしくいただきました。

ごちそうさまでした。

意外なことにまだ来ていなかった渋谷区、東京かき氷18皿目。

お店の前の通りからドコモタワーが見えるのでわたしの体感的には新宿なのだけれど、ドコモタワーのある千駄ヶ谷も、今日のかき氷屋さん(メインは紅茶屋さん)のある代々木も住所は渋谷区なので、名実共に渋谷区かき氷。

今日のお店はドイツの有名な紅茶ブランド、Ronnefeldt(ロンネフェルト)を扱う紅茶専門店ティースイーツラボ、Contenart(コンテナート)。かき氷のベースのロンネフェルトの紅茶がベース。

かき氷は「Jupiter No.5 〜フィグ&トフィー〜」という壮大な名前がついていた。ベースがヘーレン・トフィーというストレートティーで、上にかかっているとろっとろのイチジクのソースがほんとぴったり。イチジクソース最強。そして、トップにいるのがマスカルポーネクリームとイチジク。

23区のかき氷巡りをしていて何度か書いた単語が「マスカルポーネ」、かき氷に使いやすい食材なんだろうな。ベースミルクとの相性も良さそうだし、いろんな食材を邪魔しない味にもなり、メインでもいける、ソースのかかった氷の上からデコレーションの食材が滑り落ちないようにくっつける役目もできる。万能マスカルポーネさま。

そして氷の中にラムクリームがけっこうたっぷりいるんだけれど、これがまた絶品。紅茶の氷の中からラムクリームなんて最高すぎるでしょう。

ストレートティーやコーヒーのお供にロッテのRummyを食べるのが好きな人ならきっとこの氷好きだと思う。昨日おかしを買いに行ったらもうRummyが売っていて冬の訪れを感じてしまった。買っちゃったよ、Rummy。

ロンエンフェルトの紅茶に、イチジク、ラムのクリーム。そりゃあ世界観は宇宙だわ。ジュピター!

次のかき氷は北区、十条。十条って初めて。新宿で埼京線に乗り換えて3駅。最近電車の中ではAudibleで小説を聴いている。あっという間に新宿の次の池袋に停まる。そういえば池袋もずっと来たことないかも。外を見ながら小説の続きを聴く。

ん?3駅遠くないかい?と思った時にはもう手遅れで、電車は赤羽の駅を出るところだった。

まあ次で降りればいいわと思ったのだけれど、お察しの通り、電車は次の北赤羽では止まらなかった。お、おおうっ。わたしは何に乗ったのだろう。・・お察しの通り(2回書いた)、次に電車が停車したのは武蔵浦和だった。

今日は武蔵浦和でかき氷食べようかなとちらっと検索してみるも、せっかく出かけられる機会なのに23区のかき氷じゃないところに1かき氷を費やすのがもったいなくなって、再び十条を目指して電車に乗った。小説を聴く時間が増えてよかったね、ということにする。

十条駅の北口の改札を出ると、目の前にもものすごい立派なタワーマンションが絶賛建築中だった。そういえば随分前に電車の額面広告とか見たことがあるかもしれない。名前も立派で「The Tower」。"THE" ついてた。

今回のお店は「Bonnel Cafe nook(ボンヌカフェ・ヌック)」、17皿目。

ケーキのような、小さなかまくらのような、小さなかまくらの中からチョコレートの桶を背負った妖精が出て来そうなかわいらしいかき氷を出すカフェ。チョコレートミルクのチョコレートや焼き菓子も置いている。

いただいたのはお店の定番「ビターチョコのかき氷」

どうしたらこんなに濃厚なチョコレートがかき氷にマッチするんだろう・・。そんなとろんと濃ゆいチョコレート。ミルクの層もあって、なんかあっという間になくなってしまった。

IGではものっすごい分厚く切った長ーい生チョコレートのバーをかき氷の上に乗せている写真もあって、わたしも乗っけたい気持ちムンムンだったのだけれど、生チョコバーを乗せたら氷にたどり着ける自信がなく(IGには意外とするっといけちゃうって書いてあったけれど)、生チョコバーなしでいきました。氷はけっこうあっという間だったからいけたのかな。

なんにせよ、ビターチョコのかき氷、大満足。

ウワサの十条銀座、まっすくじゃないのね

東京かき氷16皿目。中野区にやって来た。

中野は以前住んでいたことがあるので中野の順番が回ってくるのを楽しみにしていた(完全にわたしの匙加減だけど)。政治家のポスターとか住んでいた当時と同じ顔ぶれがいたりして、ほほうっと思いながら横目に見て歩く。

以前住んでいた家の近くに有名なかき氷屋さんがあって絶対そこに行こうと思っていた。行く前にその日がおやすみじゃないかをチェックしようとインスタグラムをのぞいていたら、新中野に移転していた。しかも結構前に。あぶないあぶない。

駅近くのタイルの会社がかっこよい

お昼寝中のシロ猫に睨まれる

途中までハチワレに連れて行ってもらった

来たお店は「氷舎mamatoko」

いただいたかき氷は「ほうじ茶ティラミスに焼きいちじく」

ほうじ茶みるくのベースの上に、ココアパウダーをかけたほうじ茶マスカルポーネ。上にも中にもごろごろっとイチジクがいて、イチジク好きにはたまらない。ベースのほうじ茶みるくが好みのバランスだった。氷皿もかわいいし。

氷の隣に空の小皿が置かれていて、おややと思ったらイチジクの避難場所だそう。お心遣いにときめく。

東京かき氷の15皿目。今回は杉並区松ノ木。夏は「まじめな大人のかき氷」を出す有馬屋氷店、春秋冬は「大人だってゆっくりおやつを」の有馬屋おやつ店に行って来た。神保町でスタートし2021年の年末に移転して来たそう。

高円寺からバスに乗り「松ノ木住宅」とそのまんまの名前の停留所で降り松ノ木の住宅街を歩くとそれらしい住宅があった。ほんとうに普通の住宅地の住宅。

世界トップの交通網を張り巡らす東京、しかも23区内で移動にバスを使うとなるのはほぼ住宅街なわけで、お世辞にも決してアクセスの良いとはいえないかき氷屋さん。それでも気になる氷とあらば足を運ぶ・・それがかき氷。恐るべし。

まるで友達の家に来た気分

おじゃまいたします

くつろがせていただいてます

「まじめな大人のかき氷」

季節の氷「巨峰」

ご覧の通り、これ以上ないくらいストレートな巨峰の氷。シンプルな美しさ、清い。こういうの食べちゃうと、やっぱりストレートなかき氷いいねえとなる。

半分ちょっと氷が進んだところで・・

お茶とお茶請けをいただく。友だちの家感がさらにアップ。

ほーっとできるしあわせなひとときを過ごさせていただいた。ごちそうさまでした。

秋になっていろんなお店で梨の氷が出て来たけれど「和梨のコース」と名付けられたかき氷が気になり、梨の氷はここに来ようと思っていた。「コース」とは?

文京区湯島にある店名ままの、坂の町の坂の上のお店「サカノウエカフェ」

お店の前に坂の下を向いて立って右に4分行くと湯島天神、左に5分行くと神田明神

東京の14皿目の和梨のコース。

スイーツ系の梨のコンポートなどではなく、フレッシュフルーツの梨がトップに。これが梨だけではなく、ダイスにカットしたモッツァレラチーズと梨をオリーブオイルとレモンであえたフルーツサラダみたいな感じ。このトップだけでキュンとした。

メインパートのマスカルポーネベースに中の層はジューシーな梨のソース。最後の層に梨とナッツにキャラメルがかかった梨スイーツで〆る梨のかき氷。ここがデザートなのかな。

ちゃんと「コース」とになっていた。お見事な一皿。(あとからIGを見たら、さらに意味がかかっていた)

お店を出たら雨が降っていて(もっと遅い時間の予報だったのに)、湯島天神神田明神に寄ろうと思っていたのだけれど、なんせ雨だったので右にも左にも行かずに坂を降りた。坂を降りていくとそこは上野・御徒町界隈。

典型的な最近の東京下町の通りに、古い低中層のビルや、近代のオフィスビル、新しいマンション。その中に仲良く稲荷神社が並んでいてびっくり。一回通り過ぎて戻った。

箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)のきりりとしたお稲荷さん