心を豊かにするワインの世界 (original) (raw)
wine@は、定期的にインポーターを招いての試飲販売会を行っていて。毎回、20種類、ボトル単価1500~9000円のワインが飲み比べられる。
今回は、フィラディスさんを招いての試飲販売会にいってきた。
wine@の試飲会、新たなワイン、新たなインポーター、新たな品種や生産者をたくさん知れるので、実りの多いイベントだ。
ピノ・ノワールを知りたければニュージーランドはおすすめ。コノスルやイエローテイルの安ピノとはまるで次元が違う。
日本を代表する高畠ワイナリーのスタンダード、クラシックシリーズ。期待を超える実力。クリアできれいな酸味と24か月樽熟成による上品な香りで、しっとりなめらか。和食にも合う日本ワインの魅力を語ってくれる1本だ。
ラーメンとのペアリングチャレンジも。
刺身とワインを合わせるなら、辛口のロゼを。魚とワインって難しくて、生臭さが出たりする。吟醸酒のように軽快で、純米酒のようにうまみ広がる辛口ロゼなら、刺身とぴったり。
瀬戸内レモンとミントが織りなす新感覚リキュール、想像以上に爽快な飲み心地だった。炭酸水と1:1で割るだけで、バーテンダーいらずの本格モヒートが完成。
IWC(International Wine Challenge)のSAKE(日本酒)部門で受賞した、世界に認められた日本酒を試飲できるイベントにいってきた。このイベントは、学びが多く、日本酒玄人も、素人も楽しめて、日本酒の魅力を知る事あできる。
ワインは飲んでいるが日本酒はあまり詳しくない自分が、日本酒のイベントで感じたことをありのまま記す。一言でいうと、日本酒、もっと探求したくなる。
イエローテイルはブドウ品種ごとに10種類程度ラインナップがあるが、このシラーズ、シリーズの中で一番おいしいと感じた。頭一つとびぬけている印象。
イエローテイル シラーズの香り・味・ペアリングについて庶民支店で書いていく。
ロバート・パーカーが5つ星で評価したオーストラリアのキリカヌーンという生産者が作る、驚くべきほどコストパフォーマンスのたかいシラーズ。
実際、驚くほど力強いフルボディながら上品で、とても有意義な体験ができた。
フルボディの安赤で苦手意識をもった人、これ飲めばフルボディのよさがわかる。
イエローテイルシリーズのピノ・ノワールは、結論から言うと可もなく不可もない、典型的な安ワインクオリティだ。シリーズの赤のラインナップの中でも、評価が高くはないほうだ。しかし、ちょっと工夫すれば数段グレードアップしたように錯覚しておいしく飲める。
エピソードゼロ -初めての日本酒-
Episode ZERO ~Hajimeteno J.sake~
- 生産者:嘉美心酒造
- 生産国:日本>岡山
- タイプ:日本酒(純米酒)
- 精米歩合:70%
- 日本酒度:-55
- 度数:8%
- 容量:720ml
- 購入店:酒日向
- 購入日:2024/09/09
- 参考価格:2750円
- 購入セット:ひなぽぽ福袋 3~5本入
ストーリー
今回は、ユニークなお酒を取り扱う店「酒日向」のオープン記念福袋はいっていた1本。
「酒日向」—ユニークな酒の専門店が誕生
7月17日に「ユニークなお酒 酒日向」という店が新規オープン。 セラー専科やCAVE de L NAOTAKAでおなじみの戸塚尚孝氏が代表を務める株式会社イズミセの新規ショップだ。
尚孝氏の系列ということで信頼度がある。鬼コスパセットをはじめ、いつもお世話になっている。ワイン沼にはまった人なら尚孝氏のショップはきっと利用したことがあるはず。
新規ショップ「酒日向」のコンセプトは次の通り。
毎日が心地よい”酒LIFE”となるような、日本酒、リキュール、ワインなどの"お酒"と"貴方"をマッチング!今まで見たことがない商品との出会いにトキメキを提供するお店です。目を惹くパッケージ、記憶に残るネーミング、心を満たすお酒の味わい。全てにこだわりが詰まった、当店限定のオリジナル酒をお楽しみください。
このサイト「心を豊かにするワインの世界」は、たびたび「ワインは酔うためではなく経験するために飲むもの」、「未知の体験ができる楽しみ」というコメントをしてきた。
ユニーク酒は、まさにその要素を詰め込んだお酒。記憶に残る体験になるに違いない。興味をそそられる。
オープン記念の福袋をGET
看板猫"ひなぽぽ"より新企画⭐️
最大「計2万円以上」のお酒入り
≪ひなぽぽ福袋≫限定100セット7月17日にオープンしたばかりなので、今回は自己紹介もかねて"お得な福袋"をご用意したにゃ😸
初企画なので、とってもお得なラインナップに仕上がっているにゃ😍《確率1/5で特賞》… pic.twitter.com/OAVWu4TCp2
— 酒日向-SAKEHINATA- (@sakehinata626) 2024年8月4日
酒日向さん、オープン記念で大盤振る舞いの福袋を発売。
確率1/5で特賞。2万円以上のおさけ(系3本)。確率1/4で一等。で14500円以上のお酒(系5本)。クール便送料込み11000円。
楽天マラソンセール限定で福袋にも使える30%オフクーポンが出ていたタイミングでポチリ。7700円なのでほぼ半額と、ベストタイミングで購入した。
いざ福袋開封の儀。特賞は28年熟成という希少な焼酎。ただ焼酎飲まないので、一等のほうがうれしいな、本数も多いし。というのが本音。
#酒日向 @sakehinata626 さんのひなぽぽ福袋
これ入ってたらいいなと思ってた5本全部引き当てた!
ありがとうございます!#ユニーク酒 、どれも記憶に残る体験になりそう#天ぷらにぃーよ#エビフリャーアウネン#魔法にかけられたミントとレモンのお酒#エピソードゼロ#星降る夜の宴 https://t.co/EV2P9NXUqk— シオン@ワイン&ゆるミニマリスト (@shion438cb5) 2024年9月10日
- はじめてお酒が好きになりました。 「エピソードゼロ -初めての日本酒-」
- 純米スパークリング!マイナス3℃の氷温庫にて熟成! 「星降る夜の宴」
- 天ぷらの為に生まれた白ワイン! 「天ぷらにぃーよ 塩」
- エビフライ党の為に造られたワイン 「エビフリャー アウネン トロッケン」
- 清涼感あふれる魅力的なモヒート! 「魔法にかけられたミントとレモンのお酒 」
キャッチコピーもお酒の名前も秀逸。一語一絵の出体験になること間違いなし。
星降る夜の宴は焼肉と一緒に味わった。定価4000円弱と庶民にとって高級な書かう隊ではあるが、評価Sランク。記憶に残る最高の体験だった。
初めての日本酒、エピソードゼロ
さて、今回飲むのは「エピソードゼロ -初めての日本酒-」。
岡山県にある嘉美心酒造が製造。「私たちはお酒を作ることではメーカーですが、生きる上では消費者です。 だから家族の口に入れさせたくないものは作りません。」というめせーじは好感を覚える。
日本酒でありながら度数8%と低アルコールで。日本酒度が-55とかなり甘口なのが特徴。
岡山県名産の白桃の果皮から抽出された『岡山白桃酵母』を用いることで、完熟した白桃の香り。
味は、白ブドウをほおばったようなさわやかな果実の甘味。
フルーツやチーズケーキと合わせたい、デザートのような日本酒なんだとか。
「はじめてお酒が好きになりました」。そういわせる、圧倒的に初心者受け、女子受けするお酒らしい。
ところで日本酒度は、日本酒の甘口か辛口かを示す指標のこと。水の比重を基準として、糖分が多く含まれるほどマイナス、少ないほどプラスとなる。
- 日本酒度 -3.5 -5.9: 甘口
- 日本酒度 -1.5 〜 -3.4: やや甘口
- 日本酒度 +1.5 〜 +3.4: やや辛口
- 日本酒度 +3.5 〜 +5.9: 辛口
- 日本酒度 +10以上: 超辛口と呼ばれることもある
-55はかなり超甘口。ワインでいうところのデザートワインに相当する濃密な甘さだと思われる。
日本酒は刺身やてんぷらなどの和食と合わせるイメージだけど、超甘口な日本酒はデザート感覚で楽しみたい。
感想
おお!たしかにこれはモモ、圧倒的なモモ要素。
完熟したフルーティーなモモ。そして、ヨーグルトのような、乳酸菌飲料のようなさわやかなフレーバー。さらに、ほのかに甘いキャラメルようなニュアンスも。
いやこれ日本酒の香りじゃないな。フルーティーといえば吟醸や大吟醸だけど、それともまた違う。そう、酎ハイ。ホワイトサワーやピーチサワーに、キャラメルエッセンスを加えたような香り。
一口飲んでみると、思いのほかすっきりしている。甘いけど酸がしっかりあるので、すっきりした甘さになっていて、甘酸っぱくて飲みやすい。皮付きのモモにかぶりついたような感覚。モモの皮のざらざら・いがいがした感触が伝わってくるようなリアルなピーチフレーバー。
甘い日本酒って、むせかえるほど甘ったるくてくどいようなものもあって。それは1杯で十分、これ以上飲めないってなるんだけど。
この日本酒は、酸味がしっかりあるおかげで、フレッシュジュースのようにすっきりしたのど越しで。甘いけど後をひかずべたつかない。さわやかな後味。
味わいも、ピーチヨーグルトフレーバーアイス。ときどきキャラメルフレーバー。こういうアイスありそう。あったら食べたい。
モモっぽい風味に、甘くて香ばしい風味が食欲を増進させる。フルーティーであまくてすっきりだけど、のどを通貨するときに一瞬日本酒が顔をだす。カッと焼けるようなのど越しに、キャラメルともとれる香ばしい酵母のニュアンス。
期待以上においしく、デザート酒として完成度高い。たしかにこれは、次へ、また次へと求めてごくごく飲み干してしまいたくなる。
飲み干したくなるけど、おすすめは少し多めに口に含んだら、飲みこまずにゆっくり舌の上で回して滞留させること。じゅわあっと完熟したピーチの香りが広がり、柔らかい酸味や甘酸っぱいフレッシュな風味が温度の上昇とともにはなやかに広がるのを楽しむ。
それにしてもこれ日本酒なんだよね。どっちかというとフルーツリキュールに近い味わい。原料が米とは思えないほど、フルーティー。これだからお酒の世界は面白い。
ペアリング
HPでは、チーズケーキやフルーツなどと紹介されていたけど、自分はソルティーナッツとともに。スイカに塩、デザートワインにゴルゴンゾーラと同じ理論。
やはり甘いものにしょっぱいものはよく合う。単体だと甘いデザート日本酒も、ナッツと口語に食べて塩気を補うことで飽きずに無限に飲み食いできる。
ナッツと一緒に食べることで、液体を飲みながら噛むので、まるでモモを咀嚼しているような錯覚(触感はちがうけど)。
二日目はおつまみなしで単体で昼からデザート酒。単体で十分ポ石井。単体で完成している極上のデザート酒。
評価
A (Amazing)
- S (Sublime): 極上で感動的
- A (Amazing): 驚くほど素晴らしい
- B (Better): 期待を少し上回る良ワイン
- C (Consistent): 定価相応でニュートラル
- D (Disappointing): コストパフォーマンスが悪く期待外れ
- E (Degraded): 劣化ワイン
おいしさもさることながら、珍しいものを飲む楽しさや期待感、記憶に残るエンターテインメント性などを加味すると、定価2750円と高くても納得な気がする。
ユニーク酒。これだから楽しい。これだから面白い。
このブログはワインブログなんだけど、今年のベスト8の中にこの日本酒はいってきそうな予感。先日飲んだ星降る夜の宴とともに。日本酒おいしいよなぁ。
福袋で入手したユニーク酒はあと3本。「魔法にかけられたミントとレモンのお酒」と、エビフライにあうワイン「エビフリャー アウネン トロッケン」とテンプラにあうワイン「天ぷらにぃーよ しお」。とくにワインなんて、ペアリングが約束されているのだから、とても楽しみだ。
エピソードゼロ -初めての日本酒-日本酒 甘口 純米酒 白桃酵母 8度 720ml 岡山県 嘉美心酒造 清酒Episode ZERO ~Hajimeteno J.sake~
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