NHK杯将棋トーナメント2回戦第7局~佐々木慎七段対増田康宏八段 (original) (raw)
ようこそ!
お越しくださいました。
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今回はNHK杯将棋トーナメント2回戦第7局をご案内します。
きょうの対局のお二人は、これまで5局対戦して、佐々木七段2勝。増田八段3勝といい勝負しています。
先手番・佐々木七段は1回戦で丸山九段に勝利しての2回戦進出です。
一方、増田八段は今季A級在位で2回戦からの登場です。
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放送日時:2024年9月22日10時30分
先 手:佐々木慎七段
後 手:増田康宏八段
手合い:平手
場 所:NHK放送センター
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦 型:三間飛車
解 説:佐藤紳哉七段
本戦出場棋士:50名
シード棋士:31名。
予選通過者18名。
女流棋士1名。
第73回予選トーナメント(今期)からご案内します。
今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士50名の戦いになります。
【略歴】
(敬称 略)
名 前 佐々木 慎(ささき まこと)
生年月日 1980年1月21日(44歳)
プロ入り年月日 2001年4月1日(21歳)
棋士番号 240
出身地 東京都中野区
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 関根茂九段
竜王戦 3組
順位戦 B級2組
今年度成績 8勝7敗(0.5333)
名 前 増田 康宏(ますだ やすひろ)
生年月日 1997年11月4日(26歳)
プロ入り年月日 2014年10月1日(16歳)
棋士番号 297
出身地 東京都昭島市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 森下卓九段
竜王戦 2組
順位戦 A級
今年度成績 9勝4敗(0.6923)
▶初手☗7八飛。
先手がいきなり飛車を三間に振りました。
▶25手目7五歩。
先手は7六に飛車を移す意向。
▶31手目☗7六飛。
先手は7六に飛車を浮きました。
▶32手目☖4二角。
この4二角は☗7六飛(前図)に対応してタコ銀と角の連携で銀が7五へ進出して飛車を抑え込む狙い(解説:佐藤七段)。
▶34手目☗6四歩。
この歩に先手が食いつくと、☖同銀で銀が進出し、後手の狙いにハマるので、先手は取りにくい。
【次の一手】
▶42手目☖6五歩まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
何処でもアイスコーヒー。
♬Moonriver~by村治佳織
◩四季の花
左から〈アジサイー十二単(じゅうにひとえ)〉、〈カルミア〉。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
【AIによる最善手】
▶最善手:43手目☗5六歩。
解説の佐藤七段も7四歩か?5六歩の手順に思案してましたね。
本譜は、☗7四歩(疑問手?)で飛車交換に進みました。
角のラインが止まっているのが先手には痛い。
《味のある手筋》
▶43手目☗5六歩。
角道を開けないと先手は勝負にならないのではないか!?
本譜は手順前後か?
【棋譜】
下図の矢印で、棋譜に沿って一手ごと駒が進みます。
最終局面92手目☖5八竜と切ったのを見て、先手は投了しました。
増田八段がお手本のように、《三間飛車破り》を巧く指し回しましたね。
《解析》
悪手:先手0、後手1。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女流二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。