23.8型ディスプレイ243B9/11 PHILIPS レビュー。コスパ最高のUSB-C搭載モニターでしたという話 (original) (raw)
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こんにちは、sansonです。
USB-C接続可能な高コスパのPCモニターを探して探して、ついに見つけた**Philips 243B9/11**を購入したので、レビューしてみます。
価格.comに登録されている1500種類以上のPCモニターから、吟味に吟味を重ねました。
実際に使ってみて「いやコレ、20000円前後のコスパじゃないでしょ、良すぎる・・・」と感じました。
- USB-C対応のPCモニターを探している
- コスパが良いものを探している
- けど画質に妥協はしたくない
という私のニーズにジャストフィットなPCモニターでした。
細かくレビューしてみたいと思います。
【目次】
1.PHILIPS 243B9/11 の仕様
PHILIPS 243B9/11はUSB-CケーブルでPCと接続可能なPCモニターです。
ノートPCがUSB-C(USB PD)充電可能な機種の場合、このPCモニター自体がノートPCの電源供給源になってくれます。
さらに、USBハブ(×4口)としても活躍するため、ノートPCが周りが非常にスッキリします。
- 液晶の種類 :IPS
- パネルサイズ :23.8インチ
- コーティング :非光沢
- 解像度 :1920×1080(FHD)
- リフレッシュレート:75Hz
- 表示色 :1677万色
- 色域 :**NTSC 90%、sRGB 104%**
- 応答速度 :4ms(GtoG)
- ピクセルピッチ :0.275mm
- 寸法 :541x522x216 mm
基本的な仕様は上述の通り。
「解像感」「動画やゲーム適性」「色調感」について、もう少し細かくレビューしてみます。
1-1.解像感
解像度はFHD。**ピクセルピッチ0.275mm(数値が低いほど高精細)。**
ごく一般的なモニターの解像レベルを十分クリアしています。
ASUSの人気23.8インチモニターVZ249HRが画素ピッチ0.2745mm(公式サイトより)
ゲーミングモニターとして人気の**ASUS VG259QRは画素ピッチ0.282mm**。
調べてみると、画素ピッチについては、売れ筋モデルでだいたい0.27mmあたりなので、PHILIPSのモニターが低価格だからといって画質に手を抜いているわけでは決して無いことがわかります。
1-2.動画・ゲーム適性
リフレッシュレートは75Hz、応答速度も4msあります。
Youtubeで動画をみたり、アクションゲームで遊んでも、残像やチラツキはほぼ気にならないレベル。
1-3.色調感
色域(色の表示可能範囲)は**NTSC 90%、sRGB 104%**(%は、それぞれの決められた規格に対し、どれだけ表示可能範囲をカバーしているかという意味)。
同価格帯の中では広い色域を有しています。
この価格帯だと、NTSC 72%、sRGB 99%のモニターが非常に多い中、スペックでは一つ頭を抜けています。
1-4.マウント機能や保証等
モニターマウントは高さ調節が可能で、ピボット機能(画面を縦にして使える)もついています。
そして前述の通り、USB-C接続機能も搭載されており、最大65WでノートPCに電源を供給できたり、USBハブとしても活躍したり。
さらに**Philipsディスプレイは5年間のフル保証が付いています**。
うーん、この性能で20,000円前後は、つよつよすぎませんかね・・・?
2.開梱&組み立て
243B9/11が届きました。
開梱してみました。発泡スチロールで丁寧に梱包されており、非常に好印象です。
さて、組み立ててみます。
組み立ては非常に簡単でした。説明書もついていますが、**ほぼカンだけで組み立てられるレベルでイージー**でした。
モニターとマウントはワンタッチで接続可能でした。
また、マウントを取り外すときも、ノブを軽く持ち上げるだけで簡単に取り外せる仕様です。
マウントとベース部分は、突起部を差し込んで、ネジを手で締めるだけです。スーパーイージー。
ケーブル類も、必要なケーブルは全て付属していました。
追加購入が必要無いのは素晴らしいですね。
3.ディスプレイの寸法
243B9/11は高さ調節が可能です。
高さをMAXに設定すると、机からディスプレイ表示域の端部まで約21.1cmでした。
逆に、MINに設定すると6.2cmです。かなり下まで下げられます。
私は音楽制作(DTM)をする上で、PCデスクを2段組にしており、その上段にPCにモニターを置いています。
視野角的には、高さMINで使用するのがちょうど良い感じでした。
4.モニターを起動(接続まわり含め)
さっそくノートパソコンと接続してみます。
243B9/11には
- 電源ケーブル
- USB-Cケーブル
- 今までノートPCに接続されてた機器もろもろ
を、接続してみました。
4-1.ディスプレイの映り
前述のスペックのとおり、解像感も問題なくキレイな映りです。
色調も非常に発色良く、色彩豊か。
スポーツ動画も見てみましたが、チラツキや残像感もなく非常に良好でした。
ベゼル末端と表示領域の隙間は上下が約8mm、左右が約7mmでした。うっす。
4-2.接続周り
USBハブ機能(USB 3.2 x 4)は特に問題なく接続され、ふつうに爆速でした。
SSD等の記録媒体への転送速度も遅くなった感じはありません。
また、音楽制作(DTM)に使うオーディオインターフェイスを、243B9/11経由で接続してみましたが、音が劣化したり遅延することも無し。電源供給も問題なく行われます。
MIDIキーボードも243B9/11経由で入力遅延等は発生しませんでした。こちらも電源供給に問題なし。
5.まとめ。USB-C一本で繋がる幸せ
使用して1週間ほど経ちましたが、使用感には非常に満足しています。
見た目はシンプルでスマート。画質も申し分なし。
何より、ノートPCを持ち運びして、帰宅したあとにUSB-Cケーブルを接続するだけで、作業環境の再構築が完了するというのが、めちゃくちゃ快適です。
もちろん、ケーブル類が少なくなったことで、PCデスク周りがスッキリしたのも非常に良かった点。