標高日本一のオートキャンプ場は夏は涼しく最高!しらびそ高原山岳オートキャンプ場(長野県)#170 (original) (raw)
夏のキャンプで一番に気を付けるのは暑さ対策をどうするかですが、手軽に涼しさを求めるなら標高があって車が横付けできるオートキャンプが最適です。
そして、今回は以前から気になっていた日本で一番の標高1,918mのしらびそ高原山岳オートキャンプ場で避暑キャンプを楽しんできましたよ!
しらびそ高原山岳オートキャンプ場へ行こう!
しらびそ高原は南アルプスと中央アルプスに挟まれた南信州にあり、筆者の地元富山県の隣県である長野県にあります。
しかし、富山からだと長野県でも一番遠いエリアになるため、渋滞を避けるため早朝4時頃に夫婦で出発です。
天空の山城苗木城跡からの景色は絶景!
早朝自宅を出て、一般道で岐阜県中津川に着いたのは朝の8時前です。
ここからはキャンプ場に向かう前に観光のために立ち寄ったのは、天空の城として「山城ナンバー1」と名高い苗木城跡です。
今まで、中津川には度々来ているのですが寄る機会がなく朝なので、涼しいうちに散策を楽しみましょう。
駐車場に車を停めて15~20分ほど歩けば山の上にある本丸に辿り着け、ここからは三の丸の石垣がマチュピチュのように見えます。
城跡なので天守などの建物はありませんが、展望台からの眺めは風光明媚な恵那峡を一望できて絶景ですよ。
また、人工的な石垣の他に自然の巨大石を上手く使ってあり、整備された城とは一味も二味も違いますよ。
妻籠宿を散策しよう!
苗木城跡を散策した後は、今度は嫁さんの来た事がない妻籠宿を散策します。
筆者は二年前に同僚などと岐阜県馬籠宿から、ここ長野県妻籠宿まで中山道を二里ほど歩いたのも良い思い出ですね。
⇩中山道を歩いたキャンプ記事です⇩
妻籠に着いたのは平日9時前なので、観光客も少なくてゆっくり観光を楽しめます。
昔に家族で階段が多い馬籠宿には訪れていますが、妻籠はアップダウンも少ないので足の悪い嫁さんにはコチラの方が良さそうですね。
⇩馬籠宿の記事です⇩
満寿庵で栗三昧スイーツを食べよう!
ただ、梅雨明け前の7月中旬は湿度も高く沢山歩いたあとは、開店直後の満寿庵で栗三昧のスイーツをいただきます。
頼んだのは、栗で有名な妻籠ならではの栗のふわふわかき氷と、栗のソフトクリームで、かき氷で栗味は珍しいですが食べてみると栗のシッカリとした味が絶品ですよ。
しらびそ高原山岳オートキャンプ場でチェックインをしよう!
妻籠で観光を済ませて、しらびそ高原山岳オートキャンプ場へと向かいますが、ナビに一般道で遠回りを指示されて到着したのは12時頃です。
ここへ来るまでは天竜川沿いを回ってきたため、道も悪く天候も雨や霧と最悪なコンディションです。
ただ、受付場所になっているホテル「天の川」の標高は1,918mで、オートキャンプ場では日本一の標高を誇り、車の外へ出ると涼しいを通り越して肌寒いですね。
⇩しらびそ高原山岳オートキャンプ場の詳細情報です⇩
また、ここ「天の川」ではチェックイン精算時に入浴料金を払えばキャンプ中に何回でもお風呂に入れてお得ですよ!
スノーピーク「ヘキサイーズ1」を設営しよう!
受付を済ませて、南アルプスの絶景が一望できるオートサイトに車を停めますが生憎の雨で霧も酷い状態です。
ミニバンのエスティマで大型テントも持ってこれましたが、今回は天候が崩れる事は分かっていたので設営&撤収がしやすく乾かしやすいポリエステル生地のスノーピーク「ヘキサイーズ1」を設営していきますよ。
スノーピーク「ヘキサイーズ1」
⇩スノーピーク「ヘキサイーズ1」のレビュー記事です⇩
カップ麺を食べよう!
設営もサッと終わり、昼食にカップ麺を用意していたら晴れ間も出始めます。
そのとき晴れ間を待っていたNHKのロケ番組の撮影が始まったらしく、もしかしたらテントや顔が映るかもしれませんが大丈夫でしょうか?と聞かれ、快くOKをしましたが…
嫁さんは、気にせずカレー麺を食べていましたよw
標高1,918mでも日向は暑い!
昼食の片付けを済ませたら待ちに待ったお酒の時間ですが、晴れ間が出て気温は20℃ほどですがソロテントのタープ下低いので暑く木陰に入って快適にビールをいただきます。
そして、酒に弱い嫁さんは気持ちよくなって、いつも通り昼寝を始め贅沢な時間を過ごしていますね。
キャンプ場での事故に気を付けよう!
嫁さんが気持ちよく昼寝を始めて1時間ほど経つと、また雲が多くなってきたので荷物を出すために車を動かします。
そのとき、駐車場ポールとスライドドアが接触してカバーが外れる事故になり、気分が一気にブルーになっちゃいます。
実はここのオートサイトは一段上がっており、駐車スペースも狭くギリギリに停めた事と全面道路の幅員が狭くてハンドルを切るときに気付かなかったので、皆さんも気を付けましょう。
夕食前にお風呂に入ろう!
車をぶつけて凹んでいる筆者ではありますが、せっかくしらびそ高原山岳オートキャンプ場にきたのであれば、天気も悪いし自慢のお風呂に入りましょう。
時間は16時頃ではありますが、利用者は少なくのんびりお風呂に入れて嫌な事を忘れれました。
お風呂にゆっくり浸かりキャンプ場に戻ってからは、スタンレー「マスター真空ボトル 0.75L」でキンキンに冷えた水が最高です。
スタンレー「マスター真空ボトル 0.75L」
⇩スタンレー「マスター真空ボトル 0.75L」のレビュー記事です⇩
以前は氷だけを詰めて使用していましたが、最近は氷水を入れて持ち歩いています。
標高1,918mは天候の急変に気を付けよう!
キャンプ場に戻り寛いでいると辺りに黒い雲が増え始めます。
その瞬間雷がなり、イキナリのゲリラ豪雨でタープがバチバチ雨音を立てています。
ものの数分でサイトが水浸しですが、流石はスノーピーク「ヘキサイーズ1」でグランドシートは敷いているとはいえ、インナーテント内の浸水はありません!
山菜飯を食べよう!
雷とゲリラ豪雨が20~30分ほど降っていましたが、しばらくすると雨も上がり夕方ですが太陽が出始めます。
急な大雨で気温は15℃まで下がり寒いので、少々早いですが山菜飯とおでんで夕食ですが、この季節のおでんは最高でしたよ。
⇩山菜飯のレシピ記事です⇩
夕食後にお風呂に入ろう!
食後は片付けを済ませ、二度目のお風呂を堪能しましょう。
しかし、夕方の集中豪雨で「天の川」が停電になり、お風呂の電気は付かない状態でしたが入ってもいいですよと言われ、薄暗い中で二度目のお風呂に入れて大満足です。
風呂上りは晩酌を楽しもう!
二度目のお風呂を堪能した後はテントに戻りますが、先ほどまでの水溜りは減ってきています。
辺りは、どんどん暗くなっていきますが夫婦でアルコールを飲みながら晩酌を楽しみましょう。
夜はダラダラ飲み続けていた筆者達ですが、雨は時折降ったり止んだりを繰り返し、朝にかけて天候の急変も考えられたことから、今回は大事を取ってエスティマを車中泊仕様に換装です。
そして、寝る前にはテントのインナーを炊事場に干して、明日の撤収がスムーズに行えるようにしてから21時には車で横になり本日のキャンプは終了です。
しらびそ高原山岳オートキャンプ場(二日目)
車中泊で早目に寝た事もありぐっすり眠れましたが、明け方4時頃には起き始めます。
辺りはまだ薄暗く霧も酷いですが、今日の天気も悪そうで早めに撤収するために寝起きではありますが朝食の準備を始めていきましょう。
鯖の味噌煮ごはんを作ろう!
薄暗い中片付けを進めながら、鯖の味噌煮ご飯を作っていきます。
6時前には少々は早いですが、鯖の味噌煮ごはんも完成し味噌汁とサラダで朝食をいただきますが、優しい味で朝食にピッタリ合いとても美味しいですね。
⇩鯖の味噌煮ごはんのレシピ記事です⇩
そして、食後はコーヒーをのんびり飲んだら撤収を再開していきます。
帰る前にお風呂に入ろう!
素早い片付けのおかげで7時半頃には撤収も終わりますが、また雨も強くなってきたので早めの行動が吉で良かったです。
最後はチェックアウトの手続きを済ませ、3回目になりますが最後のお風呂で体を温めましょう。
風呂上がりに管理人さんと話すと昨晩は17時頃~23時頃まで停電していたらしく、宿泊客の方も大変だったみたいですが、キャンプ場の方はトイレの電気がつかない程度で問題はありませんでしたけどね。
国八食堂で焼き豆腐とホルモンを食べよう!
しらびそ高原山岳オートキャンプ場を出た後は一路高山方面に走ります。
そして、お昼に寄ったのは高山にある筆者の行きつけの国八食堂です。
学生時代から高山に寄った際には度々訪れていますが、行列に並んで国八食堂の名物とうふ定食とホルモン定食を注文します。
しばらくすると、熱々の鉄板にのった香りが良い豆腐と、味噌ベースのホルモンが運ばれてきますが、何回食べても美味しくご飯が進みます。
そして、子供達のお土産に冷凍ホルモンを3つ買って、今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【しらびそ高原山岳オートキャンプ場】
2023.7.12~7.13
- しらびそ高原山岳オートキャンプ場:6,000円(お風呂代含む)
- 食材費:801円
- えのき坂:900円
- 妻籠駐車料金:500円
- 有料道路:690円
- ガソリン代:9,580円
- 国八食堂:4,150円
総合計:22,621 円
今回は日本一高い位置にあるしらびそ高原山岳オートキャンプ場で避暑キャンプ楽しみましたが、次の利用時はやっぱり晴れの日に行きたいですね!