Activity of Neurons in Inferior Temporal Cortex Correlates with Monkey's Seen-not seen Choice Variation in a Stimulus Detection Task (original) (raw)
2005
Abstract
土井泰次郎 藤田一郎 大阪大学大学院生命機能研究科 〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町 1-3 E-mail: {tdoi,fujita}@bpe.es.osaka-u.ac.jp あらまし 知覚に相関した神経活動を探るために,強制 2 択課題を用いて弁別閾値付近でのサルの知覚判断のゆ らぎとニューロン活動のゆらぎとの相関を調べる研究が多くなされている.しかし閾値付近では自覚的な知覚がな くとも弁別の成績が良いことがあるので,より直接的に知覚に相関した神経活動を求めるにはサルに検出課題をさ せる必要がある.そこで本研究ではサルに図形検出課題を訓練し,この課題を遂行中のサルの下側頭皮質からニュ ーロン活動を記録した.サルの刺激検出の成否とニューロン活動のトライアル間変動の相関を信号検出理論にもと づいて評価したところ,下側頭皮質のニューロン活動のゆらぎは刺激の検出の成否と有意に相関していた.この結 果は,下側頭皮質の神経活動が「刺激の形が見えている」というアウェアネスに関わっていることを示唆している. キーワード アウェアネス、検出課題、下側頭皮質
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