モザンビークの政府と野党、歴史的な和平協定に調印 (original) (raw)

モザンビークの政府と野党、歴史的な和平協定に調印

2019年8月2日 11:05 発信地：マプト/モザンビーク [モザンビーク アフリカ ]

【8月2日 AFP】アフリカ南部モザンビークのフィリペ・ニュシ（[Filipe Nyusi](/search?fulltext=Filipe Nyusi&category%5B%5D=AFPBB>記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪)）大統領と、野党モザンビーク民族抵抗運動（RENAMO）のオスフォ・モマデ（[Ossufo Momade](/search?fulltext=Ossufo Momade&category%5B%5D=AFPBB>記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪)）党首は1日、画期的な和平協定に調印した。国営テレビが報じた。同国初の内戦の停戦から27年近くたっても続いていた軍事対立の正式な終結を目指す。

調印式は中部ゴロンゴーザ国立公園（[Gorongosa National Park](/search?fulltext=Gorongosa National Park&category%5B%5D=AFPBB>記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪)）で行われ、生中継された。

この協定により、昨年5月に死去したRENAMOの歴史的指導者、アフォンソ・ドラカマ（[Afonso Dhlakama](/search?fulltext=Afonso Dhlakama&category%5B%5D=AFPBB>記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪)）前党首が開始した、長年にわたる和平交渉が実を結んだ。モザンビークは10月に総選挙も控えている。

停戦後に政党に看板替えしてからも軍事部門を保持していたRENAMOは7月30日、協定の一環として軍事部門の武装解除に着手した。武装解除された戦闘員は、国軍や警察に配置される者もいれば、民間人として社会復帰する者もいる。

専門家は、6日に首都マプトで最終的に主要合意が結ばれるまでの数日間が、合意の実効性にとって正念場になるだろうと警鐘を鳴らしている。(c)AFP/Joaquim Nhamirre