悪性高熱とは何か詳しく紹介!ドラマ『ブラックペアン シーズン2 第9話』 (original) (raw)

ドラマ『ブラックペアン シーズン2 第9話』では、患者が悪性高熱を発症してしまいました。

はたして、この悪性高熱とは何か?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

ドラマ『ブラックペアン シーズン2 第9話』のキャスト

ブラックペアン シーズン2は、2024年7月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物

ドラマ『ブラックペアンシーズン2 第9話』のストーリー

“ブラックペアン2の9話のカットシーン”/

引用:https://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/

天城雪彦は、瀕死(ひんし)の状態に陥りますが、渡海征司郎が現れて、見事なオペをしていき、命を救う事ができました。

自分の命を救ってくれた事については感謝しますが、天城雪彦は佐伯清剛が父親との間で、確執があった事を指摘します。

佐伯清剛は「この悪魔め」と吐き捨てて、天城雪彦の恐ろしい性格を苦々しいと感じてしまうのです。

病院の屋上で、世良雅志が「僕に、トクナガさんのオペに立ちあわせて下さい」と頼み込んできました。

世良雅志は『僕を立ちあわせてくれないのは、危険なオペに関わらせたくないからではないか_』と思っていたのです。

「なぁ、ジュノ。なぜ、僕が医者を目指したと思う?それは、母が関係しているんだ」と打ち明けます。

天城雪彦は、オペの最中に、論文を思い出して、そこでダイレクト・アナストモーシスを誕生させる事ができました。

その事を打ち明けると、世良雅志は『よく、そんな状況で、ダイレクト・アナストモーシスを誕生させるとは』と驚いてしまいます。

しかし、天城雪彦にとって、それは最初で最後の術死であり、忘れたくても忘れられない出来事になりました。

天城雪彦は、トクナガのオペに取り掛かろうとしますが、術中に『悪性高熱』を発症している事が分かり、医師たちは驚愕してしまうのです!

『悪性高熱とは何か詳しく紹介』

悪性高熱症とは、脱分極性筋弛緩薬と、強力な揮発性の吸入全身麻酔薬の併用に対して、代謝亢進反応により生じる事が関係しています。

この状況に陥ってしまうと、生命を脅かす体温上昇が起きてしまい、凄く危険な状況です。

参照元https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/22-外傷と中毒/熱中症/悪性高熱症

悪性高熱症は約2万人に1人の割合で起こるものであり。感受性が遺伝して、遺伝形式は常染色体優性で,その浸透率は様々です。

この悪性高熱症とは、遺伝が原因して、全身の筋肉が異常に収縮を続けてしまう疾患です。

参照元https://www.orphanpacific.com/patient/contents/column_malignant_hyperthermia/

遺伝的な素因を持った患者が、全身麻酔の時だけ起きてしまうものであり、非常に希な疾患と言えます。

通常の日常生活では、特に症状がないため、手術中にいきなり起きてしまうので、恐ろしい疾患と言えますね。

体温が急上昇して40℃を超える事もあるので、筋細胞が壊れ、筋細胞内にあった物質が血中にたまってしまいます。

そうなると、腎臓での排泄が間に合わなくなり、腎臓に障害を起こす可能性もあるので注意が必要ですね。

ドラマ『ブラックペアン シーズン2 第9話』の見所とまとめ

“ブラックペアンの画像”/

引用:https://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

第9話では、天城雪彦の命が救われましたが、最初で最後の術死が判明しました。天才医師であっても、こんな事があったんですね。

副院長が、看護師長・藤原真琴と手を組んで、佐伯清剛を追い落とそうしましたが、予想通りという感じです。

トクナガのオペをしようとしますが、悪性高熱を発症してしまったので、その結果がどうなるのか?気になる展開ですね。