テスト駆動開発 | KentBeck, 和田卓人 | 工学 | Kindleストア | Amazon (original) (raw)

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2017年11月14日に日本でレビュー済み

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2017年2月に、著者t_wadaさんのTDD Boot Camp(TDDBC)に参加しました。
「生涯プログラマー」として生きて行きたくて、
前年の秋に思い切って前職のSIerを辞め、
無職の状態でひたすら勉強に励んでいた中での受講でした。

t_wadaさんの分かりやすい講義&ライブコーディングと、
プログラマー仲間との交流を通して
「俺もやればできる!この調子で頑張ろう」と強く思えた合宿でした。
無事4月に転職でき、今は名実ともに「プログラマー」として楽しくやってます。

そのTDDBCの時に和田さんが「今翻訳してます」と紹介してくださったのがこの本で、
ようやく読むことができましたが、あの時の感動がまた蘇りました。
本の内容は、TDDBCの場で体験した講義・ライブコーディングの流れととても近く、
さらに詳しく体系的にまとまっている印象です。
写経していると「TDDBCをマイペースで受講している感覚」になりますね(^^)

テスト駆動開発は「テストを書きながら開発しよう」って単純な話ではなくて、
それを覚えることで、ソフトウェアの設計力が格段に上がるものだと思います。
僕もまだ全部を写経し切れていない段階で、マスターしたとは言えませんが、
この調子でじっくり学んでいこうと思います。

写経するための環境構築方法が本には載っていないのですが、
個人的にはこのGitHubリポジトリをcloneして使うのがオススメ。
EclipseとかのIDE入れなくても、好きなエディタで写経&コマンドラインで実行できます。
https://github.com/tddbc/java\_junit5

↑のURLの手順に従ってサンプルテストが動く状態にしたら、
・src/test/java/money ディレクトリを切ってMoneyTest.javaを作成、
・src/main/java/money ディレクトリを切ってDollar.javaを作成
で、写経がスタートできますので、みなさん是非お試しを〜。

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2019年4月28日に日本でレビュー済み

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2003年出版後、2013絶版となったが、巻末付録と共に2017年に出版された。
名前のイメージだけで、詳しく語られない「テスト駆動開発」の、具体例が説明されています。内容からはチーム開発よりも、個人のプログラミング方法のように読み取れます。副作用としてドライバとなるテスト・プログラムが残るので管理者にも受け入れられたのかもしれません。開発環境は15年以上経っているので、この手法が、どう流行り、開発での位置づけがどう変化したかなども付録で探ることができます。
「コードを書く前に、失敗する自動テストコードを必ず書く」という煽りがよく抜粋され紹介されますが、真に受けると間違えそう。まず動いているプログラムが存在している。機能を増やすために・・・・
だと思います。言っていることは至極まともで、少しずつ機能を増やしていきますよ。の具体的な方法です。
初心者プログラマをメンバーに迎えたときの教え方、のような説明でした。ユニットテストを先に書くのは、仕様を
自然言語で書くよりも具体的で、作成後の成功失敗が二択で明快だからのようです。GUI 開発で、テスト環境が
まだのときはどうするのだろう。付録をもう一度読んでみます。
歴史的には、単体テストは普及したが、教条主義におちいった連中もいた。修正をいれるべく名称をTDD から
BDD (Behavior Driven Dev.) という名称がうまれたと付録C にあります。またツールの発展で「英語であれば」
自然言語にちかいテストドライバで作りやすくなった(Cucumber)なども紹介されています。帯にある Kent の
「TDDは分析技法であり、設計技法であり・・・」というのは、どうも初心者向けというか、マネジメント層に売り込む古代広告のように感じます。OOP のチュートリアルとしてなら、うけいれられるのでずが、これだけ多種な方法を
開発技法のように丸暗記する人がいると、とっても迷惑しそうです。あくまでもプログラミングの一般的な進め方です。どうもファウラーやケントベックの周りにいる人は、昔ながらの手法に名前を付け直しただけのひとが多いみたいです。
そうは言っても初心者にとっては優良なチュートリアルであると思います。読んで損はしないでしょう。

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2021年6月29日に日本でレビュー済み

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テストコードを書きながら開発を行うことがTDDだと思っていましたが、本書を読んで考えが深まりました。TDDは設計手法みたいなことが書かれています。一応、JavaとPythonでコードを動かしましたが、途中から無駄なステップが多くて時間が掛かります。サンプルコードのzipが欲しかったですね。読んでおいて損はないです。

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2020年2月17日に日本でレビュー済み

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オーム社のリファクタリングを読んで、TDDのことをもっと知りたいと思い本書を購入。
JAVAを使ってコードは書かれているが、短いコードだし、1つの課題を解決していくので読むのは難しくない。ただしオブジェクト指向の知識は必要。
よくあるUMLを用いた図の説明が一切なく驚いたが、読み進めていくと納得した。修正を行きつ戻りつするので、いちいち図を描いても仕方がないのだ。ややこしくならないのかと疑問に思うが、テストコード書く、テストを通す、リファクタリングする、と各段階ですることが明確なのでそうでもない。
これからTDDを始めようとする方には一読の価値がある。

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2020年5月7日に日本でレビュー済み

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TDDって単体テスト技法だと思っていました。
自分の身の回りの開発者は、おそらく全員そう思っていると思います。
皆、WebでTDDをさらっと取り上げた記事などを読んでいただけなので仕方ないのでしょう。
巻末の訳者解説「テスト駆動開発の現在」を読み、そのような状況に至ってしまった経緯が分かりました。
自分は、訳者のお勧めにしたがい、第I部をC++で写経してみて、TDDが何かが(今更ですが)やっと実感できました。
TDDは素晴らしい!
ただ、使いこなすには相当なスキルが必要なのではないでしょうか。
(訳者もTDDはスキルだ!と言っています・・・)
Kent Beckのような良師が身近にいれば問題ないのでしょうが、結局は自分で試行錯誤して身につけるしか無いのかな。。

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2018年6月26日に日本でレビュー済み

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TDDがテストファーストとかxUnitを使うことではなく、コードを書くための補助線を利用するテクニックで
あると言うことが腹落ちしました。

TDDを実践している人のコミットログをGithubで見つけたとしても、TDDは理解できないでしょう。
コミットされるのは最後にできあがった図であり、その図を書くための補助線になったTDDはコミットされる前に
ほとんど消されているからです。

また、どれくらいのステップでテストとコードを成長させていくのかの感覚なども理解できた気がします。
できるところから実践してみたいと思います。

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2019年11月2日に日本でレビュー済み

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私はプログラマーでは無いのですが、実際に手を動かしTDDを実践しないと本書の真髄は理解出来ないなとは感じました。1章はJAVA、2章はPython、3章と付録は纏めとしてTDDの実践からATDD、BDD等アジャイル開発も視野に含めつつ説明しています。非プログラマーは3章と付録だけ読んでも価値があります。

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2024年4月15日に日本でレビュー済み

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殆ど直訳な上に無用な比喩や回りくどい言い方で書かれていて解りづらいです。