鉢伏山登山と登山コース詳細!鉢伏山荘から二ツ山・三峰山・美ヶ原縦走42km! (original) (raw)
日本三百名に選ばれている山の中でも登りやすい一座としてあるのが鉢伏山(はちぶせやま)になります!
鉢伏山の山頂直下には鉢伏山荘がありまして、そこまで車やバイクでアクセスできるので、簡単に登頂出来るのですが、それでは面白くないと感じ日本百名山の美ヶ原(王ヶ頭)まで日帰りで縦走ピストンした時の登山について今回解説したいと思います!
- 鉢伏山荘へ登山した経緯について
- 鉢伏山荘から鉢伏山への登山と登山ルート詳細!
- 鉢伏山から二ツ山への登山と登山ルート詳細
- 三峰山への登山と扉峠までの登山コースの詳細
- 三峰山から美ヶ原登山口である扉峠までの登山ルートの詳細
- 鉢伏山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
鉢伏山荘へ登山した経緯について
前回は、高ボッチ山から鉢伏山荘まで偵察した時の様子を書きましたが、今回はその翌日に登山した鉢伏山から美ヶ原の王ヶ頭について書いていきたいと思います!
高ボッチ高原キャンプ場で1泊し、翌日に鉢伏山荘からスタートして鉢伏山へ登り、そのまま美ヶ原を目指して縦走登山をしたのですが、今回のコースは数年ほど前から温めていたルートの1つになります。
冒頭に記載の通り、スタート地点である鉢伏山荘から鉢伏山までは、ノンビリ登って20分程度で登頂出来てしまうので、それでは時間を持て余してしまうと感じ、それならば・・・ってなことで正面に見えている美ヶ原も一緒に登ってしまえ!となりました。
当初、歩く距離こそ長いですが、標高差はそれほどないと思い臨んだのですが、結論から先に書きますと「も~2度とやらない登山ルート!」になります(笑)
想像以上にアップダウンが強烈で、途中から「これは何の罰ゲームなんだ!?」となってしまいました。
そんな苦行の様な鉢伏山への登山と美ヶ原への縦走になるのですが、午後から天気が回復してテンションが復活し、何だかんだで思い出に残る1日になりました。
そんな感じで今回は、鉢伏山への登山と、美ヶ原への42kmの縦走登山について書いていきたいと思います!
まずは前回偵察で歩いた高ボッチ山から鉢伏山荘への登山について書いた記事がこちらになります。
キャンプをした高ボッチ高原キャンプ場から高ボッチ山へ登り、そのまま鉢伏山荘まで登山をした記事になります!
そしてこちらが今回登山をした鉢伏山、美ヶ原への縦走中に撮影した登山動画になります!
上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、鉢伏山や美ヶ原からの美しい景色を堪能していただけたらと思います!
鉢伏山荘から鉢伏山への登山と登山ルート詳細!
前日は快晴だった高ボッチ高原キャンプ場ですが、目覚めると凄い強風のガスガスの世界に一気にテンションが下がってしまった朝飯の時間になりました。
最近は健康と老眼を考えてブルーベリーを食べるようにしているのですが、向きも逆ですし、一進一退でございます・・・。
寝ぼけているのか見えていないのか分からない状態ですが、とりえずヒゲが伸びてアオヒゲだったのは間違いございません(笑)
もしや今日はガスガスの一日になるのかしら!?っとドキドキしながら撤収を開始しました。
とりあえず、鉢伏山荘まで行って登山するか考えたいと思います!
高ボッチ高原キャンプ場から車を15分ほど走らせて鉢伏山荘に到着すると、何故かお金を用意して(駐車料金が500円、鉢伏山の入山料が300円)着々と登山の準備を開始した誰かさんでした。
天気が悪いですが、鉢伏山へ登り美ヶ原を目指すみたいですよ!
ちなみにこちらが鉢伏山への入山料と駐車場の料金を納める箱になります。
早い時間だったので、管理人さんが不在でした。
寝ぼけているのか、見えてないのか分かりませんが、お金を投入すると何故か拝んでしまいました。
「いやいや、これはお賽銭箱ではないから!」っと、我に返った自分にツッコミを入れてしまいました(笑)
鉢伏山荘の気温は何度なんだろう?っと思い見てみると、どれが正解なのか分からない気温になってました。
8度?40度?むしろマイナス8度?ってかやっぱり8度?っと、私は寝ぼけているのか?それとも老眼で見えないだけか!?っと、色々と考え込んでしまった時間帯になりました(笑)
それにしてもガスガスな鉢伏山荘の駐車場でした。
私は運が良いから大丈夫!っと、遭難する方に陥りがちなプラス思考を発揮しながら自分に言い聞かせ、とりあえず鉢伏山を目指して登山をスタートしたいと思います!
昨日は、ここまで偵察に来たのですが、今日は一面ガスガスでした。
天気が良いと前方に美ヶ原の王ヶ頭が見えるのですが、残念ですね~
気を取り直して鉢伏山を目指して登りたいと思います!
ちなみに三峰山を経由して美ヶ原を目指すので、ここから何キロ歩くんだ?っとなったのですが、ま~運が良いから大丈夫!の精神で進みたいと思います(?)
ガスガスでござんす♪ですが、鉢伏山までの登山ルートはシッカリ整備されているので道迷いする事はないと思います。
ブルーベリーを食べたのに、何故かここでは文字がモザイクになってしまい、早々に読むのを諦め鉢伏山を目指して進んでしまいました。
登山道をモリモリ登って行くと、鳥居が見えてきました。
鳥居の先にあったのが鉢伏大神でした。
ここで祈りを捧げ「老眼よ我から消え去れ~!」っと祈祷してみました。
祈祷が良かったのか、景色がすっきりしてきました。
こちらが鉢伏山の三角点?と山頂と思しき所に到着しました。
鉢伏山の標高は、1,929mになりまして、天気が良いと諏訪湖を始め、360度の大展望を楽しむことが出来ます。
諏訪湖方面を眺めることが出来る展望台との分岐になるのですが、天気も悪いので寄らずに先を目指す事にしました。
美ヶ原からの帰りに鉢伏山の展望台に寄ったのですが、絶景が見れてラッキーでした!
それにしても、高ボッチ山から鉢伏山荘へ登山をしている時に見かけた「牛伏寺」が妙に気になりますね~
鉢伏山から二ツ山への登山と登山ルート詳細
美ヶ原まで距離があるので、鉢伏山の山頂から二ツ山を目指して早々にスタートしました。
ただ、相変わらずガスガスのござんす♪な天気で風も強く、かなり寒くて私の「一馬鹿力エンジン」の掛かりが悪い感じでした。
燃費の悪い「ローブリッドエンジン」になるので、その辺が影響しているんでしょうね~~(?)
鉢伏山から二ツ山までの縦走路は、天気が良いと最高なんだろうな~っと思いながら進みました。
先に書きますと、美ヶ原からの帰りは景色に恵まれ最高の縦走路を満喫できました!
なお、鉢伏山を始め今回歩く二ツ山、三峰山、美ヶ原(王ヶ頭)は「美ヶ原高原トレイルコース」に含まれております。
折角なので、美ヶ原高原トレイルコースの全てを歩きたいな~っと薄っすら考えております。
鉢伏山から地味なアップダウンをこなすと、二ツ山と三峰山の分岐になりました。
折角なので、二ツ山へ寄ってみたいと思います。
分岐から二ツ山の登山ルートになるのですが、幻想的な霧の世界にウットリ♡してしまいました。
濃霧の登山道って、結構好きな景色の1つだったりします(強がり)
そんな感じで二ツ山の山頂に到着です!
二ツ山の標高は、1,826mになりまして、地味に高いです!
そして矢印が差している方向は間違いです!
二ツ山の山頂の様子なのですが、バリエーションルートが結構あるみたいで、薄っすらですが踏み跡があるコースが数本ありました。
二ツ山の山頂から鉢伏山へ至る登山ルートと、諏訪湖方面に下りれるコースがありそうですね。
三峰山への登山と扉峠までの登山コースの詳細
二ツ山の山頂から美ヶ原高原ロングトレイルに戻り、三峰山を目指して登山スタートすると、激下りからジリジリと標高を上げていきます。
ただ、三峰山に近づくと段々と霧が晴れてきました!
全然見えなかった景色が復活し、目指す美ヶ原の王ヶ頭方面が見えてきました!
やっぱり景色が見えるとテンション上がりますよね!
この辺で、やっとエンジンが掛かってきました♡
二ツ山から三峰山の登山ルートは、こんな感じの巻き道が長く、暫く平和な登山になりました!
それにしても登山者が皆無で、全くすれ違いません・・・。
私の輝きに恐れをなしてしまったのでしょうか!?(笑)
やべ、調子にのったら神様のバチが当たってしまいました・・・。
昔から調子にのると良いことがない人生でございます。
「清く正しく美しく」と「Mな乙女をお大事に」を人生の最優先事項にしたいと思います(?)
むしろ「Mな乙女をお大事に」ってなんの標語なんでしょうかね?(笑)
そんな感じで三峰山の山頂直下にあります鉢伏山と和田峠、扉峠の分岐になります。
美ヶ原を目指すので、ここは扉峠に進むのですが、目の前が三峰山の山頂なので寄りたいと思います!
二ツ山の山頂とは違い、お金が掛かっていた三峰山の山頂になります!
三峰山の標高は、1,887mになりまして、先ほどの二ツ山と同じ位の標高になります。
ここから美ヶ原を目指すのですが、扉峠まで折角稼いだ高度をモリモリ減らして下って行きます。
三峰山から美ヶ原登山口である扉峠までの登山ルートの詳細
三峰山から美ヶ原の登山口であります扉峠を目指して下って行くと、再度霧が晴れてきました!
三峰山は、熊笹が生い茂る美しい山容をした山になるのですが、帰りは天気が回復して素晴らしい景色を見ることが出来ました♡
三峰山から和田峠方面の稜線になります。
奥に見えている山は霧ヶ峰ですね。
結構ダラダラと下って行くと舗装路と合流するのですが、こちらが三峰山鍵峠登山口になります。
ここから美ヶ原登山口までは500mの距離になるのですが、車とバイクの往来が凄く、歩道がない所もあるので注意して下さい!
きのこ汁食べたい!っとなった扉峠になります。
ここにも無料駐車場がありますので、美ヶ原への登山に使えますね。
こちらが扉峠にあります美ヶ原登山口になります。
扉峠から美ヶ原の最高峰の王ヶ頭までは6kmもあるみたいで、絶句してしまいました・・・。
既に体力がスッカラカンな状態ですが、無事に美ヶ原の王ヶ頭へ辿り着けるのか!!については、次回にしたいと思います。
そんな感じで今回の鉢伏山、二ツ山、三峰山への登山の詳細に移りたいと思います。
鉢伏山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした鉢伏山への登山と、二ツ山、三峰山への登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、5月26日なりまして、写真の通りガスガスの天気で風も強く、かなり寒くて驚きました。
また、標高差の地図の通り、登山口であります鉢伏山荘から鉢伏山は大した急登もないのですが、二ツ山(5km付近)から三峰山までは、激下りからの激登りになります。
多分、この強烈なアップダウンがあって登山者(鉢伏山・三峰山ピストン)が少ないのかな~っと感じました。
個人的には、鉢伏山・三峰山ピストンでも20kmの距離になりますので、更にそこから美ヶ原を目指すのはおすすめしません。
そしてこちらが今回登山をした鉢伏山から三峰山、扉峠までの登山のコースタイムになります!
鉢伏山荘 6:09 → 6:10 前鉢伏分岐 → 6:28 鉢伏山 → 7:21 二ツ山 → 8:40 三峰山 → 9:17 扉峠三峰山登山口 → 9:26 扉峠駐車場
鉢伏山荘から鉢伏山の山頂までのコースタイムが約19分になりました(笑)
鉢伏山から二ツ山までのコースタイムが約1時間、そこから三峰山までが約1時間30分ほど掛かりました。
鉢伏山荘から扉峠まで3時間30分前後のコースタイムになりますので、陽が短い季節ですと美ヶ原へ登山すると戻ってくる頃には日没を迎えナイトハイクになってしまいますので、その点十分注意して臨んで下さい!
まとめ
久しぶりの日帰りロングコースを歩いた事もありまして、三峰山に到着した頃にはだいぶ脚が張ってしまい、美ヶ原まで登って無事に帰れるか?っと、自分の実力に対し、疑心暗鬼になってしまいました。
ただ、徐々に天候が回復していることが実感でき、もしかすると美ヶ原の山頂に到着した頃になると絶景を見れるのではないか?と、希望的観測を胸に秘め、当初の計画通り扉峠から更に進む事に致しました!
そんな感じで鉢伏山から美ヶ原への登山は、次回に続きます!
美ヶ原の茶臼山、美しの塔、牛伏山周辺を散策後、美ヶ原の最高峰である王ヶ頭へ登山した続きの記事になります!