北広島駅西口整備へ、市が不動産会社と協定 来春着工 (original) (raw)
北広島駅西口整備へ、市が不動産会社と協定 来春着工
志田修二2021年3月31日 10時30分
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【北海道】JR北広島駅西口周辺の再開発で、北広島市と不動産業の日本エスコン(東京)が30日、パートナー協定を結んだ。来年4月から、地上18階建ての複合ビルや北海道日本ハムファイターズの新球場を含む「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)と直結するバスターミナルの整備に着手する。
計画によると、西口周辺の市有地約2・5ヘクタールに4工区を設定。A工区に複合ビルとバスターミナルを整備する。複合ビルは1階部分にシャトルバスの発着場、4階までが商業施設、5階からが240室収容のホテルが入居する。
バスターミナルは新球場の開業にあわせ、2023年3月に完成予定。複合ビルは24年度完成の見通し。70億~80億を見込む事業費は日本エスコン側の全額負担となる。
B工区には地上8階建ての分譲マンションや保育所を建設する計画で、25年度の完成を予定。残るC、D工区については今後の事業展開を見通しながら計画を詰めていくという。日本エスコンの伊藤貴俊社長は会見で「今後の5年間で西口エリアの整備を進め、その後の5年間で新球場と結ぶ動線エリアの整備を進めていきたい」と語った。
JR北広島駅西口周辺の整備を進めるため、北広島市は昨年、公募型プロポーザル方式でパートナー企業を募集。応募した4社の中から日本エスコンを選定した。同社は東証1部上場で資本金約63億円。19年12月期連結決算の売上高は約721億円。日本ハムの新球場(エスコンフィールド北海道)の命名権も取得している。
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