米国内の死因、新型コロナが2年連続で3位 若い世代で上位の傾向 (original) (raw)

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ワシントン=合田禄2022年7月6日 6時13分

米国立保健研究所(NIH)は5日、2020年と21年はともに、新型コロナウイルスが国内死因の3位になったと発表した。21年は20年と比べ、若い世代で新型コロナが死因の上位に入る傾向にあったとの分析も明らかにした。

米疾病対策センター(CDC)によると、米国内では新型コロナによって100万人超が死亡している。NIHの研究者らは20年の死因のデータと、今年5月5日時点で確定していた21年1~10月の死因のデータを分析し、米医師会雑誌(JAMA)に掲載した論文で公表した。

20年3~12月と21年1~10月の期間をみると、最も多かった死因はともに心疾患で、2番目はがん、3番目は新型コロナだった。薬の過剰摂取などを含む事故死、脳卒中が続いた。それぞれの期間で、約35万人が新型コロナで亡くなり、全体の約8分の1を占めた。

年代別の死因をみると、20…

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この記事を書いた人

合田禄

アメリカ総局|科学・米国政治担当

専門・関心分野

科学、医療、気候変動、宇宙開発

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