ロマンスカー架空予約9千件　容疑の乗り鉄の男「車掌の態度に立腹」 (original) (raw)

小田急ロマンスカーの架空予約を繰り返して小田急電鉄（東京都新宿区）の業務を妨害したとして、警視庁は13日、埼玉県志木市に住む無職の男（48）を偽計業務妨害容疑で東京地検に書類送検し、発表した。容疑を認め「（当時の）職場にイライラしていた。車掌や乗務員の態度が気に入らず、嫌がらせのために予約した」と説明しているという。

捜査1課によると、男は昨年3～11月、ロマンスカーに乗車する意思がないのに計9313件分の指定席をオンラインで予約し、同社の業務を妨害した疑いがある。予約の約9割は景色の良い「展望席」だったという。

ロマンスカーの予約システムは発車15分前までに支払いが完了しなければ予約がキャンセルされる仕組みだが、同庁は、それまでの間に同社が該当の席を販売できなくなるなどの被害が生じたと判断。送検にあたり、検察に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

男は電車の乗車を趣味とする…

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