大中尾棚田 (original) (raw)

「日本の棚田百選」に選ばれた、日本の原風景が広がる大中尾棚田は、日本一の清流にも選ばれた神浦川(こうのうらがわ)沿いにあります。

面積約8ヘクタールに約450枚の田んぼがあり、上段からは角力灘(すもうなだ)を一望。自然に囲まれた棚田は、四季折々の素晴らしい風景を見せてくれます。
江戸時代に大村藩主が開墾したとされ、棚田に水をひくために、神浦川の上流から約4.2kmに及ぶ水路も造られました。近くに水源がないため、この「大井手水路」は今も使われており、毎年、春になって水を流し始める前に、地域の人やボランティアにより水路掃除が行われています。
また、長崎県で初めて「棚田オーナー制度」が取り入れられ、地域外の人々と共に田植えや稲刈りなどが行われています。フォトコンテストなどのイベントも行われており、秋の収穫後に開催される火祭りでは、あぜ道に火がと灯された約6,000個の竹灯籠が並び、とても幻想的な美しさです。