【京都】『千本ゑんま堂(引接寺)』「お精霊迎え」に行ってきました。 (original) (raw)
こんにちは、あとりです♥️
京都、『千本ゑんま堂(引接寺)』、「お精霊迎え」に行ってきました。(24年8月9日)
『千本ゑんま堂(引接寺(いんじょうじ))』は、バス停乾隆校前から徒歩すぐです。
『千本ゑんま堂』は通称で、正式名称は「引接寺」、開基は小野篁(たかむら)です。
お精霊(しょうらい)迎え
24年8月7日~12日
『千本ゑんま堂』のある一帯は蓮台野(れんだいの)と呼ばれた平安時代の葬送の地で、あの世とこの世の境と考えられています。
「お精霊迎え」は、盂蘭盆(うらぼん)に帰ってくる先祖の霊(おしょらいさん)をお迎えする行事です。
【閻魔像】
【本堂】
写真右のテントで水塔婆(みずとうば)をいただきました。
個人と家の水塔婆があり、1枚300円でした。
本堂の昇殿にはご本尊・閻魔王像が祀られていて、その天井は花の絵が描かれていました。
昇殿特別拝観が行われていますが、お盆の時期はやっていないそうです。
花天井が大好きなので、またいつか昇殿拝観に行きたいと思っています。
【本堂内昇殿】
写真左奥で御朱印をいただきました。
お盆の時期の、期間限定御朱印です。
期間限定御朱印は4種類あり、どれにしようかスッゴク迷いました🤣🤣
迎える先祖の戒名をしたためた水塔婆を線香場で浄めます。そしてお地蔵様たちの前の水の流れに水塔婆を浮かべます。
水塔婆の下の部分を2回ほどチョイチョイと水につけ、水塔婆の頭の部分を北に向けて、水面に浮かべます。
と、お寺の係りの方に教えていただきました。
この水回向(みずえこう)を行うのははじめてだったので、おっかなびっくり、ドキドキしました🤣🤣
以前からお精霊迎えの時期に行ってみたいと思っていたので、うれしい♥️
【紫式部像】
【紫式部供養塔】
写真建物奥にお地蔵様たちが祀られた水場があります。
手前右に住職さんがいて、尺八をふいていました。
また住職さんの頭上の高い場所にお地蔵様、小野篁像、観音像(だと思います)が祀られていました。
【鐘楼】
迎え鐘をつき、鐘供養をします。
『千本ゑんま堂』に到着したのは11時20分ごろだったので鐘楼前には10人近くの人が並んでいました。
『千本ゑんま堂』を出ようとしていた頃は12時ちょうどだったため鐘楼前には人はいませんでした。
『千本ゑんま堂』のお精霊迎えは、平日の昼間に行ったためか、地元の行事という感じで、観光地化していなくて、静かにおごそかに行われていました。
そんな行事を体験する事が出来て、たまらなくうれしかったなぁ。
一年のこの時期に、大切な人たちに思いを馳せ、お迎えし、そばにいられることは素晴らしい行事だなと感じました。
自分は1人ではないと実感出来ますね。
いつかゑんま堂大念仏狂言にも行ってみたいと思っています。
ではこの辺で❣️
最後までお読みいただきましてありがとうございます❤
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