プジョーが「新型EV」まもなく発表へ 流麗スタイルの「e-408」導入、パリ・モーターショー (original) (raw)

パワートレインはe-308と共通か

フランスのプジョーは、10月15日に開幕するパリ・モーターショーで、ミドルクラスの新型EV「e-408」を発表する予定だ。クロスオーバーの408のフル電動バージョンとなる。

これにより、欧州向けのほぼすべてのモデルにおいて、ガソリン、ハイブリッド、EVの各パワートレインが選択肢として提供されることになる。

プジョー408のEV版がパリ・モーターショーで公開される。

プジョー408のEV版がパリ・モーターショーで公開される。

新型e-408の詳細はまだ明かされていないが、ハッチバックのe-308と同じく、最高出力156psのモーターと容量54kWhのバッテリーを採用する見込みだ。航続距離は最長430km、充電の出力は最大100kWと期待される。

e-308とガソリンエンジン搭載の308の価格差を考慮すると、e-408の英国価格は4万ポンド(約770万円)前後になる可能性が高い。参考までに、世界で最も売れている電動SUV、テスラモデルYの英国価格は4万4990ポンド(約870万円)から。

一方、フラッグシップモデルの508は、英国やオーストラリアなど一部市場で年内に販売終了予定であることが告げられた。

プジョーはその理由として環境規制などを挙げている。しかし、これらの市場では508の販売不振が続いており、それが原因となった可能性が高い。昨年の英国における販売台数は700台以下だった。一方、408は今年に入り3000台近く販売されている。

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