<プレイリスト>Salyuが選ぶ“最近聞いている歌” | Special | Billboard JAPAN (original) (raw)

今年6月23日にデビュー20周年を迎えたシンガー、Salyuが大好評のジョイント・ライブminimaシリーズを行ってきた小林武史、そしてギタリストの名越由貴夫を迎えて3都市のビルボードライブに登場。今回、Salyuに“最近聞いている歌”をテーマに楽曲をセレクトしてもらった。個性豊かな選曲となっているので、コメントとともにぜひチェックしてみてほしい。

1. Shelby Flint「Angel On My Shoulder」

最近この楽曲のレコーディング作業をすることがあったのでレファレンスとして良く聞きこんでいました。
1960年代に発表された温かみある美しい音色。
これはいつか音楽家の細野晴臣さんに「あなたに声があっていると思う」と教えていただいた楽曲です。
休日の朝になど明るい光をイメージさせる優しさに満ちた音楽です。

2. Celine Dion「All By Myself」

世界的な歌姫であるセリーヌ・ディオンは、2年前に自己免疫系神経疾患であるスティッフパーソン症候群の闘病中であることを告白しました。
その後はツアーも中止され、活動も長らく休止状態に見えました。
それが先日開催された【パリオリンピック】の開会式で奇跡の復活を果たします。
人間が秘める無限の力を目の当たりにし、心から感動しました。
そんな彼女から、私がこれまで特に感銘を受けた歌をセレクトします。
これがカバー曲になりますが、彼女の歌唱がとても丁寧なことや表現のダイナミクスが、より鮮明に映し出されるように思います。
この素晴らしい歌唱力を今後も学び続けたいと思います。

3. Mr.Children「Simple」

自分自身がアニバーサリー・イヤーを過ごしているだけに「20年」というフレーズが何だか嬉しくて結構聞いてしまいます。
この曲中の"君"の存在は、私にとっては今日までに巡り合ってきた全ての楽曲たちに重なりました。
長い時間を共に過ごした君とは色々あったけど、今日も傍に居てくれるというシンプルなことが一番幸せであると。
うん、まさに。

4. Bill Evans「Peace Piece」

今年春に第一子となる女の子を出産しました。天使のような存在が我が家にやってきてくれたのです。
それこそが平和を象徴する出来事ですが、赤ちゃんを守り育てる責任は想像以上で日々手応えある時間を過ごしています。
そんな中、ひとりでホっとできるひとときの幸せ感と言ったらありません。今日ならばこの曲をかけたいと思いました。
ジャズピアノの詩人とも称されるビル・エヴァンスの描いた平和の心象風景を深い呼吸と共に味わいましょう。

プレイリスト
公演情報

フライヤー

minima session:Salyu 20th Anniversary edition

2024年10月11日(金)東京・ビルボードライブ東京
1stステージ開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ開場19:30 開演20:30
公演詳細
2023年10月23日(水)大阪・ビルボードライブ大阪
1stステージ開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ開場19:30 開演20:30
公演詳細
2024年11月4日(月・祝)神奈川・ビルボードライブ横浜
1stステージ開場16:00 開演17:00 / 2ndステージ開場19:00 開演20:00
公演詳細

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