【ギンズバーグ最高判事死去】アメリカでもっとも尊敬された女性RBGの生涯 (original) (raw)

米連邦最高裁判所は9月18日、ルース・ギンズバーグ最高裁判事が膵臓がんによる合併症のため亡くなったと発表した。87歳だった。アメリカで歴代2人目の女性判事で、リベラル派や女性、若者たちから絶大な支持を集める人物だった。Business Insider Japanは、多くの人々から尊敬を集めたギンズバーグ判事の生涯を描いた記事(2019年4月6日公開)を再掲します。


2018年アメリカで公開され、大変話題になった2本の映画が日本でも公開される。

日本の女性たちも、これらの映画を見たら大いに刺激を受けるだろうし、男性たちが驚くであろう逸話もでてくるので、ぜひ紹介したい。

ルース・ギンズバーグ氏

アメリカ最高裁の判事の1人であるルース・ベイダー・ギンズバーグ。女性や若者たちから絶大な尊敬を集めている。

REUTERS/Jim Young

1本は「ビリーブ 未来への大逆転」(原題:「On the Basis of Sex」)は日本でもすでに3月下旬に公開されており、ドキュメンタリー作品「RBG 最強の85才」(原題:「RBG」)は5月10日公開予定だ。

いずれも今年86歳を迎えた、現・アメリカ最高裁の判事の1人であるルース・ベイダー・ギンズバーグの人生を主題にしたもの。RBGは彼女の名前の頭文字をとった愛称だ。

ギンズバーグは25年以上、米最高裁で判事を務めている。アメリカでは歴代2人目の女性判事で、現在最高齢判事でもある。彼女の道徳的な高潔さ、少数派意見を述べるときの理路整然とした冷静なタフさは有名で、政治的にリベラルな層や、女性、法曹界、若者たち等から絶大な尊敬を集めている。

「アメリカ人が尊敬する女性ランキング」では必ず上位に名前が挙がる。