オアシスの町イシス『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』旧リメイク版プレイ日記16 (original) (raw)

沼地の中のほこらをでてイシスを探す旅に出た。オアシスのそばにあるということ以外、何の情報もない。まずは南の岩山沿いに西に向かって歩こう。砂漠は目印にとぼしいため、下手に歩くと迷子になってしまう。南に岩山が見える状態を維持しながら歩いていけばそうかんたんには迷わないはず。それでもときおりやってくる砂嵐には用心だ。しかも砂漠は暑い。暑さで喉が渇くがあまり水をたくさん飲むわけにはいかない。イシスにたどり着くのがいつのことかわからないからだ。

西に向かって何日か歩いていると、遠くに水の影が見えてきた。あれがオアシスか。しかし、砂漠ではときおり蜃気楼が現れると聞いたことがある。遠くに見えるのが蜃気楼ではないことを願いつつオアシスに向かって少しずつ歩いていった。

だんだんとオアシスが大きく見えてきた。これはさすがに蜃気楼ではないだろう。ラッキーなことに見つけたオアシスは本物だったようだ。水辺に大きなお城が見える。

そしてここには道も整備されていて、その道沿いには町ができていた。でも、のどが渇いていたのでとりあえず、まっすぐオアシスのほとりまでやってきた。水は澄んでいてとてもきれいだ。飲んでみると匂いもなくうまい。オアシスの水を浴びるほど飲み、水筒にもたっぷりと入れた。

水を飲んで元気になったのでイシスの町を散策することにした。町の中で歌っていた吟遊詩人によるとこの国はファラオ王が作った国だそうだ。
イシスは砂漠の中ながらもオアシス沿いに作られた町ということもあって豊富な水に恵まれている。


町の中に大きな人工の池が作られていて、その中に島が作ってある。ここを眺めている限り、とても砂漠とは思えない美しい風景。井戸端の老人が水を美味しそうに飲んでいる。老人に話しかけた。「砂漠はのどが渇いて。それに魔物たちの恐ろしいこと!しかし女王様の美しさたるやここまで旅をしたかいがあったというものです。」
この老人もまた諸国を旅しているようだ。砂漠の魔物はだいぶ手強い。よく老人一人でこんなところまでやってきたものだと感心した。
井戸端の女性は「つめたい水はいかが?水は私たちの宝ですわ。」と話しかけてきた。たしかにこの砂漠の中で水ほど大切なものは他には決して存在しないだろう。私はさっきオアシスの水を浴びるほど飲んだにも関わらず、井戸の水をもらって飲んだ。

武器と防具の店で鉄のたてと鉄のかぶとを見つけた。砂漠の町にこんなに良い装備が防具が売っているとは。長く青銅のたてを使い続けていたので、鉄のたてに買い替えた。そして鉄のかぶとも買った。これで守備力がだいぶ上がった。

イシスはかなり栄えている上に多くの旅人が寄る町だからだろう。格闘場が設置されている。格闘場はたしかロマリアにもあったと思うが、ロマリアの格闘場では賭けなかった。さっきの防具代を取り戻せたらいいなと思い、遊んんでみることにした。中には予想屋がいた。5 Gで予想を聞かせてくれるという。断ると「たった5ゴールドすら払えない?帰ったほうがいいですよ」となかなかに挑発的。
なので予想を聞いてみた。彼によると、次はひとくいばこが勝つという。私は素直にひとくいばこに賭けてみた。対戦相手はミミック。相手に不足なし。

さて、格闘場にモンスターたちが現れた。この距離からでもすごい闘志を感じる。ひとくいばこはどう戦ってくれるだろうか。試合開始の合図が鳴る。いきなりミミックがザキを唱える。ひとくいばこはその場に倒れた。試合終了。なんとあっけない試合だろう。一瞬のうちに掛け金を失った。あの予想屋にまんまと騙されたような感じだ。
次こそは取り返そう。再び予想屋に聞く。次はげんじゅつし、マージマタンゴ、おおくちばしが戦うみたいだ。予想屋はマージマタンゴが勝つと言う。なのでマージマタンゴに賭けてみた。
試合が始まった。げんじゅつしとおおくちばしの攻撃がマージマタンゴに集中する。そしてげんじゅつしがマヌーサを唱える。マージマタンゴが幻に包まれる。再びおおくちばしがマージマタンゴを切り裂く。マージマタンゴ敗退。なんと2連敗。

とんでもない予想屋だ。3度目の正直という言葉もあるのでもう一度だけやってみよう。

次はマリンスライム、しびれくらげ、マーマン。予想家の予想はしびれくらげだ。オッズ4.9倍。こんなのが当たるのだろうか。不審に思いながらも一応しびれくらげに賭けた。マリンスライムとマーマンが互いを攻撃。しびれくらげはあまり攻撃を受けない。そのうちマーマンが倒れた。そしてしびれくらげはマリンスライムを攻撃。マリンスライムが倒れる。ラッキーなことにしびれくらげが生き残った!これは嬉しい。失った賭け金を取り戻したことになる。予想屋の予想もたまには当たるということがわかった。

格闘場を出てイシスの町を再び歩く。町の北には別の吟遊詩人がいた。彼は「ラララほしふるうでわをつけたならすばやさ上がってうれしいなラララ」と歌っている。ほしふるうでわを身につけるとすばやさが上がるのか。そんなすごい効果があるアイテムがあるのだろうか。あるならぜひ目にしてみたいものだ。

イシスの町から少しオアシスに近い場所にイシスのお城がある。南側以外は水に囲まれた美しいお城だ。しかもこれが砂漠の中にあるのだから旅人は皆驚くだろう。石できれいに舗装された道を進みお城に入ると、かわいいネコたちが出迎えてくれた。

このあたりはネコを神として崇めていた時代もあるようで、ネコがとても大切にされている。お城の中で何匹も猫が飼われている場所は世界中を探してもここだけだろう。
城の中には学者がいた。彼によるとピラミッドは王家の墓で、王とともに多くの宝物が埋められたそうだ。しかし、ピラミッドはどろぼうに荒らされているという。するともうめぼしい宝物は残っていないのだろうか。
2階では子どもたちが遊んでいた。一人がわらべうたを歌ってくれた。「まんまるボタンは不思議なボタン。まんまるボタンでとびらがひらく。東の西から西の東へ。西の西から東の東。」どういう意味だろう。それとも特に意味のないただの童謡だろうか。

ところが西側の部屋で会った女性は「子どもが歌うわらべうたにはピラミッドの秘密が隠されているそうですわ」と話してくれた。ピラミッドの秘密?古代に作られたピラミッドにいったいどういう秘密があるというのだろう。しかも意味がわからない歌詞だ。

女王に謁見した。女王は「ひとときの美しさなどなんになりましょう。」とおっしゃった。心をきれいに保つことが大切だそうだ。さて、イシスの散策も終わったし今日は宿屋に泊まってピラミッドには明日向かうことにしよう。

イシスはエジプトをモデルにしている国だが、場所がまったく異なり、なぜかアフリカの西側にある。実際のエジプトはナイル川沿いの国なので東側。なぜこのような配置にしたのだろうか。イシスを東に配置すると砂漠が何の用もない場所になるからだろうか。かつてギリシア人の歴史家ヘロドトスは「エジプトはナイルの賜物」と言葉を残している。これは ナイル川が運ぶ肥沃な土によって、エジプトで農耕が発達し、エジプト文明が築かれたことを表しているのだが、ドラゴンクエストIIIのイシスはナイルの賜物ではなく、オアシスの賜物になっている。ちなみにイシスという町の名前はエジプト神話における豊穣の女神であるイシスに由来している。というよりそのままの名前を借用している。

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