カラスの嫁入り - ちるちる (original) (raw)

原作既読ですが、原作の雰囲気を壊さずよく表現されているように思えます。内容もとても分かりやすく、原作未読で聴いても問題はないかと。

繁栄のための政略結婚、婚約破棄、替わりに差し出された姉弟、身体の結びつきで継続し増強する特別な力…、書き出してみると、ジメっとしたエロなお話が思い浮かびますが、可愛らしいファンタジーです(笑)

榎木淳弥さん演じる受けの凪はぼんやりとした無口な子というより覇気のない子だなといった印象。でも未経験なのに夜這いしちゃう末恐ろしい子。その後もとても積極的です。でも普段は終始覇気がなく、何考えているかわからないので、攻めの理央演じる小野友樹さんとの演技の差みたいなものが気になってしまう。家庭事情もありあまり感情を表に出す子じゃないと思うので仕方ないのですが。おねだりする凪はとても可愛かったです!

理央演じる小野友樹さんはさすがの演技です。理央の優しさ、懐の広さ、と言うよりなんでも受け入れちゃう世間知らず?な一面もあり、芯が強そうでいてぽやぽやな理央を表現しているなと。凪を見てソロプレイしちゃう理央、可愛かった!

公式通販特典はミニドラマ(原作の其の後)とキャストトーク(小野×榎木)です。このミニドラマが甘い!原作も甘々だったけど、音声になると砂糖吐きそうなほど甘く感じられました。良いです。

内容よりも、天崎滉平さんの宇迦(狐)神尾晋一郎さんのコガネ(カラス)の鳴き声を聴くほうが楽しかったです。神尾さんは最初の鳴き声プランが本当に下手だったと公式通販特典のフリトで小野さんが言っていました(笑)そもそも狐の鳴き声って??ですが(笑)