離婚しやがれ、α様 love nest - ちるちる (original) (raw)
2冊纏めて通しで読んだ神評価です。
念のため書いておくと、こちらは続編(2巻)です。
無印の「離婚しやがれ、α様」から是非どうぞ…!
2冊まとめてのレビューになるんですが、
めっっっっちゃ良かったです(∩´///`∩)
βからΩへの変性をキッカケに
幼馴染みで親友だった相手と番になる。
今まで築いてきた関係が崩れてしまう。
幼馴染みとしても、親友としても、番としてもどれも中途半端な結果に。
『俺は親友を失って運命の番を手に入れた』
↑これがもぉぉ刺さりに刺さりました(;///;)
上手く言語化出来ないけれど情緒乱れませんか?
親友と番を両方得ようとする器用さがなく、
愛情表現がとてもとてもとても下手なんです…!
(とくに攻めの愛情表現は、)
(不器用を通り越して傲慢ですらある。。。)
そんな紆余曲折がある無印(1巻)を経て、
今作は彼等の関係に強い絆と深まりを感じます。
二度と同じ過ちは繰り返さず愛情表現を第一に。
イチャラブ満載で終始ニヤニヤニヤニヤしました////
ページ数は166ほどで紙本の厚さは薄いのかな?
ストーリー展開はポンポンと進んでいきます。
さてさて。
夫夫として仲良く歩み始めた2人は
そろそろ子作りをしようかと家族計画を始めます。
しかしレイの身体はΩからβに戻りつつあって…。
βに戻れば子どもは出来ない。
番契約も終わってしまう。
そんなこんなで
レイが変化する身体の不安を抱えていたり、
高校時代の同級生が登場して絡んできたり、
天星のお兄さんが意外な形で再登場したり、
と色々ありつつお話が展開します。
続編の良さがありましたねー!
壁が立ちはだかっても前とは違うんですよ。
天星が頼もしくカッコ良くて驚きましたw
慈しむのような愛情も見られて大満足です////
また、
天星がレイに惹かれた部分も良く伝わります。
明るくて、家族に愛されて育って、懐が深い。
人と人を繋ぐ架け橋のような優しさがグッときました。
そして個人的にツボだったのが
天星とレイの関係を第三者視点で見られたこと…!
今作で登場する同級生・タカラは
レイの不安を煽るところが正直嫌いなんですが、
タカラの目を通した天星×レイの姿は萌え!!!
(特に高校時代の両片想い感~!!!)
(ほんの少しだったけどめっちゃ萌えた////)
天星を好きだからこそ何も話せないレイと、
レイの気持ちを一番に考えている天星の愛情。
好きと優しさが合わさった関係に昇華されてすごく良かったです(∩´///`∩)スキ!