姫君の輿入れ - ちるちる (original) (raw)
最初は歴史モノ苦手なんだよな…とビクビクしていましたが、あっという間にお話に引き込まれました。
聴きごたえあるお話です。
所々ピンとこない用語がありましたが、調べればすぐに理解でき楽しめました。
言葉のやり取りがこの時代ならではで興味深かったですしとても素敵でした。
歴史モノに抵抗ある方…私もそうでしたが大丈夫だったとお伝えしたい…!!
見栄を張りたい父親が吐いた嘘のせいで姫として育てられた男の子の話ですが、この設定で既に美味しそうな香りがしていました。
実際聴いてみると、あらすじから楽しみにしていた気持ちが裏切られない文句なしの内容でした。
狭霧ちゃんが可愛いこと、可愛いこと。
野島さんはとても愛らしい女の子(のような)声。
でも女々しすぎないところが絶妙でたまりません!!
これもう女の子やん、な声だったら良さが消えていたと思います。
しおらしさがたまらない。
攻めの小野さんももちろんド安定ですし周りのキャストも皆豪華!
落ち着いた大人声は余計に物語に集中させてくれました。
えっちは最初無理矢理系です。
この狭霧ちゃんの声で喘ぐ野島さんは相変わらずもうさすが!!
隅々まで狭霧ちゃんです。ぶれないところが本当に好き。
でも全体的に濡れ場はあっさりフェードアウト気味です。
聴きたくないかと問われれば嘘になるけど、そこを求めずとも完成されたお話だと思います!
この作品は愛だけではなく一人の少年の成長の物語でもあると思います。
どちらも満足いく仕上がりで、一つの物語を読み終えたような満足感が得られました。
なんだかんだこの短期間で3回聴きましたよ(笑)
いい作品です。