梨園の貴公子 - ちるちる (original) (raw)

表題作 梨園の貴公子

あて馬

千石 → 堀内賢雄

その他キャラ

常盤紫川[飛田展男]/ 長田[花輪英司]/ 藤村虎之助[安元洋貴]

あらすじ

息詰まる愛の駆け引き!美貌で性悪の危険な男、「色悪」。彼こそが、歌舞伎界の名門御曹司で華も実力も備えた常磐宗七郎だ。カメラマン尾上浅葱は、強引に持ち込まれた写真集の企画に反発を抱く。「二週間で絶対に引き受けさせる」という傲慢な態度。だがファインダ-を通して観た常磐はゾクゾクするほど艶っぽく、高慢な浅葱のプライドと恋心まで刺激して…!?

作品情報

作品名

梨園の貴公子

著者

ふゆの仁子

イラスト

円陣闇丸

媒体

CD

作品演出・監督

阿部信行

脚本

佐藤拓

原画・イラスト

円陣闇丸

オリジナル媒体

小説

メーカー

インターコミュニケーションズ

シリーズ

梨園の貴公子

収録時間

76 分

枚数

1 枚

ふろく

なし

パッケージ発売日

2005/12/10

JANコード

4523513521474

(8)

萌々

(2)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数

10

得点

72

評価数

20

平均

3.7 / 5

神率

40%

レビュー投稿数10

しっとりとした、大人の受です。

若手歌舞伎俳優(傲慢な年下攻・森川さん)とカメラマン(受・井上さん)
+カメラマンの師匠&元愛人(堀内さん)、と言う設定。
まず、梨園って設定をドラマCD化しようって言う心意気がすごいなと。
ちゃんと歌舞伎のシーンもあるので、大変だったろうなぁ。

その手のシーン、井上さんが壮絶に色っぽいです・・・。
激しくはないんですよ。穏やかなんだけど、生々しいって言う・・・。
音がね・・・想像を掻き立てられるというか。
擬音もそうなんですが、衣擦れの音とかね、リアルなのなんか!
聞いてるこっちが恥ずかしい・・・
無駄に喘いでないのもいいですね。
きゃんきゃんした受けはあまり好きでないので。こっちのが全然いい。
井上さん(浅葱ね)が、イった(と思われる・笑)後の吐息なんて、もう!
はぁぁあぁぁぁ~~~~(うっとり)
いつもの、低音の井上さんなんだけど、お相手も森川さんですからね、
その辺が絶妙なバランスなのかな?
意外と"ガチ"な感じはしなくって(笑)、ナチュラルで、よいのです

宗七郎は、傲慢・・・って感じもしなかったかな。
むしろ、最中に本名で呼んで欲しい、とか可愛いじゃないですかv
(名前ネタ好きなもんで。)
浅葱も宗七郎に惹かれてるんだけど、まだちょっと意地を張って?
酒の勢いにしておいてくれ、とか逃げ場を作っちゃう辺りが大人ですね。
その辺の心理描写も良かったです。
堀内さんの千石の嫌なやつっぷりも良かった(笑)

フリートークで「恥ずかしさは全く無い」と言った井上さんに
プロを感じました!(笑)

誰が何と言おうと

久しぶりに聴きたくなって・・・。

私の中の神、井上和彦さんの初受けにして最後の(今の所ですが)受けの作品。
原作は既読です。大好きな作品で定期的に聴いてます。
私の大好きな年下攻めで、井上和彦さんが受けなんです。攻めは帝王の森川智之さんです。
これはもう誰が何と言おうと神作品なのです。

写真家の尾上浅葱(受け)と歌舞伎役者、常盤宗七郎(攻め)のお話です。

井上和彦さんの男らしく受けて立つのがかっこいいんです。受けなんですけどね。
何だろう・・・。そこはかとなく、色っぽいんですよね~。
続編あるんですがもう出ないだろうな。

千石役の堀内賢雄さんのいやらしさが際立っていました。さすがですね。

紫川主役のお話も出ないんだろうな~。

はじめてかったBLCD

井上和彦さんの受けはほんと好みです

東雲月虹

13/03/08 22:07

贅沢だなぁ…

井上さんの初受けってだけでぐぁっとテンション上がるんですが
森川さんの年下敬語攻め!!!
満身創痍な冒頭から、酔って素を曝け出すシーン、
井上さん演じる浅葱に夢中になり、ワンコっぽくなるとか
色んな帝王を堪能出来ます♪
シーン4の酔ってるところ、本当にそんな口調で惚れ惚れ~!!!
決してわざとらしくないんです!
介抱したくなる……。

紫川の兄さん役・飛田さん、うまいっ!!!
声と話し方が、かなり女形を演じる方のそれっぽい!!!
少ししか出番無かったですが唸りました!プロだなぁ…。

父を超えられない、誰も自分を唯一無二と思ってくれないと
嘆く宗七郎に同情せざるを得ませんでした。
過去の事件も含めて…。
それに絆される浅葱、綺麗系のお声とはちょっと違う気がしましたが
大人の男らしさがずぅんとキます!!
森川さんの年下攻めも引き立つ感じ♪

キス音、ものすんごくえっっっっろい!!!
って思ったら、演出・阿部信行さーん!!w
いい仕事してはる……。

堀内賢雄さんの悪役っぷりと、最後のへなちょこ感!
いいなぁ…。
かなり自分のことしか考えてないようなところが!(褒め言葉ですよ)

巻末フリートークで賢雄さんに
「それじゃアヒルじゃないですか」森川さんのツッコミ!w
色々笑わせてもらって、
やっぱりフリートーク素晴らしいです……。
足のふくらはぎが攣った痛みですら
喘ぎに混ぜてしまうベテラン井上さんらしいです。
冗談で言った“受け”が本当になるとは…井上さん、自業自得ですよ!w

円陣闇丸さんのイラスト!!!
美しすぎる……。
原作も是非読んでみなければ!!

歌舞伎に重点を置いているわけではないので
歌舞伎ファンには物足りないかもしれませんが
一般的には歌舞伎役者×カメラマンの大人の恋を楽しめると思います♪

知識がない私でも、さすがに“なしえん”とは読みませんでしたよw

井上和彦さんの初受け作品

原作未読の状態でCDを購入。
井上さんの「受」だけを聴きたくて買ったので、
あまり内容は期待していなかったのですが……面白かったです!
アダルティーなCDでした!

梨園が舞台ということで、
劇中劇で歌舞伎をちょこっと披露する声優さん達。
技術はそりゃ~本職には劣ります(当たり前だ)。
しかし!歌舞伎っぽさというか、雰囲気はよく出ていました。
森川さん演じる常磐は御曹司オーラがバシバシ出ていて、良かったです!

特にときめいたのは、紫川役の飛田さん!!
こういう女方、実際にいそうです!
劇中劇も頑張っていたけれど、
常磐の楽屋に訪ねてきた時の素の喋り方が、
まさに女方だなぁ~という感じで。ステキでした。
出番が少なすぎるのが残念。

あらすじ・イラスト・登場シーンから、
常磐(森川智之)は一筋縄ではいかない
「色悪」タイプなのかと思っていたのですが。
とっても真面目で素直な可愛い年下くんでした!

そんな可愛い年下くんを受け止め、
甘やかしてくれる年上美人・浅葱(井上和彦)。
包容力がある大人の受けでうっとり。

この作品で井上さんは「初受け」だったらしいですが。
濡れ場でも声が高くならなくて、
低く甘い声で呻くように喘いでいるのがイイ!
控え目に喘いでいるのが初々しくて色っぽくて。
大人の男という感じです。
井上さんの声は普通の雑談をしているだけでも甘くて、
エロいから困ります。

この作品が収納されている本棚