俎上の鯉は二度跳ねる(1) - ちるちる (original) (raw)

『窮鼠はチーズの夢を見る』の続編CD

今ヶ瀬(遊佐)に、とうとうつかまってしまった恭一(中村)
かいがいしく恭一(中村)の世話を焼く今ヶ瀬(遊佐)に
つかの間の幸せが訪れます。

長い間、待って待って、奪って
やっと手に入れた恭一(中村)のカラダ。
流され侍の恭一(中村)も、なんだかんだと観念したかに見えたのに・・・
今ヶ瀬(遊佐)には“終わり”がくることがわかっていて・・・

ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!!
泣いた泣いた泣いたっ!
ぐしゃぐしゃに泣きました。

本当に不幸体質の今ヶ瀬(遊佐)の恋愛論には
どーしようもないなぁと思いつつ・・・それが恋だよねーっ!

どんなに傷ついてもボロボロになっても
それだけ執着できる恋を見つけた今ヶ瀬(遊佐)は
幸せなのかもしれない。

自分でもどうしたらいいのかわからないところまで
恋情を募らせた先はどす黒くって、醜く歪んで・・・
でも美しいと思いました。

遊佐さんは巧い!ほんとに巧い!二度書きましたw
遊佐さんのセリフどれもこれも胸に突き刺さって痛かった。

恭一(中村)の男性像が、またリアル
ヒドイなぁと思うけど憎めない・・・母性本能をくすぐるというか
庇護欲をくすぐる感じを中村さんが上手に演じてました。
だらだらっとして、ゆるゆるでだらしない恭一(中村)の雰囲気が
私はどことなく中村さんのイメージと重なるのですがw
本当にぴったりでしたねぇ。

リバという設定。
ここにきて、配役が、遊佐さんと中村さんだったということに
またひとつ納得!
お二方とも、受けも攻めも巧い声優さんですからねぇ
無理なく聴けました。

『俎上の鯉は二度跳ねる 前編』ですからね・・・
原作では一気読みできたラストまではCDでは聴けないです。
CD2枚揃えてからのほうがいいかも
だって非常に・・・辛いところで終わってます。
原作本を読んでいるので、筋はわかっているけど
ずーーーーっとハラハラしながら聴きました。
心臓どっくんどっくんしますよ。
へビィなCDです。

誰もが、たまき(斎藤千和)に対してイラっとするはずw
もぉー!ほんとに!たまき(斎藤千和)がいい子でイラっとするwww

フリトはナシですが、キャストロール(約2分)として
ひと言コメントは聴けます。
「たまきに対するバッシングはやめてください」との注意がありましたのでw
バッシングはしない方向でwww
通常、BLCDのフリトに女性声優はいらないと思うのだけど
千和さんのコメントでちょっとたまきに対してのイライラが緩和されました☆