黒衣の公爵 - ちるちる (original) (raw)

SFファンタジー。
地球から旅立った2艘の巨大宇宙艇
1艘につき6百人の男と4百人の女が乗り合計2千人という人類が
惑星へブンという地に移住し5百年後の世界。

北青王国と南紅大国とふたつの国に別れ
人工生命体「アダム」と「イブ」がそれぞれを支配してるんですよ。

そして戦争が勃発している。

特使という名目で虜囚として送られることになった
シオン(立花)は、北青王国第二皇妃の子で第5皇子。
美しいシオン(立花)を愛する者には死が訪れるという
黒衣の公爵なのです。

そんなシオン(立花)を愛する南紅大国の若き国王
嵩原天人(森川)は、他国間の婚姻は認めないという
「イブ」の戒律を破りシオン(立花)を王妃にするという・・・お話。

エドワード(羽多野)は、シオン(立花)の兄で近親相姦アリ。

男性機能を失ったソラ(日野)は、シオン(立花)の侍従で母親のような存在。
天人(森川)やエドワード(羽多野)の話に耳を奪われるけど
最終的にソラ(日野)との再会を描いている作品だと思いました。
原作ではラストにソラ(日野)の歌声が聴けるシーンがあるのですが
せっかくの音声化なのに歌声が音声化されることはなかったです。

この作品シリーズモノのようで、これ1作では序章といった感じがする。
シオン(立花)が、なぜ黒衣の公爵と呼ばれるようになったのか
過去の話を交えて語られます。

1枚モノですが、ものすごく重厚な感じがしました。
BGMが非常に世界観を盛り上げている!素晴らしいっ!!

天人(森川)とのやりとりよりも
エドワード(羽多野)やソラ(日野)とのやりとりのほうが
聴きごたえがあったなぁ。
羽多野さんは、イカれ役なんですがwフリトもちょっとヤバめな感じでwww
本当にかわいらしいなぁと思いました(ほめてます)
ソラ(日野)とシオン(立花)は、どちらも中性的な感じで
そこに性欲はないんですが、しっかりと愛があるんですよ。
ちょっと芝居に引き込まれてラスト泣きそうになったわ。

天人(森川)との絡みは、国王らしく格調高い感じで美しかった。
ファンタジーという世界観に森川さんの低音がビシっと決まるぜ。

天人(森川)16歳時も
シオン(立花)12歳時も
女性声優などが代役することなくお二人が演じていたのもよかったな。

ちらっとしかでない仁(檜山)、アンディ(下野)などの
今後の展開も期待。

ナレーションの遠近さんも、よかった。

シナリオをバックアップするようなジャケ絵も素晴らしい。
ファンタジー好きは、ぜひに☆

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フリト 約15分 (森川、立花、檜山、日野、羽多野、下野、遠近)
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お題「勝負服、色は?」
お題「どんなロボットがほしい?」
大盛り上がりwww