WORK in ミニドラマCD付き初回限定版 - ちるちる (original) (raw)

表題作WORK in ミニドラマCD付き初回限定版

攻高瀬/コージ

年下の上司/舞台の大道具さん

受飯塚/タバコ屋のおとーさん

ゲイの部下/史郎

あらすじ

年下の上司・高瀬と飲みに行ったゲイの飯塚。二人の距離が縮まる中、飯塚は高瀬に好意を抱き始めていた。けれど、二人で飲みに行った晩の記憶がないと高瀬に伝えた途端、飯塚は距離を置かれてしまう。何をしたのか思い悩んでいた飯塚だったが、高瀬に突然キスをされ...!? 初回限定版は豪華ミニドラマCD付き!

作品情報

作品名

WORK in ミニドラマCD付き初回限定版

著者

鈴木ツタ

媒体

漫画(コミック)

出版社

コアマガジン

レーベル

drapコミックス

発売日

2010/03/25

ISBN

9784862527745

(1)

萌々

(1)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数

8

得点

27

評価数

9

平均

3.1 / 5

神率

11.1%

レビュー投稿数8

ドラマCDがイイ!

2カップルの話が収録されています。限定版はドラマCDつきなのですが、このCDがいいです!(30回以上繰り返した聞いたという時点で、もはや神にするしかない…。)カバー下のイラストの二人も可愛くて良いです。

act1と2は、高瀬×飯塚の上司部下カップル。
act3~5は、コージ×史郎の子連れ×ゲイカップルです。

後半のコージ×史郎も、史郎の娘ミチのはじけっぷりとか、史郎の変貌ぶりが面白くて好きです(「おとーさんと恋に落ちたい」はもはや名言!)が、前半の高瀬×飯塚が、リーマン好きとしてはたまらなかったです。ノンケの高瀬の方が、臆病なゲイの飯塚より積極的だというのが何とも良かったです。高瀬が体格良いいかにも攻めという感じじゃなかったのがまた良いです。「夢なら早く覚めないかなぁ」とか飯塚も可愛かったです。

ドラマCDは表題作「WORK in」を抜粋でなくact1と2の高瀬×飯塚カップル分をCD化している贅沢な19分弱でした。高瀬役は高橋広樹さん、飯塚役は千葉一伸さんで、作品にぴったりのお声でした。淡々と飯塚を落としにかかる高瀬と、慌てる飯塚が良かったです。お二人だけなので、バーで高瀬が飯塚をさらっていく場面がカットされていて、高瀬の「させません」が聞けなかったのが残念でした。飯塚の元彼との回想場面とか、原作よりCDの方が分かりやすく感じました。原作では「人目のない所で」を「二人きりの所で」にしていたり、ちょこっとした違いが甘くて素敵でした。この二人のCD、もっと聞きたかったです!なお、キャストトークは会話でなく一人ずつ、早口で感想を話された31秒でした。

ちなみに、ドラマCD「WORK in ワーキン」が発売されていて、そちらはコージ×史郎です。

東雲月虹

12/09/17 23:36

ツタさんの生真面目さがナイス!

そうです、ツタさん贔屓のワタクシです。
だってこんな“ここぞ”って時に色っぽい表情をドカンと持ってくるなんて
まいらないわけないじゃないスか!!
意図的なのか私が洗脳されているだけなのか
もうこの際どうでもいいんです。大好きだから!!

「自分のどこに几帳面さがあるのか全然わかりません」とおっしゃるツタさんですが
モノローグ、セリフ、心情の動きに表れているのに!
絵柄はそりゃざっくりした感じかもしれないけど
その味がたまらないんですってば……。
あれ、レビューじゃなくただのラブコールだな;

寂しいから恋をするのか、
誰でもいいっていうのは誰とでもいいという事だったのか。
職場に、ゲイと元彼の嫌がらせで知られてしまった飯塚…。切ないです。
栄転してきた若い上司・高瀬に虚勢を張りますが
微妙に距離を置かれたように感じるとツラくていたたまれなくなり
バーで自暴自棄になりかけ…で高瀬王子(?)が連れ去りに来ます。

甘い愛の言葉と好意に慣れない飯塚を抱き締めたくなりました!
もう昔の男なんて忘れて、そのまま素直に身を委ねてほしい。
確かに裏切られるのは誰だって怖い。
でも、恋をせずにはいられない。
“きっとあなたとなら”と、信じたい相手が現れたならば…。

コージ×みちのお父さん、い、色気たっぷりで鼻血出そう!!
それをいい塩梅にみちが中和して癒してくれてますw
ワケ有りのやもめに色気がないわけがない!(私はないが)
二人ともいいトシしておいて、
本気の恋にあたふたしてしまう様子は萌え以外の何でもないですよ!!
想いが通じ合ってもすぐ関係しないあたりも素敵。
時間の問題でしょうけども。
とりあえず当て馬コージが恋に落ちてくれて良かった♪

みちは健やかで可愛いですが、
いくら近いからといって夜一人で
学校にノートとりに行くのはやめてぇぇぇぇ!!(泣)

…ポテトサラダにきゅうり入れますよね?
玉ねぎを入れるか否かは各ご家庭によるかもですが。
気になってしまいました。

おまけまんがの『ガリ勉くん』素敵!
こういう努力も必要ですよね!!いや本当に!!
Hはいかに相手を思いやれるか、がベストだと思うおぼこです。(←?)

ミニドラマCDの高橋広樹さんと千葉一伸さんは
初々しさがあって、ある意味ドキドキでしたw
しかしいい声のリーマンがいたら仕事にならんような…。

ワ―キンなのにあんまり働いてなくても、
WORK INは「挿入する」って意味なのに挿入してなくても
とにかくツタさん、LOVE!!w

ツタさんの絵のフェロモンがぁーー!!クラクラです

ツタさんのカラーイラストの進化が、もうハンパなく色気を垂れ流してゾワゾワと脳を刺激するですよ!
表紙ももちろんですが、中扉のカラーページはフェロモン撒き散らして鼻血もんですっ。
さて、この本は二組のカップルのお話で成り立っておりますが、どちらかというと自分的には後半、大道具のコージとタバコ屋のおとーさんのお話がキュンときました。

上司・高瀬×部下・飯塚
飯塚のマイノリティであるがゆえの臆病さ、
高瀬のこだわりのない人柄とノンケであるがゆえの大胆さが、絶妙なバランスで触れあって、飯塚をグルグルとさせるのだが、その飯塚の一人であたふたする様が何とも愉快で可愛らしい。
しかしながら、その根っこは大変に奥深く、社内での偏見とか立場のなさなど深刻である部分を、外部から来たというその隔たりのない人柄の上司だからこその公平さで飯塚が救われるのがほっとさせられるのです。
ちなみに、オチとして優秀で勤勉な高瀬の人柄が描き下ろしで「ガリ勉くん」と称して男同士のエチに発揮されている部分が・・・爆笑!!
いや~こういう積極的なノンケの人は好きだーーー!!
どうでもいいことですが、社内の七三メガネの嫌な性格の男、あいつはメガネを取ったら絶対33の目だと思うよ(笑!)

大道具さんコージ×タバコ屋のおとーさん
おとーさんの娘を家まで送ったことから始まる出逢い。
これは一目惚れなのであるが、やはりここにもコージのマイノリティであるゆえの遠慮が、おとーさんの離婚理由と絡んで切なさを演出する。
二人だけであれば、多分中々進展しないであろう関係なのだろうが、子供が登場することによって(いかんせん子供というのは素直で思った事をすぐ口に出してしまい、またそれに一貫性がない)それが功を奏すのである。
自分の性癖を確かめてみたいけど勇気がないおとーさん。
うまくそれに便乗してしまおうと(でも嫌われたくない)押したり引いたりするコージ。
まだこれは、このカプの行方はありますよね?
期待なのであります!
おとーさんは、子供は?コージは?気になって、気になって・・・

尚、この2編は微妙にゲイである飯塚とコージが通うバーが同じという点でバーのマスターがリンクしております
思わず”ピーチパイのママ”を連想してしまった自分はどんだけピーチパイのママが好きなんだー!?と自覚させられました(汗、)

尚、初回特典CDはこの本の高瀬×飯塚編が入っています。

CD目当てでしたが…

コミックス本編も楽しかったです。
鈴木ツタさんのとこの「かわいい顔した攻め」が自分のストライクゾーンのど真ん中を打ち抜いてくれていることを実感。(笑)
そして、ちょっと傷ついてる年上の普通め(に見える)男性(受け)がこれまた萌える!
素晴らしい取り合わせでした。

二カップルで2:3くらいの割合になっているのですが、
私は前カップル(2の方)により萌え上がってしまいました。
サラリーマン大好き!
なんて素敵なんだサラリーマンよ。

男前の大道具さん×タバコ屋の普段はもさいお父さん(子持ち)
のほうが分量は多いですし、こちらが好きって方も多そう。
お父さんはお約束のごとく「実は美形」なとこも素敵だ。
みちるちゃん(お子さん)もかわいかったです。
こっちのカップルでお話は続いていくのでしょうかね…。

鈴木さんなので今回もカバー下が楽しみでした。
かわいい。

できたらサラリーマンカップルの続きもまだまだあって欲しいなぁ。

久江羽

10/04/02 23:14

CDを聴きながら読もう

5話入っていますが、1~2は年下上司×ゲイの部下のサラリーマンカップル。3~5はゲイの大道具さん×たばこ屋のおやじ(バツイチ、子持ち)のお話です。リンクしていますが、全く別のお話です。

【高瀬×飯島】
ゲイが職場にばれて、居心地の悪い思いをしている飯島は、新しく上司になった年下の男・高瀬に仄かな恋心を抱いていたのですが・・・
とにかく飯島がネガティブなので、いちいちイジイジするし、高瀬は遠まわしなので“結局どうしたいの?”って言いたくなるしと、もどかしい展開です。
実は、フキダシのどの部分が高瀬でどの部分が飯島の言葉なのか分からないところがあったので、「分かりづらいお話だなぁ」と思っていたのですが、初回限定のミニドラマCDが付いているので、助かりました。
聴きながら読むといいと思います。
(CDの感想はCDレビューに書きます。)

【コージ×おとーさん】
恋人募集中のゲイ・コージがたまたま出会った少女の父親は、眼鏡を取れば大変美系なタバコ屋のおやじでした。
少女を間に挟み、二人の関係が少しずつ近づきます。
コージのほうはこの関係を維持する為に慎重になり、おとーさんのほうは天然っぷりを発揮したり、自分の気持ちに向き合えずあたふたしたりと、コロコロ変わる表情が楽しいです。
お話としてはこっちの方がわかりやすくてよかったです。
「恋に落ちたい」「愛されたい」というコージ君の切実な気持ちと、一歩踏み出す勇気を出したおとーさんの思い切った気持ちがジーンと伝わってきます。

カバー裏情報によると、こちらは「おとーさん編」に続くようです。
楽しみ♪

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