遠い日の蝶 - ちるちる (original) (raw)

「G線上の猫」のスピンオフ。
↑の2人の短編も入ってます。

いやー宮城さんは本当に綺麗な絵を描かれます。
画面が透明感と繊細な華やかさで溢れてます。

このシリーズ本当に大好きです!
■真夏の距離■
池田 篤志(音楽会社勤務)×成川 理也(バイオリニスト)

真夏。
エアコンが壊れてしまった池田の部屋に内緒で帰国してきた理也が泊まりに来て…。

成長した2人です。
真夏にエアコンないのはきっついですねー。
そら理也ごねますよ。
でも池田も将来の事を考えて貯金したいし、理也に買ってもらうのは嫌ー!ってのは分かる。
けどその状態でエチして脱水症状に陥るとは…(汗)

■遠い日の蝶/夜も、昼も/ある晴れた日に■
アーヴィング=ラッセル(イギリス人指揮者)×成川 佐紀(ピアニスト)

ピアニストとして活躍中の成川佐紀は、ある演奏会に出るため、いとこでありバイオリニストである成川理也と一緒にとある別荘に招かれた。そこで、学生時代に付きあっていた男、アーヴィンと最悪の再会を果たす。互いに想いを残しながらも、自分のプライドと意地から素直になれないまま別れたふたりだったけれども…!?

佐紀さんの理也への保護者っぷりが素敵。
ってか理也可愛い((o(。・ω・。)o))
言葉の足りなかった2人だけど、その想いの伝え方が素敵です。
佐紀さんが作った曲(しかも軽いノリ)をアーヴィンが譜面に起こして尚且つ編曲。
それを佐紀さんが奏でることで応える。
音楽家同士ならでは…ですね。

「夜も、昼も」ではネクタイでベッドに縛られちゃってます。
酔っ払ってても言ったことの責任は取らされる佐紀さんw
相当酔っぱらってたからなー…アーヴィン早く帰ってあげてー。
佐紀さん、尿意もよおしたら大変ですよー。
あー…でも必死にこらえて待つ姿も…(*´Д`)ハァハァ←

最後の話、独占欲丸出しでフォアマン氏を牽制してるアーヴィンに(・∀・)ニヤニヤ。

あとがきで作中に出てきたアーヴィンの楽譜手描きだったのかΣ(・ω・ノ)ノ!と驚かされました。
めちゃくちゃ綺麗だからパソコンかと思った。
宮城さんさっすがー!!!
職人技ですねw